興隆居の肉まん
朝5時前に目が覚めてしまった。
興隆居が4時からやっていることがわかったので、混まないうちに食べにいこうとシャワーを浴びてから出かけると、まだ早朝5時半なのに行列ができていた。
湯包3個(@18元)と半糖の冷豆浆を注文した。
台中の天津苟不理湯包ほど肉汁満タンではなかったが、とても美味しかった。
今んとこ、私の中では台中の天津苟不理湯包が一番。
旗津島へサイクリング
ホテルで二度寝した後、旗津島へサイクリングすることにした。
旗津島は昨日、高雄85ビルから海側に見えた堤防のように細長い島だ。
ブログにupしようとGoogle Mapのタイムラインを見たら、またOffになっていて履歴が残っていなかった (´ω`)
Onにしてても中国に入ったら勝手に切れてしまうようなので、中国を出たらOnに戻すのを忘れないようにしなないといけないな。
仕方ないので記憶を頼りに自分で描いた。
公共自転車C-Bikeを借りる
高雄にも台北のYouBikeと同じような公共自転車C-Bikeがあって、任意のステーションで借りて別の任意のステーションで返却できる。
クレジットカードを使って、慣れれば20秒ほどで簡単に借りられる。
昨日、高雄85ビルに行く時もC-Bikeを借りていった。
自転車はペダルが軽すぎて、その分全然スピードが出せない。
最初の30分は無料なので、ステーションからステーションへ借り換えていけば無料で済ませることも可能。
ステーションを探すのに「高雄市公共腳踏車EASY GO!」というアプリを使ったが、地図上で自分の位置が表示されないので使いにくかった。
なお、宿泊している雲端精致旅館にも貸自転車があって、無料で好きな時間だけ貸してくれるとのことだった。
駁二藝術特區
旧倉庫街をリノベーションした複合アートスペースとのこと。
台北の松山文創園区や華山1914文創園区みたいな感じだと思うが、営業時間よりずっと早い時間に行ったので、倉庫の外に展示されたオブジェだけ見て回る。
哈瑪星鉄道文化園区
駁二藝術特區に隣接して廃線を利用した広い緑地公園が広がっていて、アート作品が展示されている。
蒸気機関車の展示の真横にライトレールの駅がある。
時間が早いのでほとんど人がいないが、帰りに通った時は家族連れでにぎわっていた。
大木がテラスを突き抜けている武德殿
1924年に日本統治下で武道鍛錬のために建築したらしい。
テラスをガジュマルの大木が床から突き抜けて聳えている。
中では小学生が剣道の練習をしていた。
打狗英国領事館
割と有名な観光地なので2007年に両親とツアー旅行で来たことがある(99元)。
スタッフに駐輪場を尋ねるとそこらへんの道路の脇に停めておいたらいいと言われた。
山の麓にあるこの建物が領事館。
領事館の両脇に石棺のようなものがあった。
牢獄と思っていたが、パンフレットを見ると防空壕と書かれていた。
領事館の裏山の階段を登っていくと領事官邸がある。
赤レンガ造りのオシャレな領事官邸。
裏手のテラスからは南シナ海が見える。
フェリーで旗津島に渡る
対岸の旗津島にフェリーで渡る。
いったん自転車を返却し、島に渡ってから借り直そうかとも思ったが面倒くさいので、自転車ごとフェリーに乗り込む。
人は右側の入口から、バイクと自転車は左の通路を通って乗船する。
それぞれ島民と島民以外にレーンが分かれている。
乗り込む手前にバイクと自転車に分かれた交通カードをかざす機械があって、悠遊カードでタッチして乗船した。
今、いくらだったか確認しようとアプリで見たら利用履歴が載っていない。
ひょっとしてキセル乗船してしまったかも・・・。
悠遊カードを使った場合は、50元が30元になるはず➡高雄市輪船股份有限公司
バイクと自転車の乗客はフェリーの1階に乗って、バイク(自転車)に跨ったまま対岸に着くのを待つ。
バイクでない乗客は座席がある2階に上がる。
見たところ、1階に自転車で乗り込んだのは私一人だけで、他はみんなバイクだった。
下船する時に邪魔にならないよう端っこに陣取った。
旗津星空隧道
灯台に行くつもりが道を途中で間違えて、旗津星空隧道に出てしまった。
まだ道を間違えたことに気付かず、トンネルを抜ける。
トンネルを抜けるとサボテンが群生して花がたくさん咲いていた。
高雄灯台と旗後砲台
ぐるっと先端を一周したが灯台への登り口が見つからずに元の道に道に戻ってしまい、もう一度回って登り口の標識を見つけた。
砲台といっても既に大砲は無く、要塞っぽい感じの構造物が残っているだけだ。
ここからは島の南側が見渡せるが、縦長の思ったよりずっと大きな島だった。
坂道をいったん下りて標識のある所まで戻り、反対の坂道を上がって灯台に行ったのだが、わざわざ下りなくても山道を通って灯台に行けたみたい。。。
旗津貝殼博物館
海岸沿いに自転車道を南下していくと貝殻博物館(30元)があった。
たくさんのどうでもいい貝殻の展示のほかに透明魚が展示されていた。
最初、深海魚が展示されているのかと思ったが、普通の魚から透明魚を作る工程が書かれていた。
旗津風車公園
さらに南下すると途中に貝殻のオブジェがある。
レンタサイクルで来ている人もここまで。
旗津風車公園から更に南下すると、ほとんど全く誰も走っていない。
旗津島南端近くに本土に戻る過港隧道がある。
自転車禁止という表示がなかった(または見過ごした)ので、トンネルを帰って本土に帰ろうと、道路に沿って先に進んでいった。
するとトンネルの手前に監視所があり、トンネルは自転車進入禁止と言われる・・・。
仕方なく、やってきた自転車道を北上してフェリー乗り場に戻ることにした。
旗津輪渡站周辺
フェリー乗り場周辺の店を歩いて見て回りたかったので、いったん國立高雄科技大學の傍のステーションでC-Bikeを返却した。
朝からずっと借りていたので、精算すると115元もかかっていた。
かき氷屋でマンゴーかき氷を注文したが、今はないと言われ、八宝氷(50元)を注文した。
出されたかき氷を見て、シロップだけ!?と思ったら、下にたっぷり具が入っていた。
見た目はイマイチだけど意外と美味しかった。
帰りは悠遊カードを使って人だけでフェリーに乗ったので20元だった。
鼓山輪渡站周囲にもたくさんのかき氷屋さんが軒を連ねていたので、さっき食べれなかったマンゴーかき氷(60元)を注文した。
200元以上するマンゴーチャチャのかき氷と同じ味でめちゃ美味しかった。
高雄市立歴史博物館
再びC-Bikeを借りて高雄市立歴史博物館に行った(無料)。
無料だけあって、2.28事件の展示以外は大して見るものはない。
愛河サイクリングロード
歴史博物館から愛河沿いのサイクリングロードを上流に向かうことにした。
下流のほうは景色もそんなに大して綺麗じゃない。
上流の方に向かっていくと、川沿いに花が咲き乱れていて、それなりにサイクリングロードらしくなってきた。
高雄鉄路地下化展示館
博愛一路を通ってホテルに帰ることにした。
高雄駅で線路にぶち当たったが、だいぶん遠回りしないと自転車では北から南へ通り抜けできないので返却する。
結局、一日乗り倒して全部で140元(487円)でした。
高雄駅を南北に通り抜けするには、下の機械から1枚通行券を取って改札を入り、反対側の改札を出る時に渡せばいい。
昔の日本統治時代の高雄駅も、高雄鉄路地下化展示館として保存されている。
1990年3月当時はこんな感じだった。
台中駅もそうだったが、昔は右から左に駅名が書かれていた。
高雄駅は地下鉄化工事の真っ最中で、2023年には下のような空中庭園になるらしい。
セルフサービスの六合清粥小菜
晩ご飯は六合清粥小菜で食べることにした。
自助餐(セルフサービス)のお店で、並べられた料理から自分で好きな料理を取って行き、最後にお会計をする。
これだけ選んで100元で、安くて美味しかった。
雲端精致旅館の朝食
翌日の月曜日は興隆居が休みなので、ホテルで朝食を取った。
期待していなかったが、まあまあ品数はあるし、大好きな滷肉飯があった。
つゆだくの肉をてんこ盛りにして食べた (^^)
世界で2番目に美しい美麗島站
ホテルをチェックアウトし、美麗島駅から地下鉄で高雄空港に向かう。
世界で最も美しい駅第2位に輝いたそうで、でっかいステンドグラスがある。
平日の昼時なのでガラガラ。
初めて高雄空港を利用したが、とってもこじんまりした空港だった。
昼ごはんを食べようと思っていたのに、レストランが少なくて食べたいものがなかった。
外国人の出国審査は、無人化ゲートになっていて、パスポートをかざす必要すらなく、指紋認証だけで数秒で出られた。
いつも混雑している桃園空港を先にやってくれればいいのに。