2日目は京都府立植物園に行った。
入園料は200円、温室観覧するなら別途200円、合計400円だ。
年間パスポートは1,000円と5回で元が取れる。
芸術がわからないので美術館は退屈するけど、博物館とか植物園は見てて楽しい。
近くに住んでたら年間パスポートを買うな。
ここも川端康成著、山口百恵主演『古都』に出てくるから行ってみたかった。
以下、写真ばっかりである。
屋外
四季 彩の丘
上賀茂神社から来たので加茂川門から入った。まず水仙が咲いていた。
ピンクと白の芝桜。
クリスマスローズ(たぶん)
フレンチラベンダー(シソ科)<地中海>
ブルビネラ・フロリブンダ(ワスレグサ科)<南アフリカ>
余りに密集していると近くで見るとグロいな。
このあと、観覧温室に入ったが、目次の都合上、観覧温室は後ろに回した。
西洋シャクナゲ園
シャクナゲ は、ツツジ科ツツジ属 無鱗片シャクナゲ亜属、無鱗片シャクナゲ節の総称である。 主に低木だが、高木になるものもある。 また、日本ではその多くのものがツツジと称される有鱗片シャクナゲ亜属のものを欧米では Rhododendron と呼んでいる(Wikipedia)
桜狩(ツツジ科)
太陽(ツツジ科)
キウム・シンプレックス(ムラサキ科)<カナリア諸島テネリフェ島>
草姿や花の美しさから「宝石の塔」と呼ばれている。1株におよそ2万個をこえるはなを咲かせる。
沈床花壇
ぼたん・しゃくやく園
島錦(ボタン科)
玉天集(ボタン科)
島茜(ボタン科)
黒芳殿(ボタン科)
黒鳥(ボタン科)
上のと違いが全く分からないんだけど・・・。
Googleレンズで調べて、たぶんヤマブキ。
球根ガーデン
色とりどりのチューリップがいっぱい
トキワマンサク(マンサク科)<中国>
人の名前みたい。
遠くから見ると綺麗だけど、近くで見ると潤いがなくて乾燥した感じ。
ワイルドガーデン
ネモフィラ(ムラサキ科)<北米>とスノーランド(キク科)<南アフリカ>
桜品種見本園
観覧温室
『古都』にも出てくるチューリップの向こうに見える温室。
別途200円必要だが、もちろん入る。
エントランスホール
ホルマリン漬標本があったが、見栄えがいまいちなので、作りものっぽいほうをアップした。
ジャングル室
いろんなベゴニア(たぶん)
ちゃんと名前も写真を撮っとかないとだめだな…。
ベニウチワ(サトイモ科)
写真を一緒に撮ったのに、名前でググると全然違う植物名が表示されるのってどういうこと?
アクアテラリウムとは、一つの飼育槽の中に水中部分と陸地部分が混在している動植物の飼育スタイルらしい。
ハワイフトモモ、別名オヒアレフア(フトモモ科)<ハワイ諸島>
火山に自生。適応性が強く、感想や低温に耐える。
サイコトリア・ペッピギアーナ(アカネ科)<メキシコ~アルゼンチン>
ホットリップスとも。
花は苞(唇に見える部分)の中にあり、開花時期になると中央の部分から白や黄色の花が現れる。
黄色い花が咲いている。
熱帯有用作物
これはバナナ。石垣でも見たからわかる。
フトモモ(フトモモ科)<熱帯アジア>
中国名の蒲桃が沖縄方言でフートーになり、和名のフトモモとなった。花は芳香があり、白色から緑白色で多数のおしべが目立つ。果実は淡黄色に熟し、味は薄いがバラのような芳香を放つ。
ググって果実を調べると、タイで何度か食べたことがある果物だった。
ジャボチカバ(フトモモ科)<ブラジル南部>
果実が太い枝幹につく幹生果で、単生または叢生(そうせい)し、1樹に多数つく。果肉は半透明の多汁質で葡萄酒のような香りがある。生食のほかゼリーとして利用する。また発酵させて飲料とする。収穫後すぐに痛むので遠方への輸送には適さない。
幹になっていると果物というよりデキモノみたいで気持ち悪い。
一個取ってよく拭いて食べてみた w
ぶどうっぽい味がした。
上の枝の方にもなってたが、幹の根元の方にまでなるんだ。
コーヒー
冷房室
メディニラ・マグニフィカ(ノボタン科)<フィリピン>
けっこうゴージャスな花。
たぶん開花した最終形態と思われ。知らんけど。
Googleレンズで調べてみたけど不明。
ブルボフィルム・フレチェリアナム(ラン科)
なんかウシのふんみたい・・・。
ビカクシダ(ウラボシ科)
これも根っこか球根なのか、気持ち悪い。
ラパジュリア・ロセア(ユリ科)<チリ南部>
チリの山地に自生していて、チリの国花だって。
砂漠サバンナ室
なんかふざけたネーミング。
『星の王子さま』では星を破壊する巨木として描かれ、アフリカでは創世の時に神が上下さかさまに植えた木とも言い伝えられている。バオバブは現地語で「種子の多い果実」という言葉に由来すると言われている。スポンジ構造の巨大な幹に水をため、落葉して乾季を乗り切るが、樹皮の下に葉緑体をもち、落葉している間も光合成をしていると考えられている。果実や種子が食用に、樹皮の強靭な繊維は屋根材、壁材、ロープなどに利用される。
キンシャチ 金鯱(サボテン科)<メキシコ中部>
植物体はほぼ球形だが、古くなると径90cm、高さ1.3mの円柱状になる。
けっこうキモい、グロい。
奇想天外(ヴェルヴィッチア科)<ナミビア砂漠>
葉は一対の本葉のみで、終生伸び続けて昆布上になる。雌雄異株。長寿の植物で、自生地では推定樹齢2000年のものもあるといわれる。
以前に植物園から盗まれて寄贈された云々と書いてたような。
もっときれいな植物ならまだしも、こんなけったいな植物が欲しい人もいるのか。
これって花を見ただけじゃわからないけど、なじみがある植物。
アロエバルバデンシス(ユリ科)<アラビア半島、北アフリカ他>
「医者いらず」とも言われてて、昔、実家にも植えてあったけど、花が咲くのをみたことがなく、花を見たのはこれがはじめて。
マダガスカルは「ダーウィンが来た」でもよく放送されていたが、変わった動植物が多いな。
高山植物質
自然環境が厳しいので華やかな植物がない。
タイリントキソウ(ラン科)<東南アジア、中国、台湾>
チシマキンバイ(バラ科)<北海道>
オニブキ(グンネラ科)<ブラジル南東部セーハ・ド・マール山脈>
水の滴る切り立った壁面に着生し、2mほどになる大きな葉をつける。葉や葉柄には棘上の突起がある。初夏には高さ1m以上になる円錐状の花序をつけ赤色の小さな花を多数つける。標高1,000m以上の冷涼な海岸山脈に分布。
アナナス室
ネオゲリア(パイナップル科)<ブラジル東部>
なんかこういう密集したのを見るとむしり取りたくなるというか、じっと見てたらじんましんが出そう。
グズマニア シェルツェリアナ
花を近づけるとパイナップルの匂いがした。
パイナップルって地面になるんじゃなかったっけ???
ラン室
アルポフィルム(ラン科)<メキシコ>
パミアンテ・ペルビアナ(ヒガンバナ科)<ペルー>
ペルーでは野生絶滅したと考えられているそう。
沖縄海洋博公園の熱帯ドリームセンターにはたくさんの胡蝶蘭が展示されてたっけ。
デンドロビウム(ラン科)<東南アジア>
これでようやく観覧温室を見終わった。
なんやかやで11時半から14時まで2時間半もいた。