2日目に西安城壁を自転車で一周しようと思っていたが雨が降ってて諦めた。
華山から西安に戻ってきたので再チャレンジ。
全長15km、自転車で周ったら1.5~2時間。
天津へのフライトは夕方発なので、午前中に回れる。
天気予報は曇りのち雨。
雨が降り始める前に南門(永寧門)に自転車で向かう。
城壁に上がるには入場料が必要(54元)。
夜の方がライトアップされてて綺麗。
前を歩く黄色いTシャツの若者はジョギングのようだ。
城門の前の木々に遮られて鐘楼までの通りはよく見えない。
観光客が訪れる南側の城壁は敵台に敵楼が建っている。
入口でYAMAPをスタートするのを忘れてたことに気付いた😓
城壁の外で太極拳をする人々。
自転車をレンタル。
デポジット100元、レンタル料45元(3時間まで)。
そこそこボロ。
早朝でオープンしたばかりなのでガラガラ。
1983年以降、角楼が復元されたが、南西の角だけまだ建ってない。
西門の安定門の方角。
平遥古城と違って距離が長いから、4つの門以外にも何ヶ所も出入口がある。
西門の安定門。
城壁の外側に張り出して建っているのは「箭楼」。
碁盤の目のように銃眼(矢や銃を撃つための穴)が無数に開いている。
外を向いてる反対側はもっと開いているはず。
内側の城壁の上に建っている「城楼」。
箭楼よりも華やかで威厳のある楼閣で、指揮所や物見やぐらとしての役割。
二つの楼閣の間にある、四角形閉じられた広場が「瓮城」。
敵が第一関門の箭楼を突破しても、この瓮城に誘い込むことで、周囲の城壁から上から下へ矢や石を浴びせた。
車社会に対応するため、城門の左右をぶち抜いて車道ができている。
北西の角にある広仁寺。
「経幡」が見えたので確認したら、やはり西安で唯一のチベット仏教の寺院で、清の時代の1703年に、康熙帝によって建立された。
北西の角楼。
この城壁の外では長い布を振っている人たち。
北側の城壁でようやく南門で同時に入った黄色Tシャツの若者に追いついた。
もっと早く追いつけると思ってた。
敵楼が復元されているのは南側が主で、北側は全然敵楼がない。
安遠門の内側。
北門の安遠門は「城楼」が復元されていない。
城壁のすぐ外にある西安駅。
再開発をしているみたい。
長安駅の前の城壁にだけ、採光と換気を目的としたと思われる鏡面とガラス張りの構造物がある。
また北東部分は城壁の高さを超える建造物がないので東側の城壁が見える。
城壁の高さ以下に建造物の高さを制限した方が景観がいい。
北東の角楼。
城壁内側の巨大クレーン。
東門長楽門の「箭楼」は補修工事中。
こっから先、東門から南門までは2日目の夜に歩いた区間。
南東の角楼。
バドミントンを楽しむ高齢者。
敵楼はレンガと木造の重檐二層楼。
下層には内向きの門と外壁に3つの窓、上層には3つの矢窓がある。
観光客が多い南門の永寧門一帯は自転車乗車禁止。
よって、すべてを自転車で一周できるわけじゃない。
南門の東側にある最後のサービスセンターで返却(途中にもいくつもある)。
文昌門の近くにある、学問の神様である「魁星」を祀るための「魁星楼」。
1618年、咸寧の受験生が全員落第したことをきっかけに、当時の布政使・高第が建てました。建物は民国初期に失われましたが、1986年に原址で復元されています。
ここで、城壁内側に孔子廟があることに気付き、あとで行こうと思う。
一周を終えて、南門の「箭楼」の前に回ると銃眼がいっぱい。
南門だけ「箭楼」のさらに外に「月城」という半月形のエリアがある。
月城の城壁上に建てられた楼閣は「閘楼」。
月城は城門外に築かれた半月形の小城で、吊橋の昇降を管理し、城門防御の最前線となりました。1636年、巡撫・孫伝庭が西安防衛強化のため建設。高さは瓮城より低く、女牆を備え、瓮城と連結していました。四門の月城は民国初期に撤去され、現在の南門月城は1989年に復元されたものです。
外の跳ね橋。
城壁の外側。
「閘楼」と「箭楼」。
お堀を渡って城壁内に戻る。
平遥古城の内側は土がむき出しだけど、西安の城壁は内側も煉瓦。
西安の城壁は、明代の基礎の上に、1980年代以降に大規模に修復・再建されたもの。
想定通り、ほぼ1時間半で周れた。
いちおう達成感あり😁
【西安】城壁 自転車で一周 / ちゃんらーさんの活動データ | YAMAP / ヤマップ