パタヤに来た目的は「サンクチュアリー・オブ・トゥルース」を見学するためだ。
決して夜遊びじゃない 😎
「エラワンミュージアム」、「ムアンボーラーン」と同様、華僑出身の実業家レク・ビリヤファント氏の私財を投じて建設されたもの。
サンクチュアリー・オブ・トゥルース(プラサート・サッチャタム)は、タイ東部ウォンプラチャン湾のレムラーチャウェットに位置しています。
1981年8月13日より未だ建設が完成せず、現在進行形で進められている建築物でチーク材やハード材等を使用し、古典芸術、彫刻、技術保護を目的としています。建物は、タイの建築様式で四つの切妻(チャトゥラムック・パビリオン)が特徴で、タイの職人によって数種類の広葉樹から精巧に彫刻され、金属の釘を一切使わず建てられています。しかし、その美しさを超えて価値があるのは「真実の聖域(サンクチュアリー・オブ・トゥルース)」の創設者であり設計者でもあるレック・ビリヤファント氏のビジョンと意思です。彼の願いは、「この世界を束ねる宗教的な信仰心、東洋哲学、精神と強い信仰心の大切さを芸術作品を通して讃える。善を修めて悪を避ける。」というお釈迦様の教えに従った道徳と徳のある文化を示しています。
ここを訪れることで、別世界にいるような気分になるだけでなく、信仰に関わる事柄や創設者の強い情熱によって、私たちの心をリフレッシュさせてくれます。外部からの影響による不安を和らげ、信じられないほどの真の平安を感じることができるでしょう。
*木造建築の高さ、幅は約100m、総面積は約2,115㎡。建築中につきヘルメットを被っての見学となり、希望すれば英語のガイドが建物内を案内してくれます。(タイ国政府観光庁HPより)
ホテルをチェックアウトして、配車アプリのBoltで車を手配。
ホテルの前まで迎えに来てもらって、「サンクチュアリー・オブ・トゥルース」まで72バーツ、端数はきりあげて80バーツを支払。
入場チケットは前日にKlookで購入しておいた(87香港ドル)。
チケットカウンターでバウチャーを表示して、ワッペンと入場チケットと交換。
チケットカウンターから進むと、「サンクチュアリー・オブ・トゥルース」が見下ろせる高台がある。
ここで言語別のツアー案内が始まるまで、記念写真を撮ったり、お土産を買ったり、お茶をしたり、ミニ動物園を見たりする。
言語別ツアーは始まる前に放送があるので入口に並ぶ。
韓国語とロシアはあっても、夜遊びばっかして観光しないから日本語のツアーはな~い 😬
パンフレットも日本語はないので、中国語のをもらった。
長い行列ができていて、10時10分の英語のツアーには入れず、入口で順番待ち。
11時10分から中国語のツアーがあるが、待ちたくないので10時40分の英語のツアーに参加した。
階段を下りていくと、下で案内のガイドが待っていて、ヘルメットを受け取る。
私が参加したツアーは50人以上いたと思う(最初は)。
最初に仏像などを彫ってる作業現場を見学。
「サンクチュアリー・オブ・トゥルース」は現在もまだ未完成で建築途中なのだ。
一体一体、ノミを使って丁寧に掘っている。
「サンクチュアリー・オブ・トゥルース」はすべて木造。
釘など一切使わず、日本の神社などと同様、「木組み」の工法で建てられている。
写ってるのは、英語で説明してくれたガイドさん。
そして目の前には荘厳な「サンクチュアリー・オブ・トゥルース」が聳えている。
「エラワンミュージアム」、「ムアンボーラーン」よかすごい!
色が違うのは、造られた年代が違うから。
左のほうが新しくて、右のほうが古いと話してたはず。
英語ガイドだったから自信なし 😟
サンクチュアリー・オブ・トゥルース(英: Sanctuary of Truth'、泰: ปราสาทสัจธรรม) - Insta360
ちょうどいいタイミングで、観光客を乗せた象が通りかかった。
象に乗ってる人に送ってあげたい 😛
屋根のてっぺんから足元に至るまで仏像がいっぱい。
寺院の入口。
サンクチュアリー・オブ・トゥルース(英: Sanctuary of Truth'、泰: ปราสาทสัจธรรม) - Insta360
最初、グループに50人以上いたはずなのに、寺院の中に入ったらみんな思い思いに観光しはじめてどんどん離脱 😅
一から七の真理があって、その順番に従ってガイドが説明してくれる。
第一の真理:我々は誰?どこから来た?
入口近くの小さな広間。
周囲に四体の元素を象徴する神像が安置されている。
金持ちだろうが、どんな出身だろうか、何を信仰していようが、みんな土、水、風、火の同じ元素でできてるので対等である。
(土の神)
(風の神)
(火の神)
(水の神)
こういうときは、Insta360の出番。
すでに人数が半分以下に減ってる・・・。
サンクチュアリー・オブ・トゥルース(英: Sanctuary of Truth'[1]、泰: ปราสาทสัจธรรม) - Insta360
第二の真理:生命はどうやって維持して引き継がれていくのか?
各人の生活背景は異なっていても、人間の生命の循環は大自然の定めによる。
生まれて、年老いて病気になるのは自然界の規律である。
(大地の母)
私は水曜日に生まれたので、象に乗った仏像が守護神。
日曜日の仏像だけ中央に置かれて他より立派。
立派な長いモノもついてるw
説明を聞きながらも、あちこちパシャパシャとりまくり。
上をみあげても彫刻がびっしり。
拡大してよく見ると、けっこう粗さが目立つ。
第三の真理:生命の果て
寺院の中央の広場。
仏舎利が祭られている。
何も持たずに生まれて、何も持たずに死んでいくのは、誰も逃れることができない摂理である。
この世界に唯一残せるのは善か悪であり、この真理を悟れば、貪欲を減らし、他人への思いやりを増やすことができる。
サンクチュアリー・オブ・トゥルース(英: Sanctuary of Truth'、泰: ปราสาทสัจธรรม) - Insta360
第四の真理:代表的な偉大な人物
世界に非常に大きな影響を残した偉大な人物を展示しているフロア。
彼らが亡くなっても、彼らがこの世のために為したことは何一つ変わらない。
外から見たとき、両サイド四つずつ窓が開いていた場所で、窓の上部に偉大な人物の彫刻が施されている。
①生觀世音、②老子、③孔子、④觀音菩薩、⑤八仙過海、⑥文殊菩薩。⑦天神、⑧阿彌陀佛
老子と孔子以外は全部、実在してないやんけ!というツッコミはなし 😎
右側一番目は生觀世音のはず。
って、生觀世音、觀音菩薩、文殊菩薩、阿彌陀佛は違うのか?
右側三番目は孔子。
あとで中国語のガイドと来た時に聞き取れた。
第五の真理:人生の目標は何?
中国語のガイドときたときに、一番先頭にいたら「あなたの願いは?」と聞かれたのでとっさに「賺錢」と答えた😅
善人と交わり、悪人と交わらない;近朱者赤近墨者黑である。
父母に育ててもらった恩を忘れず、パートナーと苦楽を共にし、喜んで人を助ける。
第六の真理:社会は一枚のコインの両側のようなもの
中国語のパンフでは、第五の真理を守れば、柱内部のような世界を実現でき、守れなければ外側の柱のような世界になると書かれている。
でも、英語のガイドも、中国語のガイドも、左側の柱が負の世界、右側が正の世界として説明していたので、パンフレットが間違えているのだろう。
柱の中央は細かな彫刻がぎっしり。
傲慢と暴力の世界 ⇔ 礼儀と謙虚の世界
自己中心的な世界 ⇔ お互いの違いを認める世界
不公平な世界 ⇔ 公平平等な世界 などなど
左の柱と右側の柱に対比して刻まれている。




プミポン前国王の肖像があった。
天井の彫刻。
第七の真理:社会の始まり
右側に突き出た部分。
ツアーの最後の説明がある。
英語のガイドで、残っている参加者はもはや10人もいなかった😅
家庭の重要性を伝えている。
背後の写真は寺院の設立者のレク・ビリヤファント氏とその妻。
右側の女性の左ひざは子宝に恵まれるようみんなが撫でるのでツルツルになってる。
天井には父母が子に為す10の無私の愛が彫られている。
①子供を産む、②育てる、③·道徳教育を授ける、④高等教育の機会を与える、⑤守る、⑥能力と技術を培う、⑦ふさわしい伴侶を得ることを望む、⑧財産を分け与える。
サンクチュアリー・オブ・トゥルース(英: Sanctuary of Truth'、泰: ปราสาทสัจธรรม) - Insta360
これでガイドツアーは解散、あとは自由に観光して帰ればよい。
英語のグループはとっくに雲散霧消してたけど・・・・。
パシャパシャ写真を撮ってたら、11時10分の中国語ガイドの一団を見つけたので、中に紛れて「第四の真理」からもう一度説明を聞く。
中国語のグループは、散り散りにならずけっこう人数が残ってる 😛
やっぱ中国語のほうがよくわかった。
あと30分待って、最初から中国語のガイドにしとけばよかった。
こちらの仏像、こう見えて、実はヤクザである。
小指を詰めてた。
仏像には触れないようにしよう。
こちらの柱は図案が書かれただけで未完成。
後ろの壁もまだ未完成。
中国語のガイドも最後まで聞き終わったので、外から観光。
こちらの入口は建築中。
木造なので、造る端から劣化して、永遠に終わらないんじゃなかろうか。
海の間際にあるし、スコールも降るし、古くなったのは裂け目ができてる。
ヘルメットを返却して、高台に戻る途中にも、たくさんの木彫りの象が置いてある。
仏像の頭を鉢植えにしていいのか。
地面からたくさんの手が出てて、奥は檻のように見える。
ボート漕ぎが楽しめるみたい。
木だから時間の経過とともに割れてしまうよな。
神と悪魔?
獅子が牛みたいなのに噛みついている。
高台のところのミニ動物園。
ヤギやシカがいたけど、観光するひとはほとんどいない。
門を出たところにモタサイがいて、バスターミナルまでいくらか尋ねると「100バーツ」とふざけたことを言うので、Boltで車を呼ぶ(67バーツ)。
あとから「How much?」とか言ってきてももう遅いのだ 👿
暑い中モタサイに乗るより、クーラーの効いた車のほうが断然いい。
運転手が、パタヤにはタイで一番のガーデンがあるから是非行ったほうがいいと教えてくれた。
じゃあ、また来ようかな。
バスターミナルについたらこんなに待ってた。
14時のチケットが売られていたけど、一人だったので残ってた一つ前の13時40分のチケットをくれた(131バーツ)。
でも、バスがなかなか来なくて、結局、出発したのは14時30分前。
通路側だったのでずっと寝てて、16時半にエカマイについた。
二分の一の確率なのに、今まで通路側4回、窓側は1回だけ。
「らあめん亭」によって担々麺(270バーツ)とレバニラ炒め(200バーツ)。
合わせて470バーツは、今回一番高いご飯代。
パタヤに一泊したけど、パタヤ駅に10時34分につくので、直接「サンクチュアリー・オブ・トゥルース」に行けば、日帰りで行って帰れてたな。