三仙台の帰りに阿美民族中心に立ち寄る。
東部海岸線沿いの観光地としては、他に「小野柳」と「水往上流」があるが、小野柳は基隆にある本物に行ったことがあるし、水往上流はしょぼくてガッカリ観光地らしい。
阿美族伝統家屋
バス停から下に下りていくと、屋外表演広場があってその向こうに阿美族の伝統家屋が復元されている。
日曜なのに人っ子一人いない・・・。
家屋の目にある竹の筒のようなものは、下部に穴があって、演奏会が始まる前に爆竹のような音を鳴らしていた。
これらの家屋は日本の民俗学者の千千岩助太郎という人の調査資料を元に復元したそうだ。
なんというか「あ、そう」という感じしかない。
瀬戸内ガッカリ芸術祭
なだらかな丘陵にはいくつかの芸術作品が飾られている。
これは日本の芸術家が作ったものらしい。
瀬戸内ガッカリ芸術祭の作品を見ているような気になってきた www
この作品は、海岸に流れ着いた様々な色の魚網を巻き付けてある。
ゴミを利用した作品で環境保護を訴えていると、ツーリストセンターのビデオで紹介していた。
飛び跳ねてはいけないトランポリン。
丘陵の上にツーリストセンターがある。
これも海岸に流れ着いた網などを利用した芸術作品で、壁に貼ってあるビーチサンダルも海岸に流れ着いたゴミだ。
ビデオ上映会場だが、誰もいなくて何も放送されていない。
1階にはスクリーン遊戯施設が3ヵ所あったがここも人気なし。
阿美族の演奏会
屋外表演広場に演奏会場があって、11時と14時に演奏会が開かれる。
但し、観客が10人以上いないと中止になる。
バスの時間が13時40分で、その次の便は15時40分と2時間も後になるので、ちょっと迷ったが早く帰っても用事はないから見ていくことにした。
早めにいくと小学校の生徒が楽器の練習をしていた。
2時前に放送があって、演奏会の前には30人ぐらいの観客が集まった。
大人が演奏するのかと思ったら、さきほどの小学生が民族衣装をまとって楽器演奏を披露してくれた。
好きで参加しているならいいけど、半強制的に休みの日に駆り出されているのなら可哀そう。
これは口ではなく鼻で鳴らす楽器。
最後に、司会の原住民の人が「この楽団は創立して20年以上たちますが、無料で演奏して楽団が維持できているのは皆さんのご厚意のおかげです」と言って募金箱を持った小学生が観客の間を回ってくる。
入場料をとらないので何が原資になっているのかと思ったらこういう仕組みだった。
みんな100元札を入れていたので同じように100元を入れた。
15時40分のバスの時間まで、再び瀬戸内ガッカリ芸術祭もどきの芸術作品を見たりして時間をつぶした。
台東でご飯
全家楽美食はコスパ最高
自助餐の店に行ったら休日で閉まっていたので、適当にその近くにあった全家楽美食という店に入った。
羊肉燴飯(70元)と蚵仔湯(60元)を頼んだら、すごい大盛りでしかもとても美味しかった。
鉄道芸術村
帰りに鉄道芸術村の方から帰ったら、提灯に明かりが灯されてアクセサリーなどの小物が売られていた。
阿憲冰店
最後に豆花(40元)を食べてホテルに帰る。
トッピング3つ選べてとても安いが、芋圓が少しもっちり感がなかったのが残念。