まもなくバイトを始めてちょうど1年になる。
3ヶ月毎の契約満了が近付いたので、さらに3ヶ月延長した (^^)v
正社員を辞めて失業手当の待機期間が過ぎてから、辞める前と同じ仕事をバイトで週2日、退職時の年収換算時給+αでやっている。
正社員からバイトになったら単価が下がるのが普通だからとても恵まれていると思う。
ひろゆき氏の主張に共感
ひろゆき著『凡人道』を図書館で借りて読んだ。
非常に読みやすい本ですぐに読み終えた。
ホリエモンの本を読んだときは、まったく共感できるところがなくて二度と彼の著作は読むまいと思ったが、ひろゆき氏の本は共感する点が多かった。
目次から抜きだすと
- インフルエンサーに搾取されるバカになるな
- 多くの人はオンラインサロンや仮想通貨セミナーの「カモ」でしかない
- 「四大卒」の下駄が必要な人は多い
- 社会を変えるより自分を変えよう
- 無駄遣いしそうになったら一ヶ月待ってみる
- お金の欠乏は人間をリアルでバカにする
- 子どもをYou Tuberにしようとする親はクズ
などなど共感できる内容が多い。
また、ひろゆき氏はカンストの訪れが遅い仕事を選ぶことを進めている。
カンストが遅い仕事とは、マスターするのに時間や手間がかかって、熟練になるほど生産性がアップする仕事のことを言う。
例えば、掃除の仕事は誰でもできるのでカンストが早く、すぐにベテランと同等のスキルを身に着けることができる。
カンストの早い仕事は代替が容易で賃金の伸びしろもない。
高時給バイトにつけた理由
人事評価は平凡だった
私は決して優秀な社員ではなかった。
人事評価はずっと「中の上」だった。
「中の上」は標準的な社員が入る、一番層の厚いランクである。
勤務態度はというと、毎日定時退社&有給フル消化、私がいたフロアの男性社員では他にはいなかった 💦
在籍していたのは花形ではなく、むしろ日陰の部門だった。
カンストが遅い仕事
最後の部署の仕事は、カンストの訪れが遅くて経験がものをいう簡単に代替できない仕事だった。
他の会社では💩の役にも立たないけど・・・。
その前にも配属になったことがあり、異動でいちど離れたが、プロジェクト始動で再び呼び戻された。
辞めなかったら定年まで同じ部署で必要とされたと思うし、それ故、異動で飛ばされる憂いなく毎日定時退社&有給フル消化ができた面もある。
中国ドラマ『我的前半生』でいいことを言ってる。
就跟人一样 没找到替代品的时候呢 任你怎么作 都会对你不离不弃
等找到替代品了 任你怎么低眉下目地 苦苦哀求 他还是会把你踢出去人と同じで代替品がない時はどんなに無理を言われても手離そうとしない
代替品が見つかった途端、どんなに頭を下げて頼んでも放り出される
理解のある上司
部長にはとても感謝している。
バイトは部長がすべて段取りを整えてくれた。
積極的だったのは部長の方で、私は表向き、全然乗り気な態度を見せてなくて「やってもいい」という態度だった。
今だから言うけど、それはできるだけ有利な条件で雇ってもらうためのポーズだった。
完全リタイアして社会から断絶するより、少しは社会と繋がりがある方がいいと思っていたし、それなら元の会社で働くのが一番気楽だ。
結果は出来すぎ。
高いボールを投げたつもりが、丸呑みされた (-ω-)/
身在福中不知福
バイトになった経緯を振り返ると、配属になった部署、理解のある上司と巡りあわせのおかげだと思う。
もし一つ前の職場の時に退職していたら、いくらでも代替がいる業務だったから「はい、さよなら」だったはずだ。
高時給バイトにつけたのは、日頃の行いとか努力とか能力ではなく、ただ運がよかっただけである。