おまけの会社員生活

おまけの会社員生活《ハケンの品格》

五十而知天命、正社員から週休5日、日給5万円、半在宅勤務、有休フル消化のハケン社員になりました

台湾東端 旧草嶺環状線サイクリングロード

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台湾鉄道の予約キャンセル

週末は九份に行く人で込み合うと思ったので、日本にいる時に土曜日の台北から福隆のチケット(99元)を予約しておいた。

電車通勤が嫌で会社の近くに住んでいる私としては、1時間以上も電車で立つのは嫌だったのだ。

雨天で行かないことになっても400円程度なら捨ててもいいので、確実に座る為の保険みたいなものだ。 

さて、土曜日、起きるとどんより曇り空で降水確率が40%だった (´ω`)

日曜日の予報は晴れだったので、土曜日のチケットをキャンセル(20元)して日曜日で予約しなおした。

スマホで予約してために印刷できなかったので、窓口で予約画面の画像をスマホで提示したが、パスポートだけでOKだった。

Web予約で改善して欲しいのは、窓側か通路側か選択できないこと。

飛行機はトイレに行きやすいよう通路側を選択するが、電車は外の景色が見たいから窓側に座りたい。

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旧草嶺環状線サイクリングロード

台湾鉄道で福隆へ

そして、日曜日。

天気予報通り快晴だったので、ショートパンツに薄手のパーカーで出かけた。

タオルを持ってくるのを忘れたのでホテルのタオルを拝借。

案の定、台北から九份に行く瑞芳駅までは電車は込み合っていた。

座席が通路側だったのは残念だが、予約しておいて正解 (^^)v

駅前で自転車を借りる

福隆駅前はレンタルバイク店と弁当屋がたくさん軒を連ねている。

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早速、一件のレンタルバイクの店頭で「楽な自転車を借りたい」と言うと勧められたのがママチャリみたいな自転車。

その隣にはスポーツタイプの自転車があったがサドルが堅そう。

もっと奥を見ると、2月に后豊鉄馬道で借りたのと同じ自転車発見!

サドルが柔らかくてお尻が痛くならないし、前後輪とも変速があって坂道も疲れない。

1日100元と安い!

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zhizuchangle.hatenablog.com

店の前で試乗して問題ないことを確認したら、書類にサインして、運転免許証-いつも海外に免許証を持ってこないけど、前回借りるときに免許証でもよさげだったので今回は持ってきておいた-を預けていざ出発!

旧草嶺トンネル

11時40分に駅前を出発。

旧草嶺トンネルまでの道は、日本にいるときに、グーグルマップのストリートビューでバーチャルで走ったので今回は迷わない w

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旧草嶺トンネルは大正13年(民国13年)10月に作られた全長2kmのトンネルだそうだ。

前回走った后豊鉄馬道の九號隧道の約2倍なので結構距離があり、中はひんやりして涼しい。

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トンネルの中に新北市宜蘭県の境がある。

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トンネルを抜けるとちょっとした展望台になっていた。

旧草嶺トンネルの横には現在使われている電車のトンネルがあった。

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遠くには亀の形をした亀山島が見える。

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どうやらほとんどの人は再びトンネルを通って帰るみたいで、一般道路に出るとほとんどというか誰も走ってない w

一般道路もサイクリングロードはちゃんと区分されているのでとても走りやすい。

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少し走ると再び新北市に入った。

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莱莱

莱莱という海蝕岩場が広がる海岸まで走ると晴れ間も広がり、汗びっしょりになってきたのでパーカーを脱いでTシャツになった。

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サイクリングロードは所々標識が立っていて、小さな集落がある所では本道から逸れて集落の中を走るように導かれている。

馬崗街

一番最初に馬崗街という集落に入り、一つ目の吉和宮という小さな廟を発見。

時間は12時40分なのでちょうど1時間。

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海岸に降りてみる。

岩場を掘って作られたコンクリート製の池があちこちにあって、一つ中を覗いてみたけど何もいなかった。

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青ノリが生えているのでコケないように気をつけなければと思っていたにも関わらず足を滑らせた w

幸い片足を潮だまりに突っ込んだだけで済んだが、どんくさいので海に落ちないよう波打ち際には近寄らないことにする。

岩場では釣りをしている人がたくさんいた。

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馬崗街を出て本道に戻り下り坂を下っていて、ふと三貂角灯台が後方になってしまったことに気付いた。

グーグルマップで確認すると、果たして三貂角灯台に行くには馬崗街の集落を出たら本道を後戻りしないといけなかった (´ω`)

せっかく来たのだから上り坂を後戻りし、三貂角灯台を目指す。

三貂角灯台

13時10分に灯台に到着。

三貂角灯台への坂道はマジきつかった。

途中で自転車を降りて押そうかと思ったほど。

灯台につくと汗だくで、ホテルのタオルを持ってきておいてよかった。

ついでにTシャツの替えも持ってきとくべきだった。

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来るまで知らなかったけど、三貂角灯台は台湾の東端らしい。

台湾で最も東にある展望台があった。

台湾南端の鵝鑾鼻(がらんび)は1990年3月20日に行ったからこれで東と南を制覇!

坂の途中にあった台湾地図のプレートに魚釣島が台湾領として書かれていた。

ボールペンで「属于日本」と訂正してあげようかと思ったけど親日国家なのでやめといた。

もっとも反日暴力デモ国家の中国であれば、「領土問題なんて我々、一般市民には関係ないよね」とお茶を濁すし、濁したこともある w

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灯台へ行く道の傍らにはたくさんのお墓がある。

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卯澳漁村

次に卯澳漁村という集落に入る。

利祥宮という廟と卯澳石頭古厝建築という壊れかかった古い建物があった。

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福連国民小学の前の海岸は大きな池のようになっている。

ひょっとして小学生が泳ぐプール?

自然に出来たのか、それともコンクリートの池の名残なのだろうか。

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卯澳漁村を過ぎると忠聖宮という廟がある。

もう入らず写真だけ撮って通り過ぎる。

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東興宮

そして14時ちょうどに東興宮という大きな廟に到着した。

対岸を見ると福隆海水浴場が見えた。

グーグルマップで確認すると、福隆駅前に戻っていて、旧草嶺環状線サイクリングロード走破 (^^)v

11時40分に出発したから2時間20分だ。

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一階には三府王爷という病気を治す神様が祭られていた。

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二階には天上聖母媽祖)という台湾で特に信仰のある航海・漁業の守護神が祭られている。

台湾南部では媽祖、中部では王爷、北部では城隍という神様が信仰を集めているらしい。

王爺廟 - 维基百科,自由的百科全书

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関羽も祀られている。

神社の前に上半身裸の若者が数名いたので、最初、地元の漁師かと思っていたら、サーファーだった。

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濱海自行車

さて、自転車の性能の良さもあって余力が有り余っていたので、北に延びる濱海自行車道も走破することにした。

途中で本道から逸れて龍門吊橋に行くようになっている。

橋のたもとが階段になっていたので、ひょっとして自転車不可と思ったが、サイクリングロードと書かれた標識があったのでので、自転車を押して渡った。

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濱海自行車道は自転車専用道だ。

一枚写真を撮ったはずなのに残ってない (´ω`)

東屋で休憩する人を見かけただけで、自転車に乗った人には全く出会わず。

道の脇は木や草が生い茂っており、走っているうちにだんだん心細くなってきた。

おまけにグーグルマップで現在地を調べても、調べるたびに場所が変わって正確な位置がわからない。

ようやく広い道路に出て、さらに走り続けると仁和宮という廟があった。

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グーグルマップで確認すると、とっくの1km手前で濱海自行車道は終わっていた。

濱海自行車道は、あの心細くなる自転車専用道路の出口で終わりだった。

帰りは一般道を通って福隆駅に帰った(自転車専用道あり)。

15時過ぎに帰ってきたので濱海自行車道+αは往復1時間かかったわけだ。

パンフレットで見ると、30kmコースを走破したことになる。

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福隆のお弁当

自転車を返した後、お弁当(60元)を買って食べた。

福隆はお弁当で有名らしい。

3時間半も走ってお腹ペコペコなので何を食べても美味しい。

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台北に帰る

一周するのに何時間かかるかわからなかったので、帰りの電車は予約しておかなかった。

それにもともと予約できる急行の本数が少ないから、普通電車に乗る予定にしていた。

電車の時刻表を調べると16時07分の電車まで40分以上ある。

濱海自行車道でもっと早くUターンしていれば3時の電車に乗れてたな (´ω`)

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もう自転車も返してしまったので、駅のプラットホームのベンチに座って時間をつぶす。

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普通電車がやってくる頃にはホームに人が増えてきたので、どうか座れますようにと祈っていたら、電車は空いていて何なく座れた。

グーグルマップで調べると、普通電車なら台北駅まで戻らなくても、南港駅でMRTと接続していることがわかったので、南港駅で降りてMRTに乗り換え、本日の疲れを癒すためにマッサージに向かった。

 

旧草嶺環状線サイクリングロードも自転車道が整備されていてとても走りやすかった。

三貂角灯台に行きさえしなければ大した坂道はない。

というよりジャイアントの自転車が素晴らしくて、ちょっとした上り坂なら上り坂と感じなかった。

 

いよいよ次回の訪台時は金曜日に日月譚をサイクリング一周だ。

ワンチャンスなのでどうか晴れますように!

私は”好人好報”を信じている ('ω')ノ

今回は約4時間表にいただけで腕と鼻が真っ赤になった。

年をとるとシミになりやすいから紫外線対策にケシミンを買わなければ w

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