おまけの会社員生活

おまけの会社員生活《ハケンの品格》

五十而知天命、毎日定時退社&有給フル消化の正社員から週休5日、日給5.5万円、在宅勤務のハケン社員になりました

台湾鉄道を台鐵e訂通アプリで予約

f:id:zhizuchangle:20190917104811j:plain
台湾鉄道のアプリ「台鐵e訂通」が新しくなっていました。

便利になった点が3点あります。

  1. 窓側か通路側か選べる
  2. QRコード対応の電子切符が選べる
  3. お弁当が予約できる

旅行者なら窓側の席に座って景色を眺めたいと思うので、窓側か通路側か選べるのはいいと思います。

QRコードで乗車できるのもチケット交換のためわざわざ並ばなくていいので便利です。

お弁当は大きな駅だとどこでも売っているので、駅で買ってから乗った方が自分の好きなタイミングで食べれるのではないでしょうか。

チケット予約

台湾の東側は新幹線がなく、台湾鉄道のチケットが売り切れたら困るので、予約可能な2週間前に速やかに予約したほうがいいと思います。

  1. 「立即訂票」を選択。
    f:id:zhizuchangle:20190903213827p:plain
  2. 区間、乗車日時、車種、窓側か通路側か、そしてパスポート番号を入力。
    f:id:zhizuchangle:20190903214713p:plain
  3. 選択した条件に合致する便の一覧が表示されるので、予約したい便を選択。f:id:zhizuchangle:20190903214726p:plain
  4. 選択した内容を確認して「 前往付款」を押す。
    f:id:zhizuchangle:20190903214738p:plain
  5. 票種は大人か子供かの選択。弁当も予約できるらしい。
    f:id:zhizuchangle:20190903214754p:plain
  6. 金額が表示されるので、「立即付款」で支払手続きをする
    f:id:zhizuchangle:20190903214811p:plain
  7. カード番号入力画面に遷移するので、カード情報を入力して決済する。
  8. 支払が完了すれば下の画面に遷移する。急用で取り消す可能性もあるので、「稍後取票」を選択して乗車当日に発券する。
    f:id:zhizuchangle:20190903214828p:plain

QRコードチケット発券

乗車当日にQRコードチケットを発券します。

  1. 「未取票」をクリック。
    f:id:zhizuchangle:20190917075558p:plain
  2. 未発見チケットの一覧が表示されるので、発券するチケットをクリック。
    f:id:zhizuchangle:20190917075914p:plain
  3. 「立即取票」をクリック。払い戻ししたいときは「退票」を選択すれば手数料を差し引かれて返金されるので、発券するのは乗車日がいいと思う。
    f:id:zhizuchangle:20190917080543p:plain
  4. 「取手機電子」がQRコードチケット。 「現場取實體車票」は従来通り窓口で紙のチケットを受け取れるが、切符を記念にしたいのでもなければ選択する理由が思いつかない。
    f:id:zhizuchangle:20190917080553p:plain
  5. 「取手機電子」を選択すると注意事項が表示されるがスルーして「我同意」をクリック。
    f:id:zhizuchangle:20190917091925p:plain
  6. 「立即取票及分票」をクリック。
    f:id:zhizuchangle:20190917091937p:plain
  7. 「前往我的車票」をクリック。
    f:id:zhizuchangle:20190917092130p:plain
  8. チケットが表示されるのでチケットをクリック。
    f:id:zhizuchangle:20190917092141p:plain
  9. QRコードチケットが表示される。
    f:id:zhizuchangle:20190917092150p:plain

乗車時

乗車時はこの画面のQRコードを改札の読み取り機にかざせばゲートが開きます。

下車するときも同様です。

f:id:zhizuchangle:20190917215653j:plain

発券済みで旅程が終わっていないQRコードチケットはアプリの「電子車票」からいつでも呼び出せます。

f:id:zhizuchangle:20190917093147p:plain

雨合羽携帯必須!白楊歩道の水濂洞

f:id:zhizuchangle:20190919211224j:plain

錐麓古道から燕子口古道に帰ってきたのが午後1時半。

私はツアーが何時に終わるかわからないので、もう一泊して明日直接花蓮から空港に向かうことにしていたが、もう一人のツアー参加者、古さんは明日から仕事なので、旅行社からのアドバイスに従って午後6時以降の汽車を予約していた。

今から花蓮駅に戻ったら時間を持て余すので、ガイドの小羊が気を利かせて、別の観光スポットに連れていってくれることになった。

それで古さんが行きたがっていた白楊歩道に連れて行ってくれた。

白楊歩道は天祥の先にあった。

白楊歩道の水濂洞

f:id:zhizuchangle:20190919205446j:plain

駐車場に車をとめて、灯のない長くて暗いトンネルを歩いていく。

真っ暗なのでみんなスマホのライトをつけて歩いている。

ガイドの小羊が、この歩道はもともと上流にダムを作る予定で掘られたが、環境保護のためにダムが中止になり、歩道として開放されたと言っていた。

f:id:zhizuchangle:20190919205456j:plain

長いトンネルを抜けて歩いていくとさらに3つくらいトンネルがある。

f:id:zhizuchangle:20190919205547j:plain

一番最後のトンネルが目指す水濂洞である。

f:id:zhizuchangle:20190919205637j:plain

ここで持参した雨合羽が役に立つ。

雨合羽を着て、靴を脱いで裸足になり、洞窟の中に入っていく。

f:id:zhizuchangle:20190919205658j:plain

洞窟の奥は真っ暗で、所によっては水が滝のようにザアザア降り注いでいる。

スマホが濡れないように気を付けながら、スマホのライトで奥に進んでいく。

f:id:zhizuchangle:20190919205711j:plain

f:id:zhizuchangle:20190919205743j:plain

写真を撮るが、スマホのフラッシュでは光量が足りないのでぼんやりとしか映らない。

中で写真を撮りたかったらデジカメを持って行ったほうがいい。

f:id:zhizuchangle:20190919210745j:plain
雨合羽は100均で買ったものなので、雨合羽を持ってきていない他の観光客にあげた。

水濂洞の脇には白楊橋があって、壮大な白楊瀑布が見える。

f:id:zhizuchangle:20190919205925j:plain

f:id:zhizuchangle:20190919205942j:plain

将軍府

車に乗って花蓮市内に戻り、将軍府に連れて行ってくれた。

めちゃくちゃサービス精神旺盛で仕事熱心な小羊さん!

市内に帰る道中、古さんは最近転職したばかりなので「台湾の民間企業で働いていると中年になったらリストラに遭うけど日本は終身雇用で安定しているんでしょう?」と聞かれる。

日本でも非正規が増えてるし、大企業でも40代や50代でリストラする企業が増えているんですよと、もうすぐ辞める私は他人事のように答えた w

昔、日本人の大佐とその部下が住んでいた建物が残されている。

f:id:zhizuchangle:20190919212152j:plain

大佐の家の上には雨から守るためだろう、大きな屋根が取り付けられていた。

もう時間が遅かったので中には入れなかった。

大佐の家といってもご覧の通り、そんな豪勢なお屋敷ではない。

「日本人はお金がないね」と冗談を言う。

f:id:zhizuchangle:20190919210029j:plain

部下の屋敷に至っては外見はボロボロ、隙間から中を覗くと荒れ果てている。

部下が住んでいた建物は取り壊されてしまうそうだ。

f:id:zhizuchangle:20190919210059j:plain

近くにマンゴーの樹が生えていて、樹の隙間がちょうど台湾の形に見えると小羊が教えてくれた。

f:id:zhizuchangle:20190919210040j:plain

f:id:zhizuchangle:20190919210116j:plain

最後に二人を花蓮駅まで送ってくれた。

本当なら錐麓古道だけで解散してもいいところを、さらに白楊歩道に将軍府まで案内してくれたので、チップを渡そうと思ったのだが渡しそびれてしまった。

周家蒸餃(花商店)

昨日とは違うものを食べようと思ったが、台北みたいに店が多くない。

小籠包の店があったので、小籠包と酸辣湯を頼んだ(70元)。

値段から予想していたことではあるが、杭州小籠包のような薄皮肉汁たっぷりの小籠包ではない。

ただ安い小籠包の形をした水餃子ではなく、小籠包の形をした肉まんで味はおいしかった。

f:id:zhizuchangle:20190919210106j:plain

今日はめちゃくちゃ歩いたので、歩数を調べると3万歩を超えていた。

今のところ一番歩いたのは、南京観光をしたときで親指の爪が割れたほど。 

  1. 2018/07/15 4,144カロリー 南京ハイキング
  2. 2018/08/11 4,006カロリー 丹東虎山長城ハイキング
  3. 2019/09/16 3,764カロリー 錐麓古道ハイキング
  4. 2018/03/09 3,669カロリー 香港大美督サイクリング
  5. 2018/05/19 3,560カロリー 台北象山ハイキング
  6. 2018/04/15 3,436カロリー 旗津島サイクリング 

f:id:zhizuchangle:20190918074014p:plain 

f:id:zhizuchangle:20190919213039p:plain

断崖絶壁!太魯閣(タロコ)錐麓古道ハイキング

f:id:zhizuchangle:20190916191745j:plain

花蓮に来た目的は、太魯閣峡谷の錐麓古道を歩くこと。

私がよく台湾に行くことを知っているフィリピン人の英会話の先生が、「台湾人の生徒がこんなところに行ったそうだけど知ってる?」と断崖絶壁の写真を見せてくれた瞬間、絶対ここに行きたいと思った。

一人で歩くのは危険だと思ったので、ネットで調べたところ、最近よく利用しているKKdayの一日ツアーの中にあるのを発見!

しかもたったの3,000円ちょっと!

www.kkday.com

連休は花蓮に行くことにして、汽車のチケットもホテルも予約して、錐麓古道のツアーを申し込んだ。

当初、15日(日)で申し込んだら、中秋節の三連休で既に定員になっていると回答があり、まだ空きのあった16日(月)で予約をした。

ガイドの話によると、休日は156人、平日は96人と言っていたので、人が少ない平日に登れて逆によかった。

準備するもの

ハイキングに備えて以下のものを準備した。

  • パスポート(必須)
  • 現金200元(入山料)
  • 雨合羽
  • タオル
  • 帽子
  • スポーツドリンク2本
  • ビスケット
  • トイレットペーパー(ホテル備品)

日頃の行いのせいか、天気は快晴だったが、雨合羽を持っていったことが後でとても役に立つ。

帽子は以前に会社が支給してくれたもので、日本ではかぶるのが恥ずかしいから捨てようと思っていたが、今では海外でハイキングする時にいつもかぶっている。

トイレットペーパーを持って行ったのは、もちろんトイレに備えてである。

台湾に着いた日に少し便意を催したときに我慢したらやっぱり便秘になってしまった。

ハイキングの途中で便意を催したら大自然の中ですることになってしまうので、前日朝に便秘薬を飲んだが、頑固な便秘になってしまったようで全然催さず、出発する間際までトイレで粘るがあまりでなくて、ハイキング中に便秘薬による腹痛に襲われる最悪の事態を想定してもっていった。

ガイドの方でも以下のものを用意してくれていた。

  • ミネラルウォーター1本
  • バナナ1本
  • どら焼き
  • サンドイッチ(昼食)

お迎え

KKdayで申し込みをした時、KKdayはあくまで仲介業なので、ハイキングを実際に主催する旅行社をLINEに登録しておいた。

ハイキング前日の夕方に、小羊というガイドが6時50分にホテルに迎えにくると連絡があった。

羊って変わった名前だなと思ったが綽號(あだ名)だった。

5時過ぎに起きて、シャワーを浴び、近くのセブンイレブンで皮蛋瘦肉粥を食べる。

f:id:zhizuchangle:20190918201607j:plain

時間通りにガイドの小羊が迎えにきたが、小さな乗用車だった。

f:id:zhizuchangle:20190918070645j:plain

私を乗せたあと、近くの別のホテルでもう一人、新竹から来た古さんという30代ぐらいの女性を拾うと太魯閣峡谷に向かう。

なんとツアー参加者は私と彼女の二人だけであった。

参加者が一人でもツアーを催行するが持ち出し、二人でトントン、三人以上でやっと儲けがでる状況と言っていた。

錐麓吊橋から出発

途中でヘルメットを借りた後、燕子口歩道の脇に車を止めて錐麓古道の入り口の錐麓吊橋まで歩く。

燕子口歩道にあるインディアン酋長の岩。

f:id:zhizuchangle:20190918070709j:plain

 

f:id:zhizuchangle:20190918070739j:plain

下の吊り橋が錐麓吊橋で、上の鉄橋はまだ開通していないらしい。

f:id:zhizuchangle:20190918070824j:plain

錐麓吊橋入り口でパスポートを提示して200元の入場料を払うと職員が橋に通じるゲートを開けてくれる。

f:id:zhizuchangle:20190918070844j:plain

f:id:zhizuchangle:20190918070852j:plain

錐麓古道は錐麓吊橋から天祥まで全長約10キロの長さがあるが、落石の影響で現在は錐麓吊橋から断崖駐在所まで片道約3キロの道程を往復することになる。

f:id:zhizuchangle:20190918222147j:plain

f:id:zhizuchangle:20190918071001j:plain

f:id:zhizuchangle:20190918071200j:plain

小羊が先頭を歩き、古さん、私と続く。

歩くスピードはゆっくりで、休憩も頻繁に入るので私には余裕。

そんなに急な坂ではないが、途中でリタイアして他の参加者が往復して帰ってくるのを待っている人もいるという。

f:id:zhizuchangle:20190918222654j:plain
f:id:zhizuchangle:20190918071304j:plain

巴達岡駐在所

昔、日本人が駐在していた部落跡で、建物の土台や井戸の跡が今も残っている。

昔の日本人はたくましかった!

f:id:zhizuchangle:20190918071322j:plain

f:id:zhizuchangle:20190918071420j:plain

駐在所、交易所、療養所、原住民の子供の学校、宿泊施設などがあったらしいが、今ではすっかり樹木に覆われている。

f:id:zhizuchangle:20190918225129j:plain

f:id:zhizuchangle:20190918071350j:plain

夏草や兵どもが夢の跡

f:id:zhizuchangle:20190918071451j:plain

巴達岡二号橋

巴達岡駐在所を過ぎてしばらく歩くと巴達岡二号橋がある。 

ちょうど台北101と同じくらいの高さ(約500m)と言っていた気がする。

f:id:zhizuchangle:20190918071520j:plain

谷底に川が見えるが、途中から地中に吸い込まれて水が流れていない。

f:id:zhizuchangle:20190918071558j:plain

f:id:zhizuchangle:20190918071630j:plain

断崖絶壁の古道

岩をくり抜いた一番目のトンネル。

f:id:zhizuchangle:20190918071702j:plain

元の道は足場が悪いので短い橋がかけられている。

f:id:zhizuchangle:20190918071753j:plain

いよいよロープを張った道がはじまった!

f:id:zhizuchangle:20190918071839j:plain

断崖のちょうど中腹にくり抜いて作られた古道が見える!

これぞ、まさしく歩きたかった場所だ!

f:id:zhizuchangle:20190918071858j:plain

太魯閣峡谷が足もとに広がっていて壮大な眺め。

f:id:zhizuchangle:20190918071910j:plain

ところどころ、柵が張られている。

ガイドの話によると、数年前、登山者がすれ違う時に外側を歩いていた人が崖から落ちてなくなったらしい。

ガイドから人とすれ違うときはできるだけ内側を歩くようにと言われる。

幸い、平日で朝早く出かけたせいか、ここまで他の登山者は4名くらいしか出会っていない。

f:id:zhizuchangle:20190918072004j:plain

 柵のない場所もあるが、看起来好可怕,走起来没那么怕だ。 

f:id:zhizuchangle:20190918072056j:plain

足を踏み外したら間違いなくあの世往き。

f:id:zhizuchangle:20190918072116j:plain

ふたつ目の岩をくり抜いたトンネル。 

f:id:zhizuchangle:20190918072155j:plain

入口の左側に「開〇記念」「大〇」と刻まれている。

ガイドが日本の元号と言うので、大正三年か四年と刻まれていたのだろうか。

f:id:zhizuchangle:20190918072226j:plain

洞窟の中に菩薩像が安置してある。

f:id:zhizuchangle:20190918072213j:plain

高所恐怖症の参加者で、一度も崖の方を見ずに壁だけを見て歩いて行った人もいたそうだ。

f:id:zhizuchangle:20190918072335j:plain

f:id:zhizuchangle:20190918200108j:plain

f:id:zhizuchangle:20190919001351j:plain

断崖駐在所

断崖絶壁を抜けるとちょっとした平地があって、そこが断崖駐在所があった場所だ。

今では何も残っていない。 

ミッション達成の記念撮影。

f:id:zhizuchangle:20190919001216j:plain

ここでガイドがくれたサンドイッチを食べる。

f:id:zhizuchangle:20190918072410j:plain

f:id:zhizuchangle:20190918234146j:plain

断崖駐在所の少し先に殉死した日本人の石碑があるが、誰も訪れる人がなく荒れ果てている。 

f:id:zhizuchangle:20190918072535j:plain

f:id:zhizuchangle:20190918072510j:plain

元来た道を帰る

来るときは4人ぐらいしか出会わなかったのに、帰る時に断崖で7、8人の白人グループに出くわした (゚д゚)!

柵のないところで外側を歩くのはやはり怖い。

ちょっとリュックが当たったりしてバランスを崩したら一巻の終わりである。 

f:id:zhizuchangle:20190918072724j:plain

帰りは巴達岡二号橋の上で休憩したぐらいで、ほとんど休憩せずに下りた。

f:id:zhizuchangle:20190919234128j:plain

午前8時20分に登りはじめて、午前11時半に断崖駐在所に到着、午後1時20分に帰ってきたので、ちょうど5時間の行程だった。

小羊によると1時半に帰ってこれるのは、今まで引率してきた中では早いほうらしい。

今まで引率していたのは年寄りが多かったのかな。

f:id:zhizuchangle:20190918072910j:plain

登る時は気付かなかったが、燕子口歩道から巴達岡二号橋が見えた。

f:id:zhizuchangle:20190918072948j:plain

本来なら、これでツアーは終わりだが、ガイドの小羊はとてもいい人で、早くツアーが終わったからといって別の古道に連れて行ってくれた。

zhizuchangle.hatenablog.com