南大東島の星野洞の鍾乳洞はとても綺麗で見ごたえがあった。
那覇の玉泉洞、ガンガラーの谷、石垣島の鍾乳洞にも行ったが、どれも干からびてて、南大東島の星野洞に比べたら💩みたいなもん。
観光客は誰もいない。
正面の建物で入場券(800円)を購入。
なお、HPに「要予約」と書かれているが、ゲストハウスのオーナーには予約しなくていいと言われた。
入れないと困るので一応前日に電話をかけると、営業時間に来てくださいと言われた。
鍾乳洞の入口。
下りは歩き、上りはベルトコンベアみたいなの。
通常は、タブレットを貸し出しているそうだが、タブレットの調子が悪いので、こちらの音声ガイドが入った機器を貸してくれた。
入ってまず音声ガイドに従って、左方向の階段に進んで、また戻ってきて右方向の階段に進む。
槍のような鍾乳洞がびっしり。
頭の上に落ちてきたら死ぬかな。
途中で地盤が傾いたので斜めになっているが、さらに成長したら「く」の字型の鍾乳洞になる。
もちろん、今生きている人はその姿を誰も見ることができないけど。
白と茶色の鍾乳洞のコントラスト。
表土の赤土が石灰石に溶けて茶色に変色している。
「ソーダストロー」と呼ばれる夥しい鍾乳石。
鍾乳石の中は空洞になっているそうだ。
たぶんこの石の説明だと思うけど、上下が切り離されてしまった鍾乳石。
南大東島がフィリピン海プレートに乗って1年間に7センチ動いていることでズレが生じたからだとか。
タブレットだと画像も表示されてどの鍾乳石の説明かわかるのだろうが、音声ガイドだけなので、番号札を頼りに確認している。
いったん分岐に戻って、今度は右側の通路をすすむ。
あと数センチで天井に届きそうな鍾乳石。
私が生きている間には見られないだろう。
カーテン状の鍾乳石。
星野洞で一番巨大な鍾乳石。
天井が崩れないように支えている柱みたいに立派。
水が流れる線に沿って鍾乳洞が並んでいる。
南大東島が昔は海底にあったことを示す、サンゴの化石。
南大東島の子供は中学を卒業すると進学のため島を離れるので、両親と一緒に泡盛を置いておいて成人式を迎えたら一緒に飲むらしい。
ちょっとグロい洞窟サンゴ(ケーブコーラル)
形状がサンゴに似ているだけでサンゴとは関係ない。
見学時間は40分ぐらい。
洞窟はそんなに長くないけど、今までに見た鍾乳洞の中で一番綺麗だった。
音声ガイドを返しに行ったとき、「パンを買えるスーパーはありますか?」と尋ねたところ、明日が船が入る日だからないかもしれないと言って、わざわざ店に電話をかけてパンがあるかどうか確認してくれた。
島の人は親切!