心経簡林
天壇大仏を見た後は、石壁水塘までハイキングの予定だ。
来たのと反対の方向に進むと、心経簡林と書かれた分かれ道に入る。
しばらく進むと、何十本もの般若心境が書かれた木柱が立てられた心経簡林に至る。
ちょうど心経簡林の場所で、鳳凰山に登る道と石壁水塘に続く道に分岐している。
石壁水塘はダムに至るなだらかな道で、鳳凰山は海抜934mと香港で2番目に高い山で見るからにしんどそう。
当初は石壁水塘に行く予定だったが、やはり高い所に登るほうが気持ちがいいだろうと思い、鳳凰山に登るのに変更!
天壇大仏で1本もらってペットボトルが3本、それにポテトチップスの缶もあって、リュックに収まらず、スーパーのビニール袋に入れて持って歩くのが邪魔。
なんか体調もイマイチで、たいていほとんど休まずに登るのに、3回ぐらい階段に腰かけて休憩をとった。
登り道は木々が茂っていてあまり見通しはよくない。
ところどころ、開けた場所で大仏や心経簡林が見える。
斬柴坳(Tsam Chai Au)
斬柴坳(Tsam Chai Au)という場所で急に見通しがよくなる。
この地点で海抜810m、頂上まであと少しだ。
石段を登っていると、左足がキューッとあと少し伸ばしたら攣ってしまいそうになった。
3回ほど攣りそうになるがなんとか堪えて登る。
振り返ると、当初行く予定だった石壁水塘が眼下に見える。
鳳凰山の頂上がようやく見えた。
鳳凰山頂
鳳凰山(934m)の頂上に到着。
風雨に備えて避難小屋がある。
空港と反対側、ランタオ島の南側の景色。
香港空港と東涌の街並み。
さて、ここで今来た道を昂坪に戻るべきか、このまま先に進むべきか決めなければならない。
同じ道を歩くより知らない道を歩いたほうが楽しいし、この先は下り坂のようなので先に進むことにする。
ハイキングしている人が多いので、この先に進んでもバス停があるはず。
先々週行ったドラゴンズバックは楽すぎたが、鳳凰山は起伏のある尾根が続いていて、しんどいけれど歩くのが楽しい。
振り返ってみると、もう山頂があんなに遠い。
昂坪からの登り口は木々が茂っていてあまり眺めがよくなかったが、こっちから登ったら見通しがよくて風景がとてもいい。
すれ違う人が多いのは、こちらから登って昂坪か石壁水塘へ降りるのがお勧めコースなのかもしれない。
これだけ見通しがいいと、歩いても歩いても頂上まで遠く感じるかも。
伯公坳(Pak Kung Au)
やっと伯公坳(Pak Kung Au)という車道が通っている場所に下りてきた。
青色が当初行く予定だった石壁水塘へのコース、赤色が実際に歩いた鳳凰山登山コース。
バス停があって、その前の公園で牛が一頭草を食べていた。
やってきたバスに乗って東涌に戻る。
来た時とは反対に東涌から欣澳(Sunny Bay)往きの無料シャトルバスに乗り、欣澳から地下鉄に乗る。
旺角のデモ跡
地下鉄を旺角で下りて街の様子を見てみる。
道路わきにレンガが寄せられている。
デモ隊が歩道のレンガを剥がして投げたり障害物を作ったりしたあとだ。
地下鉄の駅を壊したり、道路を通れなくしたら、一般市民からも総スカンを喰らうだけだと思うのだが。
一部のデモ隊は香港経済自体を破壊することが目的だとか。
ホテルに帰る道を途中で間違える。
もう1ブロック先に進んでたら、デモ隊が立てこもる香港理工大学だった 💧