対馬(厳原)7時発、壱岐(芦辺)8時5分着。
船に乗ったときはまだ日が昇ってなくて、ジェットフォイルの中から日の出を見た。
先日、石垣の小浜島で展望台に登り間違えて日の出を見損なったが、日の出を見るのって何年ぶりだろう。
バジェットレンタカー
壱岐では旅行前に予約しておいたバジェットレンタカーの職員が車を用意して出迎えてくれた。
いつもレンタカーは楽天トラベルで予約するが、高かったか、予約できなかったかで、バジェットレンタカーのWEBサイトで直接予約した(4,555円)。
港で受取なので支払は現金しかないかと思ったら、PayPayも使えた。
北海道以外はいつでも軽自動車。
男嶽神社
壱岐の観光スポットって何が有名なのか全然知らなくて、来る前に適当にGoogleマップで印をつけておいた。
壱岐の三岳の一つ男岳山(昔は、五百鳩山といわれていた)の頂上にある神社で、島の北で鬼門に位置すると言われ、災いが入ってこないよう強い神様(高神様)でもあり、その昔はここにご神体の石だけがありました。お祀りしてある神様は、サルタビコノミコト(猿田彦命)で、天上の神様の道案内をしたことから「導きの神様」と言われ豊作・豊漁・縁結び交通安全など、なんでも皆の幸せを導き、願いを引き受けて下さ
ると言われています。ここにお参りに来られる人たちは、サルタビコノミコト(猿田彦命)にあやかって願い事や願いが叶うようにと石の猿を奉納しています。
ユーモラスな顔をしたおさるの石像。
展望台があるのに、落下防止対策が終わるまで進入禁止となってた。
高いところ好きなのに。
月讀神社
神社の裏にある、パワースポットらしい。
左京鼻
壱岐の(たぶん)東端にある岬。
九州って岬のことを「鼻」って呼ぶところが多い?
駐車場に2台の観光バスが停まっていて、そこそこ大勢の観光客が観光していた。
先端に左京鼻龍神神社。
ツアー客がバスに戻って誰もいなくなってゆっくり写真が撮れた。
左京鼻からは九州の山々が見えるが、対馬から韓国が見えたときのような感動はなし。
左京鼻から車で少し南に下ったところに屏風岩という看板がある。
松坂慶子主演の映画「波光きらめくはて」ロケ地らしいが、草が繁っててどこに岩があるのかわからなかった。
はらほげ地蔵
左京鼻から車で5分ほどの海岸に安置されたお地蔵さん。
きほどの2台の観光バスがまたいた。
少し離れたところに来る車を停めてバスが立ち去るのを待つが、みんなが順番に写真を撮ってるのか、なかなか終わらない。
はらほげ地蔵と左京鼻に行く順番を反対にしとけばよかった 😫
地蔵のお腹の部分にまるい穴があいてるので、「はらほげ地蔵」と呼ばれている。干潮時には、近くで地蔵を拝むことができるが満潮時には、地蔵の胸の部分まで海中に隠れるので、陸上からしか拝むことができない。何時、誰によって安置されたかは不明であるが、干潮時にお腹の部分にお供え物を入れ、再び干潮になる時、お腹に入れたお供え物が海中に運ばれる際に祈りを捧げたのが始まりと云われている。
お腹がほげてるから「はらほげ地蔵」。
大きい孔が貫通しているのかと思ったら、小さなくぼみだった。
干潮の時じゃなく満潮で海中に立っているとき見たほうが風情があるな。
小島神社
さっきの観光バスがまたいたら嫌だなと思ったが、ここには来てなかった。
干潮の時だけ海に道が現れる。
「エンジェルロード」と一緒。
はらほげ地蔵は満潮のときに見たほうがいいけど、小島神社は干潮じゃないと渡れない。
右手に回り込むと、また鳥居がある。
階段を上ると小島神社の社がある。
途中、「一支国博物館」があるが、雨が降りそうなので、博物館は後回しにする。
遺跡につくと、またさっきの2台の観光バスがいた 😟
団体がいないところから見て回る。
ここは「魏志倭人伝」に出てくる一支国の王都だったところと考えられている。
「魏志倭人伝」には、一支国について、”竹木・叢林が多く、三千ばかりの家があり、やや田地があるが、水田を耕しても食料には足らず、やはり南や北と交易をしてくらしている”と書かれているそうだ。
対馬は千余りの家だったので、平野部が多く田地があって、対馬より人口が多かったということか。
実際、対馬は山ばっかりだったが、壱岐は山というよりは丘陵といった感じで、この遺跡の周辺には田畑が広がっている。
そばに「原の辻ガイダンス」という建物があり、遺跡を紹介したビデオや展示が見られる。
先にここでビデオを見てから遺跡を見に行くほうが理解が深まってよかったな。
朝食を食べてなくてお腹が空いたので、中にあった「ひなこもり」というレストランで牡蠣バーガーのセット(800円)を食べる。
中に揚げた牡蠣が入ってておいしかった。
食べ終えて外に出ると雨が降ってた 😥