おまけの会社員生活

おまけの会社員生活《ハケンの品格》

五十而知天命、毎日定時退社&有給フル消化の正社員から週休5日、日給5.5万円、在宅勤務のハケン社員になりました

花蓮 東海岸線(郵輪式列車)1日ツアー

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石梯坪

東海岸線ツアーは今年の6月に開設されたばかりのツアーだ。

花蓮 22日 中央社)東部・花蓮県で、海沿いの景勝地8カ所を巡る観光客向け定期観光バスの運行が22日に始まった。目的地ごとに20~50分の見学時間を設けてあり、乗り換えや荷物に煩わされることなく有名観光地を網羅できる。19日に開かれたPR記者会見では、同県政府観光処の唐玉書処長が「沿線には太平洋や海岸山脈が広がり、東海岸の美しさを満喫できる」とアピールし、利用を呼び掛けた。

バスは台湾鉄道の花蓮駅ツーリストセンター前から1日1便運行される。午前8時半に発車し、海辺の道路に沿って、切り立つ峡谷を望む「蕃薯寮遊憩区」や太平洋を一望する「大石鼻山歩道」、風や海水に浸食された岩が階段状に広がる「石梯坪」、断崖に沿って強化ガラスの歩道が設けられた「親不知子海上古道」、海景色と山景色が同時に楽しめる「芭崎瞭望台」などを巡り、午後5時に花蓮駅に帰着する。

費用は一人当たり520台湾元(約1800円)。電話やインターネットを通じてバス会社に予約するシステムで、最少催行人員は4人となっている。

海沿いの景勝地を網羅 観光客向けのバスが運行開始/台湾・花蓮(中央社フォーカス台湾) - Yahoo!ニュース

一人ではなかなか行けないルートなので、この機会に行ってみようと日本からネットで申し込んだ。

もちろん、このマイナーなツアーが花蓮に来た目的ではない。

4人以上で催行のため、問い合わせた時はまだ人が集まってないと回答があったが、台湾に行く数日前に催行の連絡が来た。

メールに記載されたアドレスにアクセスしてカードで前払い(520元)。

嗄嗄叫早午餐

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ホテル近くの早餐店で豆漿、肉包、葱蛋を食べる。

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花蓮旅遊服務中心に集合(8:30)

8時半に駅前の花蓮旅遊服務中心に集合。

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マイクロバスで参加者は私を含めて10人だった。

私の名前は漢字で書かれてたので、運転手は私が日本人と気付いていないことが後でわかった。

運転手がガイドを兼ねているが、車内での案内だけで観光地ではバスで待機している。

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蕃薯寮観景区(9:20~9:50)

昔、原住民の阿美族が竹の棒を使って峡谷を飛び越えることができた者を頭目としたそうだ。

飛び越えられずにたくさんの若者が死んだそうである。

橋の向こう側の崖に階段や道が見える。

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さすがにこの橋がかかっている距離ではないはずである w

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タロイモのアイス(25元)を食べるがあまり美味しくなかった。

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大石鼻山歩道(10:00~10:40)

次に向かったのが大石鼻山歩道。

ちょうど他の観光バスがついたところで人がいっぱいだった。

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150mの小山だが暑さのせいか途中の東屋でリタイアする人が多かった。

団体を追い抜いて一番先にある東屋に向かう。

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眺望台から南側を望んだところ。

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北側には海水浴場が広がっている。

25年くらい前に友人と原付きで花蓮から海水浴場まで行ったが、あれはこの海水浴場だったのだろうか。

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山頂からパラグライダー(飛行傘)しているのが見えた。

違う団体のガイドが1,300元ぐらいと話しているのが聞こえた。

それぐらいの値段ならやってみたい。

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登り口には竹でできた作品が飾られていた。

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石梯坪(11:15~12:00)

3番目は折返し地点となる石梯坪で、帰路は往路と同じ道を引き返すことになる。

右側の席に座ったので往きはずっと山ばかり見て、帰りは海をずっと眺めることになった。 

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小さな岩のてっぺんに雑草が茂っていて生命力がすごい。

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カンカン照りのクソ暑い道路を先に進んでいくと、海岸に白い岩の塊が見えた。

午後からは少し曇っていたが、日焼け止めクリームを塗っていたにも関わらず思い切り焼けてしまった。  

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「単面石」と標識が出ていたので樹のトンネルを抜けて行ってみる。

 

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ぼこぼこに穴があいたでっかい白い岩山だった。

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波打ち際に下りてみる。

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潮溜まりには小魚がいっぱいいた。

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バスに戻る途中、瀬戸内国際芸術祭みたいな作品が木々の奥に埋もれていた。

三石灶(さんせきそう)という3つの石を並べたかまどから発送を得たらしい。

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石梯漁港(12:05~13:40)

石梯坪から目と鼻の先にある石梯漁港で銘々自由に昼ごはんをとる。

といっても海鮮レストランなど3店舗くらいしか選択肢はない。

一番質素なガレージみたいな店で油麺(50元)を食べた。

同席になった台中から来た母娘と覚しき母親から「一人で参加してるの?」と話しかけられた。

日本から一人で来たというと「勇敢ね」と感心される。

飛行機でわずか2時間だし、台湾は治安もいいし、今はスマホがあるから全然なんてことないと思うけど。

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集合時間まで時間が有り余ったので港を散歩する。

本当かどうかわからないが台湾のホエールウォッチング発祥の地と書かれていた。

でも閑古鳥が鳴いていた・・・。

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漁港の先から戻っているとツアーに参加している二人の子供を連れた母親(?)に「この先に何かある?」と聞かれたので、「沒什麼好看」と完璧な中国語で答えたつもりなのに「台湾人じゃない?どこから来たの?」と聞かれた。

日本人だと答えると、子供に「日本人だって!」と興奮した様子で教えていた。

今どき台湾に日本人は吐いて捨てるほどいるから、旅先で日本人プレミアムを感じなくなって久しいが、こんなに興奮する台湾人がまだいるとは ('ω')

聞くと南投から来たそうで辺境の地でもないの日本人を見て興奮するとは、こんなマイナーなツアーに日本人がよもや参加しているとは思わなかったからだろうか。

二人の子供の方がよっぽど冷静だった w 

バスに戻ると運転手にも「日本人がツアーに参加している」と話していて、運転手はここでようやく私が外国人とわかった。

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石門班哨角(13:45~14:00)

ただのダブルハートのモニュメントがあるだけの広場。

先ほどの親子に急かされ一緒に写真を撮った。

若いツアー参加者はどこに行っても自撮りをするのに夢中だが、私は数枚風景を撮ったら手持ち無沙汰になる。

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新社梯田(14:25~15:15)

海の崖っぷちに田んぼがある。

ガイドが『種菜女神(2018年)』というドラマのロケで使われたが、残念ながらセットは撤去されてしまったと言っていた。

f:id:zhizuchangle:20190917200119j:plain竹か藁で作った人形や小屋があって、やはり若者や子連れの格好の写真スポットになっていた。

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少し離れたところに原住民がバナナの樹の皮で作った手工芸を展示している建物があるとガイドが話していたので行ってみる。

2階で展示販売していたが、お客が誰もいなくて長居をすると買わないといけない雰囲気になりそうなので早々に引き上げた。

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店の中はこんな感じ。

知らない間に南投親子が私の写真を撮っていてLINEで送ってくれた。

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親不知子海上古道(15:20~16:00)

バスを降りる前にガイドが「不去終生遺憾、去了也終生遺憾、看完以后別打我。」と言っていた。

参加前に写真を見ていたのでなんとなく予想がつく w

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ツアーの観光地の中で唯一入場料(40元)が必要。

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ヘルメットをもらって海上に張り出した古道とは言い難いわずか数十メートルの舗装された道を歩く。

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途中から数メートルだけガラス張りになっている。

南投親子の言葉を借りれば「あんな短い歩道が40元!ガラスは曇っていて一部しか透き通ってないし!」とのことである。

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ガイドの説明では、昔、原住民の母親が子供を背負って渡っていたが、緊張していたので渡り終わってようやく背中の子供がいないことに気付いたことに由来する。

子供連れの夫婦が渡っていて、海に落ちた妻を助けようと夫が飛び込んだが夫婦共に亡くなり、子供だけが助かったことに由来するという話もある(台北ナビより

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土産物屋が並ぶトンネルの中を通って入り口に戻る。

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玉製品の展示や壁の装飾も綺麗だし、たった40元なら許容範囲かな。

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芭崎瞭望台(16:10~16:25)

最後に立ち寄ったのは芭崎瞭望台というなんてことのない展望台。

野生の猿がちらっと見えた。

往きに登った大石鼻山歩道が見える。

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これでツアーの全工程が終わり、再び花蓮駅まで送ってもらって解散。

途中の夜市で下車したい人はいるか聞かれたが誰も下りず。

別れ際に南投の親子にFBを聞かれるが、FBはやってないのでLINE交換した。

翌日、写真を送ってくれたが、門班哨角以外にも知らない間に撮られていた。

花玉自助餐館

晩ご飯は昨年も行った花玉自助餐館に行く。

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これだけ取ってもたったの110元だった。

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スマホの画面を見続けていると目の焦点が合わなくなるので、いつも家に帰ってからパソコンでブログを書くのだが、今回は帰りの汽車の中でも空港でもこの文章を書いていた。

次の3連休にまた出かけるので、書いておかないと面倒臭くなってしまうからである。

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華聯遊覽客運-官方網站

 

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