知床は昨年秋に訪れたので、まだ行ってない羅臼湖トレッキングツアーに参加しようと思っていた。
でも天気予報だと天気があまりよくなさそうで、天気がいまいちの景色をみてもしかたないし、充分な防寒着も持ってきていなかったので、また知床五湖ガイドツアーに参加することにした。
結局、曇っていたのは朝だけでどんどん天気はよくなったけど・・・。
5月から7月はヒグマ活動期で、ガイドツアーでないと地上遊歩道は歩けない。
当日申込は8時から。
ガイドによって値段が違うが、だいたい5,000円前後。
但し、当日申込は6,000円😥
ネットで空き状況を見て、電話で9時半からのツアーを申し込んだ。
ツアー所要時間は約3時間。
知床五湖フィールドハウスに30分前に到着。
高架木道は一湖まで行けて無料。
私が申し込んだグループは、女性ガイドで、高齢男性3人組と若いカップル2人の参加者だった。
このあいだAmazonで買ったノースフェイスのジャケットを着てる人が多かった。
ブランドに興味ないので、そんなメジャーとは知らなかった。
「立入認定証」をもらって最初に10分程度のレクチャーを受ける。
五湖から順番にまわって最後が高架木道のある一湖。
遊歩道の脇の木にクマの爪の跡。
木の高いところにもある。
半年前に撮った写真と同じ木だった💧
山ブドウの蔦が巻き付いていて、その実を取るために登ったらしい。
<五湖>
まだ雲が多く、知床連山も雲に覆われている。
キツツキがあけた孔。
これも前回と一緒。
<四湖>
アングル的にはいまいち。
今回のガイドツアーでは双眼鏡を貸してくれたので、湖面を泳ぐつがいのオシドリが見えた。
もしクマを見かけてガイドが危険と判断した場合、ツアーは中止になり速やかに退避、その日の他のツアーもすべて中止になる。
数日前に、鹿を追い掛け回すクマがいて、ツアーがすべて中止になったそうだ。
三湖のそばにある中が空洞になっても生きてる木。
木は水を通す層が樹皮のすぐ内側にあって、周りの樹皮を鹿に食べられると枯れるけど、内側は空洞になっても枯れないらしい。
こっちの木も半分空洞になってるけど生きてる。
切り株から新しいトドマツが生えてる。
<三湖>
遊歩道が三湖に沿ってあるのでいろんな角度から見られる。
左手の麓の白く見えるのが硫黄山?
水芭蕉がいっぱい生えている。
クマは水芭蕉の根っこを食べるらしい。
ググると冬眠中の固くなった💩の排便を促すためと書いてある。
コウホネの花。
オロロンラインに「こうほねの家」というのがあって、”こうほね”とは何ぞやと思っていたが、水草の一種だったのか。
<二湖>
すっかり晴れた!
天気予報ってあてにならないな。
私には見えなかったけど、雪渓を登っている登山者がいると話していた。
<一湖>
右手に高架木道が見える。
以前は牧草地だったので木が生えてない。
知床五湖ツアーで一番やりたかったこと。
それは電圧線を握ること!
高架木道の周囲にはクマが近寄らないよう約7000Vの電気が流れている。
前回のツアーでガイドが片手で触ってて、片手なら電流が体を流れないから大丈夫と言っていた。
握ってみたら、電気が断続的に流れてて、電気風呂みたいな感じだった。
高齢男性3人組が陽気な人たちだったので、楽しいツアーだった。
その中の一人が紋別プリンスホテルが食事がいいと話してて、今回は空きがなくて泊まれなかったけど、まったく同感と思った。
予定通り3時間でツアー終了。
ガイドに、カムイワッカ湯の滝は車で簡単に行けるか尋ねると、簡単だというので行ってみることにした。