前日は雨だったけど、雨が止んだので念願の阿蘇山に登る。
阿蘇山に来るのはこれが3回目。
小学生の時に家族旅行で来て、2回目は中学の修学旅行で来た。
当時、全国的に中学が荒れていて、阿蘇山で他校生徒との喧嘩が勃発したので鮮明に覚えている 😓
ガイドだったか警察に連絡しましょうかと言っていたが、大事にしたくない先生が穏便に済ませようとしていた。
当時は噴火してなかったので火口の間近まで行けたけど、今は立ち入り禁止。
時間が早いので草千里にはまだ誰もいない。
奥に見えるのは烏帽子岳。
古坊中から見た烏帽子岳。
古坊中は昔、山岳仏教の一大霊地だったらしい。
阿蘇山の山上広場に車を停める。
駐車場のそばに「西巌殿寺奥之院」がある。
その裏には、壊れかかった「阿蘇山上神社」がある。
昨日訪れた「阿蘇神社」の奥宮である。
登山の安全をお参りしようとドアを開けようとしたが開かなかったので、「西巌殿寺奥之院」にお参りした。
早速、登山開始。
- 薄手の長ズボン
- 半袖速乾シャツ
- アームカバー
- 帽子
- ウインドブレーカー(使わず)
- トレッキングポール
- スポーツドリンク(1リットル)
- おにぎり(2個)(食べず)
火口から1㎞以内は立ち入り禁止になっている。
入山記録の記帳所。
道路に沿ってしばらく進むと料金所があって、係員が火口の方に行かないように見張ってる。
ここで右にそれて小径に入る。
火口からモクモクと煙が上がっているのが見える。
雨が降ったら川みたいになるのだろう。
昨日雨が降ったのでズブズブかと思ったが、けっこう固くてしっかりしてた。
まずは、この名もなき丘に登ることになる。
登るにつれて、火口の周囲の建物が目に入ってきた。
せっかく登ったのに下る。
この岩も噴火で飛んできたのだろうか。
砂千里に火口方向に向かって遊歩道があるけど進入禁止の柵が張られている。
ケルンが積まれている。
砂千里は火山灰で覆われた火口原で、絶え間なく吹き出す硫化水素、多量の蒸気、火山性ガスに晒されて植物がほとんど生育しないそう。
正面に見えるのが南岳(登ってるときはわかってない)。
なんか小屋がある。
雨が降ったら川床になるみたい。
後ろから走ってきた30代ぐらいの男女が颯爽と追い抜いて行った。
私は登るのは早いので、走ってきた人じゃないとまず追い抜かれることはない。
砂千里から南岳に登る坂が一番距離があって急傾斜。
といっても、「日本一の石段」を登るよりは楽。
登ってきたルートを振り返ったところ。
もうあと少しで頂上。
噴火口が見えてきた。
南岳(1,496m)に到着!
中岳はこの尾根の一番先。
でもって、尾根を右に曲がって登っていくと高岳。
噴火口が上からはっきり見える!
こっちの噴火口のほうが形が綺麗だけど煙はでてない。
こっちからモクモクでてる。
登ってるときに、爆発したら死ぬかな。
中岳(1,506m)に到着。
中岳から北側(阿蘇神社のあるほう)を望む。
続いて高岳に向かう。
大して急な坂じゃない。
高岳(1,592m)に到着!
駐車場を8時半に出発してちょうど2時間かかった。
高岳は周囲を一周できる。
遠くに見える岩まで行って、右側の低地に見える「月見小屋」を通って帰ってくる。
少し進むと「仙酔峡」に下る標識があった。
下る道が雲で見えない!😱
こんな道、素人が歩けるんかと思ったが、翌日下ることになる 😆
このくぼ地っぽく見えるのが火口跡らしい。
初夏に来てミヤマキリシマの群生が見たい!
折り返し点となるでっかい岩が見えてきた。
この岩、左手は崖になってて行き止まり、右手に回ると裏から登れた。
このあたり虫がやたら多かった😬
岩の上から高岳火口を見下ろしたところ。
右側の稜線沿いに見える小径を歩いてきた。
北側は切り立った崖。
西の方角を見ると、切り立った山があったが雲で隠れた。
後で調べると、根子岳というようだ。
根子岳の写真を撮ろうと、雲が晴れるまで、コースを外れて崖のほうに行く。
とても雄大な景色で、大阪近辺の山では味わえない。
根子岳の雲が晴れた。
頂上部がいくつにも分かれて尖がっている。
この山も素人でも登れるらしいので、次回、阿蘇に行ったら登る。
くぼ地に下りて月見小屋に向かう。
高所恐怖症なのに高い所が好き 😆
月見小屋は扉がぶっ壊れてた。
くぼ地は苔みたいなのが群生してる。
高岳を一周して中岳に同じルートを戻る。
中岳から南岳に戻る。
かっこいい景色!
砂千里のほうに下っていく。
砂千里にあった建物はなんかの観測所のようで、避難小屋じゃなかった。
中央の一番高いのが高岳と思う。
中岳は左側のどの部分?
三角錐の山頂じゃないから頂上がわからない💧
余力があるので、このさきの皿山に向かう。
烏帽子岳が綺麗にみえる。
皿山(1,303m)に到着。
駐車場に下っていく。
料金所のところにいた人に尋ねたら「烏帽子岳」と教えてくれた。
草千里から登ることができるらしい。
駐車場に戻ってきた。
廃墟になった建物。
これらの建物すべて廃墟。
奥にある「阿蘇山上ターミナル」だけが営業してた。
来たときは車が数台停まってるだけだったのに、オートバイに乗った大勢の韓国人の一団がいた。
韓国人に知り合いはいないのでウザ!と思った 😅
北海道の大雪山もそうだけど、火山🌋って独特で雄大な景色で、大阪近郊の山を登っているのとは感動の度合いが全然違う。
写真を撮りまくってたせいか、ペースが少し遅めだったみたい。
時間もまだ早いし、余力ありまくりなので、烏帽子岳に登ることにする 😙
阿蘇山(南岳・中岳・高岳・皿山) / ちゃんらーさんの活動データ | YAMAP / ヤマップ