辞められない理由の一つが日本の将来に対する漠然とした不安です。
私はかなりの悲観主義者です。
アベノミクスが成功して緩やかなインフレと財政健全化が達成できればいいです。
でも私は日本の政治家も有権者も信用していません。
日銀金融緩和は実質的な国債引受から抜け出せないでしょう。
政治家はバラマキを続けて財政収支がますます悪化するでしょう。
私自身、自分が生きている間さえ財政破綻しなければいいという利己主義です。
異次元金融緩和が将来どのような結果をもたらすのか私にはわかりません。
国債買入が2017~2018年に限界になるという指摘があります。
国際通貨基金(IMF)は3日発表した個人名義の論文で異次元緩和の技術的な限界を指摘。「現状の国債買い入れは2017~18年に限界が来る」との見方を示した。日銀による大量の国債買い入れによって市場のゆがみが増し、日銀内でも異次元緩和の副作用を巡って不協和音が生じている。異次元緩和の導入から2年余り。金融政策運営の先行きにも不透明感が漂いつつある。
金融緩和が強制終了になったとき、金利高騰、ハイパーインフレといった事態が起こらないか心配です。
インフレになって困るのは貯蓄で生活している年金生活者です。
働き続ける
インフレになっても給与所得者であれば(物価上昇率に及ばなくとも)給与は増えますので何とか食べていけるでしょう。
異次元金融緩和の転換点となる2018年まで仕事を続けようと思います。
選択定年できるのが2017年からなのでほぼいいタイミングです。
外貨建資産を増やす
経済危機になると日本円は大幅な切り下げになると思うので資産の一部を外貨建で持っています。
外貨建資産を購入したり、FXでドル買いしています。
また外貨預金はほぼ全額を香港など外国の銀行に預けています。
マネープランクリニックへの質問では外貨預金の区分を「投資」としましたが、米ドルは日本円よりずっと安全な「貯蓄」だと思っています。
中国元を自国の通貨としたジンバブエのように日本がならないことを祈ります。