体調はあまりよくなかったが、とてもいい天気なので、新竹の十七公里サイクリングロードに行くことにした。
台北から新竹へ
ホテルの朝ご飯を食べてから駅に向かう。
汗をかくのでホテルのタオルを一枚借りていった。
予め行く時間帯と帰る時間帯の時刻表をダウンロードしておいた。
台北から新竹まで鈍行でも1時間半程度なので、自強号は予約せず鈍行で行こうと思っていた。
8時33分発、10時4分着の列車に間に合った。
台北駅では座れなかったが、次の駅から座ることができた。
新竹駅舎は立派な建物で、ウィキペディアには以下のように書かれている。
現駅舎は、日本人建築家の松崎万長が日本統治時代の台湾総督府鉄道局に勤務していた時に設計した作品で、1913年3月31日に完成し台湾で現存している最古の駅舎である。
駅前の太平洋SOGO近くから十七公里サイクリングロードの出発点となる南寮漁港旅遊服務中心行きの藍線15番のバス(15元)が出ている。
十七公里サイクリングロード
自転車を借りる
30分ほどで終点の南寮漁港旅遊服務中心についた。
南寮漁港にあるハリーポッターレンタサイクル(新竹哈利波特腳踏車出租)で自転車を借りる。
一番安い自転車が150元、次が200元で、時間制限はなし。
150元の自転車はママチャリタイプなので、200元の自転車を借りることにした。
身分証を預けなければならないが、運転免許証を忘れたので、パスポートを差し出すと、「そんな貴重なものは預かれないからルームカードでいい」と言われ、ホテルのルームカードを預けた。
今回借りた自転車がこちら。
リュックを背負っていると背中がむれるので、前かごを付けてほしいところ。
しばらく走って前輪側が一番重いギアに入らないことに気づいたが、店に戻るのも面倒なので、後輪のギアだけで調整することにした。
11時ちょうどくらいに出発。
十七公里サイクリングロードは名前の通り片道17km、往復34kmのコースだ。
港南浜海風景区
水辺の両側は整備されていたが、カンカン照りの暑さのせいか誰もいない。
しばらく走ると河口にマングローブが群生してる。
最初に虹色の橋が3つ架かっている。
海の中に遊歩道があったが、黄色いロープが張られていて入ることができなかった。
香山湿地
広い浅瀬だが、行く時は潮が満ちていた。
左手前と右手ずっと遠くに風車が見える。
終点はもっと近いと思っていたが、右手の風車のさらに少し先だった。
海山漁港と風車
鄙びた漁港に2基の風車があった。
飛行機が桃園空港へ降りるとき、海岸沿いにたくさんの風車が見えるので、一度近くで見てみたいと思っていた。
風車が回るゴーという低い音がしていて、近くに住んでいたら確かに騒音が気になりそうだ。
漁港には護港宮という小さな祠があって、帰りに寄ってみた。
漁港を過ぎると、青色の橋が架かっている。
最後の白色の橋が見えてきた。
ようやく終点に到着!
終点の建物にはなぜか、中華民国の国旗以外に、日本と韓国の国旗が描かれている。
レンタサイクルでもらったミネラルウォーターを飲み干したので、売店でアイスキャンデーとポカリを買った。
しばらく陰で涼をとったが、この間やってきたのは、バスに同乗していた二人組の若い学生だけだった。
帰りは同じルートを戻る。
少し潮が引いて香山湿地のずっと遠くまで浅瀬が出現していた。
真夏の真昼間ということもあり、サイクリングしている人はほとんどいない。
4人乗りの屋根がついたアシスト自転車を借りている家族連れが多かった。
1時半頃、出発地点に帰って自転車を返却したので往復2時間半程度だった。
今まで何回かサイクリングしているが、こんなにカンカン照りの日は初めてだった。
台湾の日射量を甘く見ていて、日焼け予防をしていなかったので、2時間半程度だったにも関わらず、顔と腕が真っ赤に灼けてしまった。
東門城
再び藍線15番に乗って新竹に戻った。
今後、また新竹に来ることがあるかどうかわからないので、新竹駅の前のバス停で降りて、行く時に見えた鐘楼のような建物「東門城」を見に行った。
城隍廟
廟の周囲が屋台になっていてどこが入口かわからない。
新竹肉圓と書かれたお店が多くて、肉圓を食べたことがないので食べてみた。
現物の写真を撮ったつもりが撮れてなかった (´ω`)
あまりお腹が空いていなかったせいもあるが、色合いが少しグロテスクで、そんなに美味しいと思わなかった。
何回か食べれば慣れてきて好きになるかもしれない。
帰りはずっと立ちっぱなし。
普段、日本でもほとんど電車に乗らないので辛い。
次回行くことがあれば、時間はかかっても座れるバスにしよう。