おまけの会社員生活

おまけの会社員生活《ハケンの品格》

五十而知天命、毎日定時退社&有給フル消化の正社員から週休5日、日給5.6万円、半分在宅勤務のハケン社員になりました

夜の龍山寺と広州街夜市

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今日も小雨が降ったり止んだりの天気。

昨日まで花粉症で鼻がつまっていたのが、台湾に来たおかげで鼻の通りがよくなった。

迪化街

特に買いたいものがあったわけではないのだが、迪化街を北から南に向かってブラブラ歩く。

大渓老街、三峡老街など、古い街並みを再現しているが似たり寄ったりの感じがする。

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なんかのイベントだろうか、クラシックカーがずらりと並んでいた。

車に興味がないのでよくわからない。

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国立台湾博物館

迪化街から歩いて二二八公園の国立台湾博物館に行く。

雨の日には博物館、美術館巡りでもするしかない。

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入場料は30元。

ホテルに帰ってから気づいたが、このチケットで道路斜め向かいにある土銀展示館にも入場できたのだった。

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この博物館は1908年の日本統治時代に建てられた歴史のある建物らしい。

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個人的主観だが、中の展示はあまり見るものがない。

一階が右側が昆虫関係、左側が鉱石関係で興味なし。

二階は改装中。

三階の原住民の文化は面白くて、希少動物の展示はまあまあ。

原住民の文化は日本統治時代の日本人が調べたものが基礎になっているようで、昔の台湾の地図に漢字とカタカナで記載されていたりして興味深い。

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三階には博物館の発展に貢献した日本人学者などの説明がある。

また、当博物館は台湾第四代台湾総督児玉源太郎と民政長官後藤新平を記念して建設されたものらしく、銅像が設置されていた。

10分ほどの映像(中国語)に建造当時からの100年の歴史がまとめられていて興味深かった。

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外に出ると若者が集会のようなことをやっていて、テレビカメラも映していた。

どうやらチベット独立運動のようであった。

残念ながら、次のダライラマの生まれ変わりは中国共産党が選んだ人がなるだろうし、チベット民族は日本のアイヌ民族や台湾の原住民と同じ運命を辿ると思う。

社会人になると世の中は不条理、不平等、不公正なものだとわかるようになる。

いつでも勧善懲悪なんてテレビドラマの中だけだ。

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朝、茶葉蛋を4個も食べたせいもあり、あまりお腹が空いていなかった。

台北駅に向かう途中で軽く麺線(50元)を食べる。

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ホテルの近くで、後で食べようと前回買った花生麻糬(7個入り80元)を買う。 

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さらに50嵐でタピオカミルクティー大(50元)を購入。

あとで知ったが、50嵐はLINE Payが使えるようだ。

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廣州街夜市

夜は、龍山寺の近くの廣州街夜市に行く。 

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広州街の駅とは反対側の外れに香脆蚵仔煎という蚵仔煎(牡蠣オムレツ)のおいしい店があると教えてもらった。 

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蚵仔煎(70元)と蚵仔湯(80元)を注文。

 「脆脆」というだけあって、ベチャッとした一般的な蚵仔煎と違って、カリッとした仕上がりになっていてとても美味しかった。

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酪梨牛奶(40元)を飲む。 

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酪梨とはアボガドのことだった。

牛油果とも言うようだ。

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なんとなく木瓜牛乳(パパイヤミルク)とよく似ている気がする。

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他にも、台北駅では25元で売られているタロイモ大判焼きが15元、小豆餡とバター餡はたったの10元で売られていた。

大判焼きを買うためだけに来るのは、却って電車賃がかかるけど。 

夜の龍山寺

龍山寺がライトアップされて綺麗だったので入ってみる。  

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境内にはまだランタンが飾られていた。 

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関羽の腕の傷を治した名医の華佗が祭れている。

別の場所には関羽も祭られていた。

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龍山寺と駅の間にある公園は、多くの游民(浮浪者)が寝ている。

道端で平気で立ちションをしているので、通路の真ん中を歩きましょう w 

ミニチュアハウスがいっぱい!袖珍博物館

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エアアジア台北

エアアジア関空台北の新規路線を就航し、往復12,336円と激安だったので利用した。

03/08 D7371 KIX-TPE 22:00-23:45
03/11 D7370 TPE-KIX 16:55-20:45

他のLCCは真ん中に通路があって左右3列の中型飛行機だけど、エアアジアは3列×4列×3列の大型ジャンボ。

幸い、隣が空席だったのでゆったり座れた。

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白タクでInn Cubeホテルへ

深夜12時に桃園空港に到着。

雨が降っている上に、MRTが終わっているのでバスを待つ人が多く、建物の中まで行列が続いていた。

白タクの運転手が「400元払ったら、あんなに長く待たずにホテルまで送ってあげるよ」と声をかけてきた。

他の乗客がなかなか見つからず、結局長く待たされたら嫌なので「すぐに他の客が見つかるなら乗ってもいいよ」と答えると、すぐに他に3人の乗客を見つけてきた。

私はタクシーの半額以下の料金ですむし、白タクはタクシー以上の利益が上げられるので、WinWinの関係である (-ω-)/

定宿は深夜着に対応していないので、Inn Cube Taipei Main Station(882元)を予約しておいた。

Agodaの現地払いだったので、少し不安だったがちゃんと予約は入っていた。

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杭州小籠包と鮮芋仙

2日目も雨。

これで1月、2月に続き、台湾訪問連続3回雨続き・・・。

11時チェックアウトだが、常宿に移るには時間が早いので、荷物をホテルに預け、久しぶりに杭州小籠包を食べに行く。

バスに乗って悠遊カードでタッチしたら、運転手が止めようとしたが間に合わなかった。

いつもバスに乗る時に乗車と下車時の両方にタッチするのか、下車時の一回だけでいいのかわからない。

と、運転手の座席の上部に「上下車収費」と書かれてあって「下車収費」だけ明るくなっているのが目についた。

どのバスも同じ場所に表示があるのか不明だが、次回からバスに乗る時は気を付けて見ようと思う。

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いささか食べ飽きた気がして足が遠のいていたが、食べてみるとやっぱり美味しい!

少し食べ足りないくらいだが、他の物が食べられなくなるのでとめておく。

小籠包(160元)、南瓜芋頭糕(160元)、元盅(zhōng)鷄湯(120元)でサービス料がついて484元。 

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開店して最初の客だったので店内ガラガラ。

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歩いて鮮芋仙に行って仙草四號(70元)を食べるいつものパターン。

思ったよりもお腹いっぱいになる。

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ミニチュアハウスの袖珍博物館

隣に越してきた老夫婦にお返しの品を買おうと歩いて犂記に行く。

途中に袖珍博物館があったので、雨降りで暇だし立ち寄る。

「袖珍(しゅうちん)」なんて言葉知らなかったが、中国語だけでなく日本語でも、袖やポケットに入るぐらい小さいという意味があるんだって。

中国語を勉強していると、こういった日常会話では既に死語だが、中国語とほぼ同じ意味の日本語を知ることがある。

入場料は200元で、時間潰しのために払うべきかちょっと躊躇う価格設定。

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入口に日本の雛壇が飾られていた。

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たくさんのミニチュアハウスが展示されている。

一つ一つの家具や食器がとても精巧につくられている。

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玉子の殻を利用した置物。 

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関羽と誰か忘れた・・・。

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大きな屋敷のミニチュアハウス。

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反対側から見るとそれぞれ小さな部屋に分かれている。

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一つ一つの部屋もとても精緻に作られている。

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ピノキオがクジラに呑み込まれるところ。 

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たぶんピノキオを作っているところ。

後ろの棚に置いてある小さな人形も細かいところまでちゃんと作ってある。

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たくさんのミニチュアハウスが展示されていて、特に女の子が見たら喜びそうだ。

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下の写真を何もコメントせずに両親に送ったら「これホテル?ロビーにしては狭いのでは?」とコメントが返ってきた。

ミニチュアハウスと全然気づいてない w

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ガリバーと小人国のワンシーンと思われ。 

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 恐竜の街のミニチュアハウスもある。

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この老人がサンタクロースかと思ったら、手には”Dear Santa,I've been very good this year.Please bring me”と書いた紙を持っている・・・。 

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日本語の説明も付いているものもあり、これには「西洋人が考えるアジア風のお屋敷とはこういうものらしい。一つ一つを見れば東洋的ではあるが、全体で見ればどこかおかしい」と書かれていた。

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日本の商店街のミニチュアも飾られていた。

戦前の日本の街並みかと思ったら、「風と共に去りぬ」や「ひめゆりの塔」の映画は1950年初頭だった。

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ベルサイユ宮殿の模型。

これもノーコメントで両親に送ると「教会に見えるけど台湾にこんな綺麗な教会あるの?」と返事がきた。

台湾に来ていることはバレているらしい・・・。

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別の展示室には日本で言えば昭和40年代ぐらいじゃないかと思うけど、その頃のおもちゃだとかくじ(?)が展示されていた。 

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ブーメランが懐かしい。

小学生低学年の頃に原っぱで飛ばして遊んだ記憶がある。

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もともと犂記に行く予定だったのが、犂記で買ったら搭乗手続きの手荷物計量時に7kgを超えてしまう。

エアアジアは初めてで計量が厳しいのかよくわからないので、空港の免税店で買うことにした。

結局、出国審査後の免税店で10個入りのパイナップルケーキ(450元)を購入し、帰国した翌日火曜日にお隣さんにお渡しした。

3,000円のお菓子をもらって、450元のお返しなので、「半返し」のマナーは守ったことになると思う。

一押しの中国ドラマ『玉观音』と『金粉世家』

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ジムで有酸素運動をしながら中国語のテレビドラマを見ている。

昔は台湾のドラマも含めて、中国のWebサイトでダウンロードし放題だったのに、今では著作権が意識されるようになったのか、会費を払って会員になっていないと視聴したりダウンロードできない。

Youtubeで探して専用アプリでダウンロードする方が簡単だったりする。

視聴者の評価などを元に何を見るか決めるのだが、高評価でも自分の好みとは合わないこともある。

例えば、『欢乐颂』や『我的前半生』は中国で高視聴率だったドラマらしく、面白いと言えば面白かったけど、また見たいかというと一度見たら十分。

そんな中、今まで見た中で面白かったドラマを書き留めておく。

玉观音

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玉观音(2003年孙俪、佟大为、何润东主演电视剧)_百度百科

これは中国語学校の先生に教えてもらった。

てっきり何润东と孙俪の美男美女の恋愛物語だと思っていたら全く違ってた。

ここ数年見たドラマの中で一番よかった。

最後にちょっとしたどんでん返しがあったりするのだが、話好きな中国語の先生が、私がまだ見終わっていないから言わないでと言っているのに、結末を話してしまった。

私の思っていた結末と違っただけに、見る前に聞かされて、軽い殺意を覚えた 💢

16年前の2003年に撮られたドラマだが、今の裕福で近代的になった中国とは町の建物や車の様子が全く違っていて、『欢乐颂』を見た後だけあって、一層際立って感じた。 

『玉观音』の中で流れる曲は、陳曉東の『比我幸福』という名曲だ。

陳曉東は整形に失敗して酷いことになっている・・・。

【比石頭還硬的臉】陳曉東完全變臉,整容失敗,玻尿酸都要溢出來了!網友:這是另外一個人了吧!

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陳曉東Daniel Chan - 比我幸福 

主人公の佟大为と言えば『奋斗』もよかった。

で、『奋斗』と言えば、劈腿俳優の文章(俳優名)が出ている『蜗居』と『裸婚时代』と合わせた青春三部作は見る価値がある。

 『欢乐颂』や『我的前半生』のような浮世離れした現実感のないドラマよりずっと面白い。 

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金粉世家

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金粉世家(2003年陈坤、董洁主演电视剧)_百度百科

オンライン中国語会話の先生に勧められた。

中国語ドラマを見るきっかけになったドラマで、7、8年前に見たと思う。

最近、もう一度見たのだが、やっぱよかった。

今回改めて見て、以前はヒアリング能力が低く、あまりストーリーがよく理解できてなかったんだなと思った。

七少爷と冷清秋の恋愛を中心に裕福な一家が倾家荡产していく過程が描かれている。

美男美女の俳優がそれぞれの役にぴったりはまっていて、1920年か30年代の裕福な家庭の豪華絢爛な様子といい、ドラマを象徴する向日葵が敷き詰められたシーンといい、映像がとても美しい。

純粋無垢な冷清秋役の董洁は、後の私生活は役柄と全く違ってたようだが・・・。

そして、主題曲の「暗香」がこれまたいい曲。

この主題曲じゃなかったら、ここまで印象に残っていないかもしれない。 

他のドラマは主題曲を飛ばして見るが、このドラマは毎回聞いてから本編を見た。