シリラート博物館は、昔から『地球の歩き方』にも紹介されているマニアック博物館。
胴体が一つで頭が二つのシャム双生児のホルマリン漬や凶悪犯罪の死刑囚のミイラが見られる。
シャム双生児といったら、ベトちゃん、ドクちゃんが一時期とても有名だったな。
書いていてふと気になったので調べると、シャム双生児の語源はやはりシャム(タイ)の有名な胴体がくっついた人物に由来するようだ。
BTSでシーロムからサパーンタクシン駅に行き、エクスプレスボートに乗る。
エクスプレスボートは15バーツ。
船着場は、観光客がたくさんいた。
ほとんどの観光客は王宮に近い船着場で降りる。
博物館はその先のWang Langという船着場だ。
博物館は病院の中にあり、病院のゲートは船着場を出て正面の道を数メートル歩いた右側にあったのだが、google mapはもっと先を曲がるようになっていて、行くときは気付かなかった。
もちろんgoogle先生の通りに行ってもちゃんと行ける。
敷地内には何棟もの建物があるが、博物館はその中の28号棟の2階の一部と27号棟の1階と3階の一部である。
メインは28号棟の2階の方だ。
受付で200バーツ払い、手荷物はロッカーに預けなければならない。
残念ながら、グロ画像をいっぱい撮ってUpしようと思ってたのに館内は撮影禁止だった。
ホルマリン漬はもっとグロテスクなものを想像していたのだが、人間の皮膚というより布地のような感じだった。
胎児の胸部が太い糸で縫合されているので、一層人形のような印象を受ける。
頭を縦に真っ二つに割ったホルマリン漬もあったが、おもちゃっぽいのでマジマジと眺めてしまった。
ホルマリン漬けより一番気持ちが悪かったのは、肛門から寄生虫がうじょうじょ山盛りに出てきている写真。
これらの写真は、下のバンコクナビのサイトで見ることができる。
27号棟の3階も同じように胎児のホルマリン漬けがいっぱい。
こちらは冷房がなく、扇風機しかなくて暑かった。
27号棟の1階はなぜか石器時代のガラクタが適当に展示されている。
死体博物館との関連が全然わからない・・・。
どんな展示なのか昔から気になっていたのだが、ようやく行くことができた。
正直なところ、200バーツも出して見るほどの価値はないと思った。
タイに来ても、外出するのはご飯とマッサージの時だけという引きこもり生活をしているので、今回のように連日観光に出かけるのは珍しい。
旅行前に何処其処に行こうと計画してても、現地に着くと暑いとか面倒臭くなって出かけないことも多い。
少しリア充になったのは、ブログを始めた効果かもしれない (-ω-)/