おまけの会社員生活

おまけの会社員生活《ハケンの品格》

五十而知天命、毎日定時退社&有給フル消化の正社員から週休5日、日給5.6万円、半分在宅勤務のハケン社員になりました

上色見熊野座神社と白川水源

烏帽子岳の登山が終ってまだ3時前。

チェックインにはまだ早かったので観光に行く。

阿蘇パノラマラインを南に下っていると南阿蘇村が見渡せる南阿蘇パノラマライン展望所があった。

阿蘇村は阿蘇五岳と南外輪山に囲まれて降雨量が多く、年間降水量は約3000mmで全国平均の2倍、湧き水が豊富とのこと。

上色見熊野座神社

メジャーな観光地から離れた神社なのに、台湾人など多数の外国人観光客。

よっぽど私より日本の観光情報に詳しそう・・・。

アニメ映画『蛍火の杜へ』の舞台となったので有名らしい(もちろん見たこともなけりゃ初めて知った)。

上色見熊野座神社(かみしきみくまのざじんじゃ)の創建は鎌倉時代末期~室町時代らしい。

伊弉諾命(いざなぎのこと)と伊弉冉命(いざなみのみこと)を祭っている。

高千穂峡でも出てきた鬼八法師の話が出てくるので、互いに影響しあったのか。

社殿を登っていくと、阿蘇大明神に追いかけられた鬼八法師が山をけ破って逃げたとされる穿戸岩(うげといわ)がある。

上色見熊野座神社 - Insta360

白川水源

環境省の「名水百選」に選ばれるほど有名な、熊本県を代表する水源池とのこと。

平日だからか土産物店は閉まってた。

水源保護のため協力金(100円)を払う。

協力金って拒否れるのか、実質強制なのか。

白川吉見神社」という神社がある。

水温14度の水が毎分60トンも湧き出ているそう。

写真奥の中央から湧き水が出ている。

柄杓があって自由に汲んで飲めるので、ちょっとだけ飲んでみた。

これで本日の観光は終わり、最後の宿に向かう。

草千里ヶ浜から烏帽子岳登山

阿蘇山中岳に登るとき、三角形の形のいい山が見えた。

帰りに火口に近づかないよう監視してる人に聞いたら「烏帽子岳」という名前で、草千里ヶ浜から登れると教えてくれた。

まだ時間も余力もあったので午後からは烏帽子岳に登ることにした。

レンタカーを草千里ヶ浜の駐車場(500円)に停める。

中岳から見たら高くて険しく見えたのに、草千里ヶ浜から見るとそうでもない。

観光客は駐車場に近いところにいっぱいいるけど、奥のほうまでくる人は少ない。

中岳から見た山容と違って簡単に登れそう。

午前中に登った中岳や高岳

草原から左に折れる。

細い山道をも登っていく。

草千里ヶ浜がもうこんなに小さい。

そんなに急な坂ではない。

もうすぐ頂上。

頂上手前には4、5人の欧米人がいるだけだった。

烏帽子岳(1,337m)に到着!

草千里ヶ浜から30分もかからなかった 😲

烏帽子岳も火山だけど、噴火口は草千里ヶ浜からの噴出物で覆われたかららしい。

草千里ヶ浜は直径1㎞、2万7千年前に形成され、中央火口丘群の中でも最大規模の噴火を起こしたところらしい。

確かにここから見ると、丸い噴火口の形をしている。

でっかいから下から見ている分には気が付かなかった。

中岳と高岳

反対側は険しい斜面。

阿蘇に下る阿蘇パノラマラインが走っている。

阿蘇の集落。

阿蘇山(烏帽子岳) - Insta360

別のルートから下る。

歩きながら昼ごはんに買ったおにぎりを食べる。

下っていたら中岳で会ったハイカーにまた会った。

草原の中にある小高い丘は「駒立山」と言って、二回目の爆発のときに吹き飛ばされた溶岩ドームの残骸らしい。

せっかくなんで駒立山にも登る。

阿蘇山 草千里ヶ浜 - Insta360

馬で散歩できるみたい。

草千里ヶ浜の駐車場に帰ってきた。

駐車場の奥にある展望台に登る。

道路の向こうに見える山は「杵島岳」で簡単に登れるらしい。

ここもやはり韓国人と中国人、台湾人が多かった。

阿蘇は二重カルデラになっていて、外輪山は東西約17km、南北約25km、面積約350k㎡と世界最大級の大きさで、カルデラの中で数万人が暮らしている。

青ヶ島も二重カルデラになってて、カルデラ内部に畑が広がってるけど、規模が全然ちがう。

zhizuchangle.hatenablog.com

「米塚」というれっきとした火山。

行ってみたいと思ったが、保全のため登山禁止らしい。

中岳と高岳

なんかの記念碑。

草千里ヶ浜からたったの1時間で往復できた。

中岳から見たときは、もっと険しい山に見えたけど楽勝だった。

出発点の草千里ヶ浜がすでに1000mの高さなので大して登らなくてよかった。

意外と時間がかからずまだ3時前・・・。

烏帽子岳・駒立山(阿蘇山) / ちゃんらーさんの活動データ | YAMAP / ヤマップ

阿蘇山(南岳・中岳・高岳・皿山)古坊中ルート

前日は雨だったけど、雨が止んだので念願の阿蘇山に登る。

阿蘇山に来るのはこれが3回目。

小学生の時に家族旅行で来て、2回目は中学の修学旅行で来た。

当時、全国的に中学が荒れていて、阿蘇山で他校生徒との喧嘩が勃発したので鮮明に覚えている 😓

ガイドだったか警察に連絡しましょうかと言っていたが、大事にしたくない先生が穏便に済ませようとしていた。

当時は噴火してなかったので火口の間近まで行けたけど、今は立ち入り禁止。

阿蘇パノラマラインを通って阿蘇山を登っていく。

時間が早いので草千里にはまだ誰もいない。

奥に見えるのは烏帽子岳

古坊中から見た烏帽子岳

古坊中は昔、山岳仏教の一大霊地だったらしい。

阿蘇山の山上広場に車を停める。

駐車場のそばに「西巌殿寺奥之院」がある。

その裏には、壊れかかった「阿蘇山上神社」がある。

昨日訪れた「阿蘇神社」の奥宮である。

登山の安全をお参りしようとドアを開けようとしたが開かなかったので、「西巌殿寺奥之院」にお参りした。

早速、登山開始。

  • 薄手の長ズボン
  • 半袖速乾シャツ
  • アームカバー
  • 帽子
  • ウインドブレーカー(使わず)
  • トレッキングポール
  • スポーツドリンク(1リットル)
  • おにぎり(2個)(食べず)

火口から1㎞以内は立ち入り禁止になっている。

入山記録の記帳所。

道路に沿ってしばらく進むと料金所があって、係員が火口の方に行かないように見張ってる。

ここで右にそれて小径に入る。

火口からモクモクと煙が上がっているのが見える。

雨が降ったら川みたいになるのだろう。

昨日雨が降ったのでズブズブかと思ったが、けっこう固くてしっかりしてた。

まずは、この名もなき丘に登ることになる。

登るにつれて、火口の周囲の建物が目に入ってきた。

せっかく登ったのに下る。

この岩も噴火で飛んできたのだろうか。

砂千里に火口方向に向かって遊歩道があるけど進入禁止の柵が張られている。

ケルンが積まれている。

砂千里は火山灰で覆われた火口原で、絶え間なく吹き出す硫化水素、多量の蒸気、火山性ガスに晒されて植物がほとんど生育しないそう。

正面に見えるのが南岳(登ってるときはわかってない)。

なんか小屋がある。

雨が降ったら川床になるみたい。

後ろから走ってきた30代ぐらいの男女が颯爽と追い抜いて行った。

私は登るのは早いので、走ってきた人じゃないとまず追い抜かれることはない。

砂千里から南岳に登る坂が一番距離があって急傾斜。

といっても、「日本一の石段」を登るよりは楽。

登ってきたルートを振り返ったところ。

もうあと少しで頂上。

噴火口が見えてきた。

南岳(1,496m)に到着!

阿蘇山(南岳) - Insta360

中岳はこの尾根の一番先。

でもって、尾根を右に曲がって登っていくと高岳

噴火口が上からはっきり見える!

こっちの噴火口のほうが形が綺麗だけど煙はでてない。

こっちからモクモクでてる。

登ってるときに、爆発したら死ぬかな。

阿蘇山(噴火口) - Insta360

中岳(1,506m)に到着。

阿蘇山(中岳) - Insta360

中岳から北側(阿蘇神社のあるほう)を望む。

続いて高岳に向かう。

大して急な坂じゃない。

高岳(1,592m)に到着!

駐車場を8時半に出発してちょうど2時間かかった。

高岳は周囲を一周できる。

遠くに見える岩まで行って、右側の低地に見える「月見小屋」を通って帰ってくる。

少し進むと「仙酔峡」に下る標識があった。

下る道が雲で見えない!😱

こんな道、素人が歩けるんかと思ったが、翌日下ることになる 😆

このくぼ地っぽく見えるのが火口跡らしい。

初夏に来てミヤマキリシマの群生が見たい!

折り返し点となるでっかい岩が見えてきた。

この岩、左手は崖になってて行き止まり、右手に回ると裏から登れた。

このあたり虫がやたら多かった😬

岩の上から高岳火口を見下ろしたところ。

右側の稜線沿いに見える小径を歩いてきた。

北側は切り立った崖。

阿蘇山(高岳) - Insta360

西の方角を見ると、切り立った山があったが雲で隠れた。

後で調べると、根子岳というようだ。

根子岳の写真を撮ろうと、雲が晴れるまで、コースを外れて崖のほうに行く。

とても雄大な景色で、大阪近辺の山では味わえない。

根子岳の雲が晴れた。

頂上部がいくつにも分かれて尖がっている。

この山も素人でも登れるらしいので、次回、阿蘇に行ったら登る。

阿蘇山(高岳) - Insta360

くぼ地に下りて月見小屋に向かう。

高所恐怖症なのに高い所が好き 😆

月見小屋は扉がぶっ壊れてた。

くぼ地は苔みたいなのが群生してる。

高岳を一周して中岳に同じルートを戻る。

中岳から南岳に戻る。

かっこいい景色!

砂千里のほうに下っていく。

砂千里にあった建物はなんかの観測所のようで、避難小屋じゃなかった。

中央の一番高いのが高岳と思う。

中岳は左側のどの部分?

三角錐の山頂じゃないから頂上がわからない💧

余力があるので、このさきの皿山に向かう。

烏帽子岳が綺麗にみえる。

皿山(1,303m)に到着。

阿蘇山(皿山) - Insta360

駐車場に下っていく。

料金所のところにいた人に尋ねたら「烏帽子岳」と教えてくれた。

草千里から登ることができるらしい。

駐車場に戻ってきた。

廃墟になった建物。

これらの建物すべて廃墟。

奥にある「阿蘇山上ターミナル」だけが営業してた。

来たときは車が数台停まってるだけだったのに、オートバイに乗った大勢の韓国人の一団がいた。

韓国人に知り合いはいないのでウザ!と思った 😅

北海道の大雪山もそうだけど、火山🌋って独特で雄大な景色で、大阪近郊の山を登っているのとは感動の度合いが全然違う。

写真を撮りまくってたせいか、ペースが少し遅めだったみたい。

時間もまだ早いし、余力ありまくりなので、烏帽子岳に登ることにする 😙

阿蘇山(南岳・中岳・高岳・皿山) / ちゃんらーさんの活動データ | YAMAP / ヤマップ