九龍寨城公園を散策

 九龍寨城公園

チェックアウトまで部屋でゴロゴロしているつもりだったが、九龍城跡に行ってみることにした。

九龍城は1994年に取り壊されるまでは警察の権力すら及びないスラム街として知られたが、もともとは寨城の名前が示す通り、清朝の要塞があったところだ。

スラム街だった頃の九龍城のミニチュア模型。

今では全く当時の面影を残すことなく綺麗な公園に生まれ変わっている。

九龍城を取り壊した時、「南門」と「九龍寨城」と刻まれた花崗岩の額が発掘された。

この建物の奥に展示室があるが、10時からオープンだった。

帰ってシャワーを浴びる時間がなくなるので見るのを諦めた。

公園内には九龍城の歴史を紹介したパネルが展示されている。

違法建築を繰り返し、16階建て、4万人もの人が住んでいたという。

水道がなく、不衛生な井戸の水を汲んでいたとか、無免許の歯科がいっぱい開業していたそうだ。

樂富（Lok Fu）駅前にもデモ隊による落書き。

香港空港ガラガラ

A20のバスで空港へ。

その前に来たE21のバスも空港に行くのに、しかもA20よりずっと安い料金で行くのに、空港に行くと知らずにパスしてしまった　😢

第2ターミナルではほとんどの商店がシャッターを降ろしている。

第1ターミナルはまだましだが、チケットのある人しか入れないので閑散としている。

2階のバーガーキングで昼ごはん（73元）をとるが、2階も営業してるのは半分以下。

オクトパスの残高が36元になったので、次に使うときにHSBCの自動チャージが有効になっているか確かめられる。

その後、空港内で職場へのお土産を買うときオクトパスで払おうとしたら残高不足と表示されて使えなかった。

自動チャージが有効になっていないということか？

それとも地下鉄の改札じゃないと自動チャージが働かないのだろうか？

第2ターミナルの出国審査を出たところも全店閉まってる。

シャッター越しにお店の中を覗くとスッカラカン。

飛行機の中で食べようとタルトを購入（40元）。

酥皮蛋撻（10元）、牛油皮蛋撻（10元）、芝士蛋撻（20元）。

日本に帰ってきてタイミングが合ったので、久しぶりにラピートに乗ったら某国人が減ってガラガラだった。

某国人が日本に来なくなって嬉しい！

某国人が日本に来なくなって電車が空いているので嬉しい！

香港人も観光業を営んでいる人以外は私と同じように大陸人や観光客が来なくなって喜んでいるんじゃないかと思った　😎

ビクトリアピークからルガード・ロードを歩く

昼飯

ドラゴンズバックのハイキングを終えていったんホテルに帰る。

デモ騒ぎなんか嘘のように賑やかな通り。  

ホテルでシャワーを浴びて着替えた後、昼ご飯を食べに行く。

番茄鮮肉水餃（36元）を食べる。

水晶餚肉（40元）はゼラチンが多くて2つ食べたらもう十分。

もったいないから無理して食べた。

地下鉄に乗ろうと思ったら入口が閉鎖されていた。

これもデモで破壊されたのだろうか。

ピークトラム

地下鉄でセントラル（中環站）まで行って、ピークトラムの駅まで歩く。

途中にある聖ヨハネ座堂。

ピークトラムの駅に到着。

チケット売り場でチケットを買おうとしたら、オクトパスがあるなら直接乗り場にいくように言われた。

乗り場は上の建物から少し坂を登ったところにあった。

普段はとても長い行列ができているらしいが、待ち時間なしですぐに乗れた（37元）。

とはいっても最後に乗り込んだので座席は満席で立ってのることに。

ビクトリアピーク

急な勾配を登ってピークトラムの頂上駅に到着。

このピークタワーの最上階は有料だが、向かいにあるショッピングモールのテラスからでもそこそこよく見える。

ピークタワーの向かいにあるショッピングモールに入って冰鮮奶茶（29元）を飲む。

テラスから香港の街並みが見える。

でもこれから行くルガード・ロードはもっと眺めがいいらしい。

美味しそうだったので、イチゴのアイスクリームを買った。

なんと42元もした　(ﾟдﾟ)！

値段ほどの味ではなかった・・・。

ルガード・ロード（盧吉道）

ピークトラムの頂上駅から少し歩くとルガード・ロードがある。

舗装された遊歩道が続いている。

そしてこのルガードロードからは、遮るものがない、ビクトリアピークよりもずっと素晴らしい香港の高層ビル群が見下ろせる。

きっと夜景も綺麗なのだろう。

ところどころ街灯があったので夜も歩けるのかもしれない。

樹でできたトンネルで撮影スポットになっていた。

ハットン・ロード（克頓道）

ハーレック・ロード（夏力道）と交差するところで大きく右に曲がってハットン・ロード（克頓道）に入る。

ずっと下り坂になっていて、歩きすぎたせいか腰が少し痛くなった。

たくさんの人が坂を登ってきていた。

次回はこの坂を登ってビクトリアピークまで歩こうと思う。

途中で松林炮台というイギリス軍の砲台跡がある。

香港大学の近くに下りてくる。

ここにも壁にデモ隊の落書きがいっぱい。

HKU Stationから地下鉄にのってホテルに帰った。

夕飯

あまりお腹が空いてなかったので、ホテルの近くで肉まんを買って帰る。

4個買ったら15元と言われたので、多いなと思いつつ買ったら、やっぱり3個と半分くらいしか食べられなかった。

デモニュース

テレビを見ていると、今日は沙田と柴灣で黒覆面のデモ隊の襲撃があった模様。

地下鉄駅の自動改札を壊すシーンや、吉野家の大きな鏡面を割るシーンが繰り返し放送されていた。

吉野家が襲撃される理由をググると、フランチャイズの代表が政府を支持しているかららしい。

また、広東語がわからないので内容不明だが、この血だらけの若者は集団で傘でボコボコにされていた。

私刑（リンチ）されてて誰も止めず、それが放送されるなんて香港怖すぎ。

日本でも豊田商事で殺害される様子が生中継されてたから同じか　ｗ

（追記）日本語のニュース発見

民主化デモが続く香港で2日、ナイフを手にした男がデモ会場のショッピングモールで市民を切りつけ、5人が負傷した。うち2人が重体となっている。

午前中はドラゴンズバック、午後からはビクトリアピークと歩きどおしだったのでかなりカロリーを消費した。

1. 2018/07/15　4,144カロリー　南京ハイキング
2. 2018/08/11　4,006カロリー　丹東虎山長城ハイキング
3. 2019/11/03　3.931カロリー　ドラゴンズバック＆ビクトリアピークハイキング
4. 2019/09/16　3,764カロリー　錐麓古道ハイキング
5. 2018/03/09　3,669カロリー　香港大美督サイクリング
6. 2019/09/22　3,598カロリー　深圳梧桐山ハイキング
7. 2018/05/19　3,560カロリー　台北象山ハイキング
8. 2018/04/15　3,436カロリー　旗津島サイクリング 

 

龍脊（ドラゴンズバック）をハイキング

香港に行ったらハイキングしようと思った候補が4つある。

• 龍脊（ドラゴンズバック）
• ビクトリアピーク
• 香港最高峰大帽山
• ランタオ島

大帽山とドラゴンズパックのどちらに行こうか悩んで、海岸の景色が見えるドラゴンズパックの方が景色が綺麗だろうとドラゴンズパックに行くことにした。

デモの落書き

ホテルの朝食が7時からだったので朝ごはんを食べてから出かける。

サンドイッチを選んだら、本当に質素な朝食だった。

地下鉄駅に向かう地下道にはデモの落書きがいっぱい。

地下鉄の自動改札は、タッチセンサーは問題ないが、残高が表示される液晶部分がデモ隊によって破壊されていた。

行き方

地下鉄で筲箕湾站に行き、駅前のバスターミナルで石澳往きの9番のバスに乗る。

9番のバス乗り場はターミナルの一番奥にあった。

土地湾; 石澳道というバス停で下車すると目の前が入口だ。

道は狭いけれども平たんで歩きやすい。

途中に景観台がある。

向かいのRed Hill（白筆山）がよく見える。

さらに進むと東屋があって、手前の右の道を進むとドラゴンズバックに行く。

二つの道はだいぶん先でまた合流する。

階段を上がっていくと、石澳村側の風景が見える。

ところで、階段を上がったところに左に進むという表示が出ている。

なぜ、下の写真の時刻が9時半になっているかというと、間違えて右に進んでしまったからだ　(-_-;)

道を間違える

右に進むと道はこんな状態なのに思い込みとは恐ろしい。

というのも、右手には大きな岩場が広がっていて、人がいるのが見えたからだ。

しかも中途半端に道があって、迷いそうなところにはリボンが結んであった。

先に見えているのは鶴嘴半島だが、もちろんこの時はわかってない。

さすがにこんな道なき道になるとおかしいと思ったが、もう後戻りするのも大変な状況に。

富士山でライブ配信中に滑落した男性も大したことはないとか自分は大丈夫と思って進んでいって、引き返すことができなくなったのかなと思った。

最後は排水路に出て、排水路横の階段を下りた。

そして、また歩いて振りだしのバス停の入口に戻ったのであった　(-_-;)

改めてドラゴンズバックへ

さきほどの道を左に曲がると、ちゃんとした道が続いている。

なだらかな尾根伝いに道が続いているので、ドラゴンズバックと呼ぶようだ。

打燗埕頂山（284ｍ）に到着。

石澳村のゴルフコースが見える。

さらにドラゴンズバックを歩いていく。

東屋のところで分かれていた道と合流したあとは延々と平坦な道が続く。

こんな所を同じ日に歩いている日本人はいないだろうと思ったら、私より少し年配の日本人二人連れが歩いていた。

歩いているのは圧倒的に白人が多かった。

過猶不及・・・。

大浪湾へ

コンクリートの道に出たら大浪湾の方向に進む。

柴湾やその向こうに九龍半島が見える。

大きな広場があって

その先に大浪湾に下りていく階段がある。

ひたすら下り坂が続く。

大浪湾村の集落に到着。

地面に日本語でも「香港トレイル」と書かれている。

帰り方

帰り方はちゃんと調べてなかったが、何とかなるだろうと思っていた。

Googleマップで調べると、石澳まで歩いて9番バスに乗ればいいと表示されたが、途中の大浪湾停車場を通ると、筲箕湾站往きのミニバス(現金／10元）が出ていたのでミニバスで帰る。

もっと時間がかかると思っていたのに昼前に終わってしまった。

しかも、道が平坦すぎて、かなり物足りない。

そこで、昼からはビクトリアピークのハイキングコースを歩くことにした。

平坦といいつつ汗をかいてシャツは湿っているし、帽子をかぶって髪がぺちゃんこなので、いったんホテルに戻る。