あいにくの曇り空で、景色はいまいちだけど原付で島を一周する。
与那国島についてから、楽天モバイル、アンテナが立つけどインターネットが全然つながらない。
石垣空港でもアンテナが立たず(去年もそうだった気がする)。
楽天モバイルだけならネット使えずお手上げだった。
やっぱ楽天モバイルだけにするのは危険。
ティンダバナ
昨日ついたときは暗くて集落を全然見てなかったので、集落を散歩していると切り立った断崖が見えたのでいってみる。
宇祖納の南西に屏風のようにそそり立つ標高100mのティンダバ ナは、台形状の地形をなしている。眼下には祖納集落の家並が展開 し、東にウラブ岳、西には雄大な東支那海が一望され、天然の展望台になっている。展望台近くの岩陰には、豊富な湧水があり、岩壁には八重山の生んだ詩人伊波南哲の詩も刻まれていて、「歴史の丘」 として島人たちのいこいの場所にもなっている。
ティンダバナに続く南の傾斜面には、与那国島の英雄の一人サンアイ・イソバが出生した古邑サンアイ村が立地し、彼女にまつわる 旧跡も多く残されている。彼女は、16世紀の末頃に与那国島に君臨 した女とされる人物であるが、巨体で剛力の持主であったといわれ、政治をよくし島人から尊崇を集めたと語り伝えられている。
南の島といえばハイビスカス。
坂道を登っていくと入口があった。
汗をかいたので、原チャリでくればよかった。
岩の割れ目の洞窟がある。
イヌガン
大昔、久米島から中山王府への貢納船が出帆した。しかし、船は荒天に遭 い、与那国島に漂着した。一行の中に女一人と犬一匹が加わっていて、ある夜から男が一人ひとり犬にかみ殺さ れ、犬と女だけが岩屋で同棲するよう になった。
一方、小浜島の漁夫が荒天に遭い与那国島に漂着した。女はこの島に猛犬がいることを知らせ、すぐ島を離れるよう忠告するが、男は女の美貌にひかれ、逆に犬を退治した。
二人は夫婦になり、七人の子宝に恵まれるが、ふとしたことから犬の殺害を知った女は、ついに犬の死骸を抱いて命を断った。
犬と女が住んでいたところがイヌ ガンといわれている。
水は枯れていた。
切り立った岩肌の中腹がえぐれて展望台になってる。
伊波南哲の詩が岩肌にかけられている。
最期の「皇国南海の鎮護に挺身する沈まざる二十五万噸の航空母艦だ。」という文に時代を感じる 😅
祖納の街並みが見渡せる。
曇ってるとテンション上がらない。
たしかバナナの花。
ホテルに帰って原チャリを借りる(燃料込2,000円)。
返却時間は何時でもいいとおおらか。
時計回りに島を一周する。
利尻島より小さいから自転車で回ろうと思ってたけど、起伏があるので原チャリにしてよかった。
浦野墓地郡
巨大なお墓がいっぱい。
古くて草に埋もれていると遺跡みたい。
六畳ビーチ
崖の下にある。
サンダルだったので下りるのはあきらめる。
曇っててこれだけ綺麗だから晴れていたらどんなに綺麗だろう。
東崎(あがりざき)展望台
馬が自由に闊歩してる。
与那国馬
琉球大学, 鹿児島大学、
宮崎大学および名古屋大学などの研究によりかなり純度の高い在来 であることが明らかになっている。 体は115cm、体長は 120cm 胸囲は130cm 前後で日本の在来馬の 中で最も小型である。 また、蹄は硬く調を必要としなく、強健で粗食に耐え、性質温順である。 このように小型でありながら重い荷物を背中に観せて運び、 車を畑を耕すために鋤を牽き、人を乗せ、与那国島にとっては馬は貴重な家でした。 近年、農業の機械化に伴い役畜としての役目は低下してきているが、 与那国島の厳しい自然環境下で4百年以上にわたり人とともに生活 してきた貴重な遺伝資源である
風力発言の風車が一つだけある。
民家はないし、もっと設置できそうな気がするけど。
「グデイクチデイ」という史跡がある。
琉球王の命令により、遠見番所を設置して、海上監視や出入りする船の監視を行っていたそうだ。
「アリシ」という海岸に下りる道はかなり急。
海岸は波が荒い。
東崎展望台は老朽化のため立ち入り禁止。
左手にはトイレもあるが同様に利用不可。
東崎の先端。
天気がよければ66km先の西表島が見えるらしい。
天気が良かったら綺麗なんだろうな。
馬が通れないよう「テキサスゲート」が設けられている。
溝が広くて、原付で通るときは減速しないと危険。
軍艦岩
大河ドラマだけじゃなくテレビ全般見ないからわからない。
奥に見える階段へ続く道は立ち入り禁止になっていた。
軍艦?潜水艦?
立神岩
与那国島のシンボルらしい。
シンボルだけあって、3ヶ所展望台がある。
やっぱり男性の「アレ」を象徴してるのだろうな。
2か所目の展望台は正面から見える。
Googleマップを見ると真っ青な海にそそり立つ立神岩の写真がいっぱい。
晴れた日に見られてうらやましい。
黄色い彼岸花がいっぱい咲いてた。
3ヶ所目は人面岩展望台。
穿きなれないサンダルできたら、足の皮がむけてきたので、人面岩にはいかず。
これってヤシガニ?
台東の三仙台で生きたヤシガニを見たことがある。
さらに蛇の死骸もあった。
外傷はないようなんだけど。
ところどころ木にバケツが吊り下げられている。
インビ岳展望所
東屋があるけど、展望はそんなによくない。
近くに、自衛隊の4基のアンテナらしき構築物がある。
撮影禁止になっていたけど、観光客として入国した中国人がいくらでも写真を撮れると思う。