おまけの会社員生活

おまけの会社員生活《ハケンの品格》

五十而知天命、毎日定時退社&有給フル消化の正社員から週休5日、日給5.5万円、在宅勤務のハケン社員になりました

砂蒸し温泉、長崎鼻、知覧特攻平和会館

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帰りの飛行機は夕方便。

指宿(いぶすき)に来たからには砂蒸し風呂に入る。

また、知覧特攻平和会館という特攻隊の歴史博物館に出かける。

指宿温泉 砂むし会館 砂楽

ホテルからも送迎バスがあったが、昨日はチェックインが17時前だったので、行くのをあきらめて、帰る日の午前中に行くことにした。

それにホテルは送迎してくれるだけで、割引があるわけでもないので、自分の車で行った方が時間を気にせずいいんじゃないかと思う。

入浴料は1,100円と意外と安い。

砂が頭につかないようタオル(200円)を売っているが、私は持参した。

2階の受付でお金を払って、浴衣を受け取り、1階の脱衣所で着替える。

浴衣の下には何もつけずパンツも履かない。

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浴衣に着替えたら建物の外にでて海岸に行く。

私がいったときは客は私一人だけ。

海岸じゃなく、写真奥に見える屋根付き小屋の中だった。

朝から暑くて日差しが強かったので、小屋の中でよかった。

砂をかけてくれたのは女性従業員で、暑いし、重労働で、大変な仕事だと思う。

砂をかけてもらうと、心臓だけでなく、手や足もドクンドクンと、心臓に合わせて鼓動するのを感じる。

15分ぐらい横になっていると汗が噴き出してきた。

建物に戻って、浴衣を脱いでシャワーを浴びて砂を落としてから大浴場に入った。

砂蒸し風呂は写真撮影禁止になっていた。

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公式HPより

長崎鼻

薩摩半島の南端、長崎鼻に向かう。

日本本土最西端も神崎鼻という名前だったが、「鼻」は岬の意味か。

途中で車両進入禁止になっていて、どこに停めようと思ってUターンしてたら、土産物店の店主が出てきて、「ここが無料だから停めて。帰りにガム一つでも、ジュース一本でも買ってくれたらいいから。」と。

そういわれてガム一つで済ませる人はあまりいないだろうし、なかなか商売上手。

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龍宮神社がある。

長崎鼻は浦島太郎が竜宮へ旅立った岬と伝わっているそうだ。

浦島太郎が乙姫様に出会ったことから縁結びの神社として人気があるらしい。

って、浦島太郎と乙姫様って恋仲になったっけ?

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貝殻に願い事を書いて甕壺に収める(100円)。

奉納された貝殻は貝塚に10年保管されたのち、海に戻される。

両親の健康長寿を書いて奉納した。

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長崎鼻から昨日登った開聞岳が綺麗に見える。

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浦島太郎像。

男性は時計回りに2回回って亀を撫でたら願いが叶うらしい。

人が少なかったのでやる 😄

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縁結びの神社ということで、ハート形の写真撮影スポット。

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岬の先端には薩摩長崎鼻灯台がある。

ところどころ崩れてなくなってしまったコンクリートの道が海に続いている。

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長崎鼻がある山川地区、南さつま市坊津町、大隅半島南大隅町佐多、肝付町内之浦はソテツ自生の北限らしい。

このため国の特別天然記念物に指定されている。

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福蛙、福亀、田の神。

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車を停めさせてもらった土産店で、羊羹と黒砂糖、アイスクリーム(1,704円)を購入。

「街のPayPay祭」対象店舗だったので、PayPayで払って20%還元されるはず。

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西山駅

北緯31度11分にある最南端の駅(沖縄モノレールを除く)。

鉄オタじゃないけど、近くを通ったので記念に。

そういえば、東根室駅も根室に行ったときに寄ればよかった。

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知覧特攻平和会館

最終日は開聞岳に登る予定だったが、前日に前倒ししたので、急遽、観光地をググって見つけた(500円)

ちょうどDVD映像上映が始まる時間だった。

後ろのほうの席に座ったので、遺書が紹介されているときに、泣いている人チェック 👹

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​三角兵舎
三角兵舎は特攻隊員の宿舎で敵の目を欺くため、松林の中に半地下壕をつくり、屋根には杉幼木をかぶせ擬装してあった。
各地から集まった隊員は二~三日後には雲のかなた沖縄の空に散華されました。出撃の前夜は、この三角兵舎で壮行会が催され、酒を汲みかわしながら隊歌を たい、薄暗い裸電球の下で遺書を書き、また別れの手紙等をしたためて、出撃 して征ったのです。

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網走刑務所にあった、受刑者が塀の外で寝泊まりするときに使った「休泊所」にそっくり。

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​海軍 零式艦上戦闘機​​

この飛行機は、旧海軍の主力戦闘機として使用されていた零式艦上戦闘機52丙型です。鹿児島県の甑島(薩摩川内市)の手打港沖合に、昭和20(1945)年5月にエンジントラブルによって不時着水し、水深約35mの海底に沈んでいたもので、機体の前方部分だけが残っています。
昭和55(1980)年6月, 知覧町(現,南九州市)によって35年ぶりに引き揚げられました。

建物内は撮影禁止で、唯一、このゼロ戦の場所だけ撮影可能。

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会館内にはたくさんの遺書が展示されているけど、昔風の文字なので、パネルに読みやすいよう展示されているものだけを拾い読み。

そうそう、自衛隊の若者がいっぱい来てた。

右寄りじゃない非国民的意見として、誰もすんでないような無人島のために、命を懸けるなんて馬鹿馬鹿しいことはしないほうがいいと思う。

それに、普段勇ましいことを言ってる政治家に限って、いざとなったら「急に3度目のお腹ピーピー到来!」とか言って真っ先に逃げると思う。

※決して特定個人を指しているわけではありません 😎

下の飛行機は、初等練習機として航空自衛隊防府北基地山口県)で活躍していたが、平成17年に用途廃止されて知覧町が仮受けたもの。

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映画『俺は、君のためにこそ死ににいく』で使われた飛行機も展示してある。

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もう少しゆっくり見たかったけど、鹿児島空港まで一般道を通ると2時間弱かかるので、1時半に出て空港に向かう。

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