おまけの会社員生活

おまけの会社員生活《ハケンの品格》

五十而知天命、毎日定時退社&有給フル消化の正社員から週休5日、日給5.7万円、半分在宅勤務のハケン社員になりました

1ドル157円!外貨建資産比率を高めててよかった

24日に1ドル155円に下落したと思ったら、もうすでに157円を突破した。

1ドル157円台は34年ぶりらしい。

34年前といえば私が入社した頃の水準である。

当時はLCCもなく、収入も休みも少なかったから、一年に何回も海外に行けるわけはなく、レートなんて気にしたことがなかった。

ブログを始めた頃に、以下の記事を書いている。

zhizuchangle.hatenablog.com

今、読み返しても考えは変わらなくて、記事に書いた2つのインフレ対策をどちらも実行してる。

一つは働き続けること(たまたまだけど)。

正社員は辞めたけど、年間支出をほぼ賄える週2バイト収入があり、毎年時給を上げてもらってる。

そしてもう一つが外貨建資産を増やすこと。

米ドルは日本円よりずっと安全な「貯蓄」だと思っている。

退職後、外貨建資産の比率を徐々に高めてきたが、現時点で87%だ。

以下のグラフは退職時から今までのドル円相場と金融資産残高の推移。

ドル円チャート

金融資産推移

外貨建比率が高いので、資産の増減がほぼドル円チャートに連動している。

2022年9月にレートと資産がガクッと大きく下げたのは政府が余計な円買介入をしたからである。

このときはFXの含み損が▲5百万円近くまで増えた 😖

4年間で、レートは105円から155円に下落(▲50円)、資産は108百万から169百万に増えた(+61百万)。

資産がドル円レートとほぼ同じなんで覚えやすい 😘

まさか退職してから資産が増えるとは予想してなかった(しかもこんな大幅に)。

投資比率は約7割だけど、株式相場よりもむしろ円相場の影響の方が大きい。

日本の将来に対する悲観は変わらないし、むしろ一層強まっているので、今後、いくら円安が進もうと生活に必要な額以上の外貨を円に換えることはしない(増え過ぎた中国元だけは例外)。

日本はエネルギーも食料も海外からの輸入に頼ってるので、円安になると購買力が低下する。

円建預金しか持ってない人は、ドルベースではこの4年間で33%(105円÷155円)資産価値が毀損したことになる。

円安になって米ドルを円に換える人が増えたとニュースで言ってたけど、極端な比喩をすれば、紙くずを買ってるのと一緒。

全資産を日本円で銀行預金に預けてるのは、相対的に価値が劣化していて、今の時代はハイリスク・ローリターン。

船が傾いているのに、他のみんながいるから大丈夫と思って船底で談笑してたら沈没してたくさんの人が亡くなった事故があったっけ。

日本円やばいんじゃねと大半の人が気付いたときにはもう手遅れなのである(知らんけど🐽)。