おまけの会社員生活

おまけの会社員生活《ハケンの品格》

五十而知天命、毎日定時退社&有給フル消化の正社員から週休5日、日給5.9万円、半分在宅勤務のハケン社員になりました

昆明世界園芸博覧園と金殿 ガラクタ5A級

中国の観光地はランク付けされていてAAAAA(5A)が最高の観光地である。

昆明にある5Aの観光地は、世界遺産としても有名な「石林」と今回訪れた「世界園芸博覧会」の2つある。

昆明世界園芸博覧会は、1999年5月1日から10月30日まで中華人民共和国昆明で開催された国際園芸博覧会であり、博覧会国際事務局から認定された国際博覧会(特別博)である。テーマは「人間と自然 - 21世紀に向けて」。95ヶ国・機関が参加し、会期中950万人が来場した。博覧会後、昆明世界園芸博覧園という公園になり、ほぼそのまま保存されている。(Wikipedia

 

世界遺産の石林も行ってみたら意外と小さくて、「意外と大したことないな」と思ったが、世界園芸博覧会はもっとひどくてなんでこれが5Aという代物だった。

行く前に口コミを見ていたから全然期待はしてなかったけど。

大阪万博の数年後の姿でもある🐽🐽🐽

zhizuchangle.hatenablog.com

世界園芸博覧園の入口。

入場料は無料だが、それゆえに手入れが行き届かず、どんどん荒れて客足が更に遠のくパターンと思われ。

園内マップ。

左から入って、ロープウェイに乗って右上のエリアに行ける。

猿がキャラクターだったっぽい。

入口付近は綺麗に清掃・管理されている。

たぶん、この公園で一番インスタ映えする場所。

奥に見える建物は「中国館」。

建物は残ってるけど閉鎖してる・・・。

温室の植物園がある(35元/700円)。

ひどい色合いだけど、気味の悪いミャクミャクよりはマシか😎

ユリズイセン?

シャクナゲ

ベゴニア マクラータ?

ハイキングだか課外活動の小学生の一団。

中央のわけのわからんコーナー。

とても35元とは思えない植物園だった💢

こちらは無料の温室。

ツンベルギア

建物は残ってるけど閉まってる。

廃墟にたたずむ銅像

汚れたコンクリートの壁面に”EXPO'99"の文字。

柵で囲われたパビリオンが何個が存在。

26年経ってる割りには綺麗だから再塗装したのだろう。

「森林温泉遊楽園」という遊園地のようだが人影見えず、閉鎖してるっぽい。

上のエリアに行くロープウェイはガラガラ。

ゴンドラに乗るのをケチって、というか歩いて登ろうと思って、歩道を歩いて行く。

大して展望もよくない展望台らしきものがあった。

しかもこの道は、上のエリアに繋がってなかった😭

遊歩道は一部壊れて歩けなくなってる。

「金殿」の入口に到着。

昆明市金殿名胜区」として4A級観光スポットに登録されている。

金殿は、昆明市の東北郊に位置する鳴鳳山(別名:鸚鵡山)にあり、明代の万暦年間(1602年)に建立されました。その後、清代の康熙年間(1671年)に平西王・呉三桂によって再建され、現在の姿となりました。金殿は、全体が黄銅で鋳造されており、総重量は約250トンに達します。中国国内で現存する最大の純銅製建築物として知られ、全国重点文物保護単位にも指定されています。
金殿公園内には、金殿のほかにも老君殿、陳圓圓展廳、鐘楼などの歴史的建造物や、茶花園、秋園などの自然景観が点在しており、歴史と自然を同時に楽しめる観光地となっています。

 

二天門

滑道(ボブスレーみたいなの)があるようだが、閑古鳥が鳴いている。

三天門

和宮

櫺星門

中国の伝統的な建築物にみられる門の一種で、主に 孔子廟(文廟) や 陵墓 、重要な祭祀施設の入口に設置される格式高い門。

但し、金殿は道教のお寺。

真武七星剣は精錬された鉄で作られ、全長1.94メートル、重さは48斤(約24キログラム)に達します。両面にはともに黄銅で北斗七星が象嵌されているため、「七星宝剣」と呼ばれます。剣の柄の末端には龍の頭の装飾があり、剣身は黒く光沢を放っています。この七星剣はもともと真武銅殿の内部に吊り下げられており、そこには「慧剣高く掲げられ、常に魔を伏し怪を制す」という意味が込められています。これは、真武帝君が山を護るための法具(霊剣)とされています。

 

魁星楼文運を司る神「魁星(奎星)を祀る楼閣。

仁威之殿は道教の神様、真武大帝(玄天上帝)を祀る建築。

すべて250トンの銅で作られているらしい。

いちばん奥に老君殿。

甕の底に蛙が口を開けている。

コインを入れて蛙の口に入ったら福がある(知らんけど)。

おもちゃみたいな老子が祭られていた。

食堂があった。

もう昼過ぎなのでなんか食べることにした。

炸包浆豆腐とキノコ(25元)。

ちょっと辛いけど味は悪くない。

鐘楼の前では植物園にいたのと同じ一団だろうか、小学生が撮影していて、写真撮影を頼まれた。

鐘楼は新しいが、3階につるされている銅鐘はもともと昆明城南門の宣化楼に吊るされていたもので、明の永楽21年(1423年)に鋳造された。

鐘の高さは3.5メートル、口径の周囲は6.7メートル、重さは14トンにも達し、これは昆明に現存する古代の銅鐘の中で最大のものである。

金殿から世界園芸博覧園の上のエリアに繋がっていた。

ここにも温室があったが、枯れ葉が積もってあまり手入れされてない模様。

蝶々園もあったが、別料金のようだし、大したことなさそうなので入らず。

もう回り道して麓のエリアに下りる気力がないので、ロープウェイに乗る(40元/800円)。

二、三十個ぐらいゴンドラとすれ違ったが、乗っていたのは2人だけ。

数年後には、運航停止になってたりして。

青く塗装された遊歩道をすぐに逸れて、土の道をロープウェイ沿いに登れば上のエリアに行けたようだ。

そうと知っていれば帰りも歩いて下るんだった。

麓のロープウェイ駅。

客がいないから係員が暇そうにしてた。

退屈過ぎる仕事も時間がなかなか過ぎなくてつらいと思う。

まともにオープンしてたのは、ミャンマービルマ)園ぐらい。

イギリス園とかは有料だった。

ベトナム園も閉鎖。

パキスタン園。

当時は日本園もあったみたいだが見当たらなかった。

といった感じで、博覧会から26年もたって、ほとんどの建物は閉鎖、施設は閑古鳥が鳴いている状態。

昔は賑わっていたのかもしれないが、今は、市民の憩いの公園レベルだった。

よほど暇じゃなきゃわざわざ行く価値なし。

労働力があるからある程度手入れされているが、日本だったらここまでメンテできないだろう。

いったんホテルに帰る。

美団の電動バイクは、アプリをダウンロードしなくても、微信のミニプログラムから利用可能だった。

ホテルまで4.5元(90円)。

上のエリアから下る部分だけロープウェイを利用。

【昆明】世界園芸博覧園 坑人的景点 / ちゃんらーさんの活動データ | YAMAP / ヤマップ