おまけの会社員生活

おまけの会社員生活《ハケンの品格》

五十而知天命、毎日定時退社&有給フル消化の正社員から週休5日、日給5.7万円、半分在宅勤務のハケン社員になりました

平日は誰もいなくて不安いっぱい 美瑛岳(2,052m)

登山旅行のときは、悪天候になることも備えて予備日を設けてある。

今回も、2日目の天気が悪かったら、3日目に十勝岳に登って、支笏湖の宿に向かう予定だった。

でも天気がよくて2日目に十勝岳に登れたので、3日目の予定がぽっかり空いた。

それに起きると今日も好天気。

昨日歩けなかった十勝岳から美瑛岳の周回コースは、平日の今日はさらに人が少ないだろうから歩くのが怖いし、支笏湖に行くのが遅くなってしまいそう。

美瑛岳の往復ならまだハイカーがいるかなと思い、美瑛岳に登ることにした。

まさか、日曜の昨日と打って変わって、平日の今日はハイカーが大大大激減しているとは思わずに・・・。

ホテルの朝食が7時からだったので、「十勝岳望岳台防災シェルター」を出発したのは8時。

満車で道路わきに停めざるを得なかった昨日と打って変わってガラガラの駐車場。

嫌な予感・・・。

十勝岳望岳台の正面は昨日登った十勝岳

人が少ない・・・。

前を歩いている二人組を追い抜いたらもう誰も前を歩いてない😨

十勝岳美瑛岳の分岐。

十勝岳ルートも誰も歩いてなくてもうこの時点で少し不安。

エゾリンドウ

小さな渓流を越える。

美瑛岳往復だという、一人の初老のハイカーとすれ違った。

シラタマノキ

カラマツ?トドマツ?

十勝岳望岳台防災シェルター」がもうずっと小さくなった。

むちゃくちゃいい景色。

コケモモと知ってたら口に入れてみたのに。

イワギキョウ

二人目の40代ぐらいのハイカーとすれ違う。

美瑛岳の頂上まで登らず、深い谷になっているところで引き返してきたそうだ。

正面に見えるのが美瑛岳だと教えてくれた。

今歩いている山が美瑛岳で登っていくと頂上だと思っていた。

あんなに遠くに見える山が美瑛岳と知らなかった😓

通常、登山道がはっきりわかる限り、YAMAPで道を確認しないようにしてる。

まだまだ距離が長いと知ったら挫折してしまいそうだから。

ここがさっきすれ違ったハイカーが言ってた深い谷か。

ロープを伝っておりて、梯子を登る。

YAMAPでは、先週日曜日は登りと下りの人で順番待ちが発生していたとか。

でも、今日は誰もいない😨

ギャー!笹薮大嫌い!😱

🐝も嫌い!

二つ目の渓流は水流が多いので、渡れる場所を探さないといけない。

両脇を木々に覆われた道を登っていく。

3人目のハイカーとすれ違う。

この後、誰ともすれ違わない😱

しばし木々に覆われた道を歩くので、見晴らしのいい所はポツポツとしかない。

木々に覆われた道をやっとすぎて開けた場所に出てくると美瑛岳の頂上が見えた!

美瑛岳」と書かれた方向に進むが、道を見失う😭

イカーの足跡をたどって歩いていくと途中で分からなくなる。

下の写真は帰りに撮ったものだが、分岐のすぐそばに赤いテープを巻いた場所があって、また木々の間に潜り込んでいかないといけなかった。

ここで初めてYAMAPをチェック。

自分がいる場所と、登山道の場所を見比べて、登山道のほうに向かっていくが、なんせ植物や低木が密集してて歩くのが困難。

途中で道を探すのをあきらめ、谷になっている岩場を登っていくことにした。

YAMAPの他のハイカーの登山活動を見たら、やっぱり道を見失って岩場を登って行ったと書かれていた。

他のハイカーも道を見失って谷に沿って登って行った足跡を私も辿ってしまったのである。

きつかった😭

途中で何回かもう諦めて下山しようと思った。

誰か他のハイカーがいれば道を確認できたけど、だーれもいない。

泣きそうになりながらもなんとか登ってきた。

岩場だけになったので、ようやく正しい登山道に戻れた。

苦労したけど、頂上まであと少し。

一番高い山は十勝岳(のはず)。

美瑛岳頂上(2,052m)に到達🎉🎉🎉

8時に登り始めたので3時間弱かかった。

道に迷って岩場を登ることにならなかったらもう少し早かったかも。

もちろん、周囲に人影はない。

この雄大な景色をぜーんぶ独り占め!

とは全く思わず、むしろ心細い😥

先日登った阿蘇山とかだったら一人でも全然平気なのに、ヒグマがいる北海道と思うだけで全然気持ちが違う。

美瑛岳 Mt.Biei - Insta360

十勝岳の方角。

十勝岳に向かう周回コース。

こんな平日のだーれも歩いてない日に歩くのムリ😬

遠くの白い岩肌が見えている山は旭岳?

山頂の景色を目に焼き付けたらさっさと下りる。

下るときは、ちゃんと登山道がわかっって、どこで道を間違えたのか気付いた。

木々の間を歩いている時、一人の日本人の若者、欧米人のカップルとすれ違った。

欧米人のカップルってYAMAPを使ってないと思うけど、ちゃんと登山道を見失わずに登れたのだろうか。

川を渡る。

裂け目を梯子で下りてロープで登る。

振り返ると雄大美瑛岳

ほんの少し前まで、あんなに遠くて高い所に登っていたなんで不思議な感じ。

十勝岳望岳台防災シェルター」が見えてきたけど、歩くとけっこう遠い。

登るときは知らなかったけど、左側の尖った山が美瑛岳

クマよけベルは持ってきてるけど、熊スプレーは持ってない。

🐻に出遭って向かってきたらお陀仏さんである。

無事、生還!

十勝岳よりしんどかった。

笹薮をかき分けて歩く場所があって嫌だった。

なにより平日でハイカーが全然いなくて心細かった。

でも、機会があれば、人の多い週末に今度は十勝岳美瑛岳の周回コースを歩きたい。

美瑛岳 / ちゃんらーさんの活動データ | YAMAP / ヤマップ