漠然と退職日は自分の誕生日だと考えていました。
定年退職の場合、満60歳の自分の誕生日と決まっているからです。
でも早期退職の場合、退職日を敢えて自分の誕生日にする必要はありません。
会社の規定を調べて損をしないよう退職日を決めるべきです。
- ボーナスをきっちりもらう
- 有給休暇を完全に消化する
- 有給休暇の基準日を考慮する
- 退職金の計算方法を知る
- 給与手当もしっかり使う
- 社会保険料の支払を考慮する
- 自己都合になるか会社都合になるか
- スケジュール
ボーナスをきっちりもらう
受給資格は会社によって異なり、就業規則に書かれています。
知人の会社は早期退職の場合、算定期間に在籍していても、ボーナス支給日までに辞めていたら1円ももらえないそうです。
就業規則に「賞与支給対象者は、原則として支給日現在在籍している者とする」と書かれているのだと思います。
私の会社の就業規則には「賞与支給対象者は、賞与算定期間の末日に在籍していること」と記載されており、支給日に在籍しているかどうかは関係ありません。
しかし、算定期間末日の間際に辞めたりしたら1円ももらえないので大損です。
賞与算定期間末日に辞めるのが一番得だと言えます。
但し、50歳以降の選択定年、および定年退職の場合は条件が異なります。
算定期間末日に在籍していなくても、算定期間に1日でも出勤していれば、日数で按分計算した金額がボーナスとして支給されます。
選択定年であれば、退職日はボーナスの支給要件を一切気にする必要はありません。
有給休暇を完全に消化する
退職する前に残っている有給をしっかり消化したいものです。
毎年20日近く取っていますが、繰越分が20日程度残っています。
退職する年は繰越分も含めて約40日分をきっちり消化したいと思います。
有給休暇の基準日を考慮する
基準日とは有給休暇が付与される日のことです。
大手企業であれば、個人単位ではなく、一律何月何日か決まっています。
有給休暇が付与される頃に辞めるのであれば、新たに付与される有給休暇を使い切ってから辞めます。
例えば、4月1日に付与されるなら、3月31日ではなく、4月30日に辞めます。
一ヶ月の出勤日数は20日くらいなので、新たに付与された有給を使って1ヶ月まるまる休み、働かずにお給料だけいただきます。
大企業のいいところで、少々せこいことをしても目くじらを立てる人はいません w
退職金の計算方法を知る
私の会社の退職金はポイント制です。
毎年12月31日時点で在籍の場合、その時点の等級に応じて、毎年のポイントが加算されます。
10月や11月に辞めるより、年末まで在籍していたほうが、退職金が何十万円も増えることになります。
給与手当もしっかり使う
私の会社では、新年度になると会社から福利厚生手当が付与されます。
10万円弱あるので馬鹿になりません。
12月31日で辞めるより、1月1日に在籍していて、新年度の福利厚生手当をしっかり貰って、使い切った上で辞めたいと思います。
社会保険料の支払を考慮する
月末に辞める場合、厚生年金が給与控除されて会社が納めてくれます。
月末でない場合、自分でその月の国民年金を納付する必要があります。
国民年金の方が掛金が安いですが、その分だけ年金支給額が少なくなります。
厚生年金なら掛金が高いですが、個人と会社で折半です。
とはいっても1ヶ月分に過ぎないので、年金への影響額は微々たるものです。
月末か月中かはあまり考慮する必要はないと考えます。
自己都合になるか会社都合になるか
私の会社は、選択定年は会社都合になります。
自己都合なら失業保険は給付まで3ヶ月の待機があります。
会社都合なら待期期間は7日間ですぐに失業手当が受け取れます。
給付日数は150日で自己都合と同じです。
スケジュール
今のところ50歳までに辞める予定はありません。
55歳で退職する場合、色々考えて退職予定日は2023年1月31日(火)の予定です。
さすがにもう「平成」ではないでしょう。
出口議論のないままに金融緩和の限界を迎え、未曾有の不景気に突入しているかもわかりません。
早期退職どころかリストラされているかもしれません w
でもその時はシャープみたいに割増退職金がもらえるでしょう ('ω')ノ