香港に行ったらハイキングしようと思った候補が4つある。
- 龍脊(ドラゴンズバック)
- ビクトリアピーク
- 香港最高峰大帽山
- ランタオ島
大帽山とドラゴンズパックのどちらに行こうか悩んで、海岸の景色が見えるドラゴンズパックの方が景色が綺麗だろうとドラゴンズパックに行くことにした。
デモの落書き
ホテルの朝食が7時からだったので朝ごはんを食べてから出かける。
サンドイッチを選んだら、本当に質素な朝食だった。
地下鉄駅に向かう地下道にはデモの落書きがいっぱい。
地下鉄の自動改札は、タッチセンサーは問題ないが、残高が表示される液晶部分がデモ隊によって破壊されていた。
行き方
地下鉄で筲箕湾站に行き、駅前のバスターミナルで石澳往きの9番のバスに乗る。
9番のバス乗り場はターミナルの一番奥にあった。
土地湾; 石澳道というバス停で下車すると目の前が入口だ。
道は狭いけれども平たんで歩きやすい。
途中に景観台がある。
向かいのRed Hill(白筆山)がよく見える。
さらに進むと東屋があって、手前の右の道を進むとドラゴンズバックに行く。
二つの道はだいぶん先でまた合流する。
階段を上がっていくと、石澳村側の風景が見える。
ところで、階段を上がったところに左に進むという表示が出ている。
なぜ、下の写真の時刻が9時半になっているかというと、間違えて右に進んでしまったからだ (-_-;)
道を間違える
右に進むと道はこんな状態なのに思い込みとは恐ろしい。
というのも、右手には大きな岩場が広がっていて、人がいるのが見えたからだ。
しかも中途半端に道があって、迷いそうなところにはリボンが結んであった。
先に見えているのは鶴嘴半島だが、もちろんこの時はわかってない。
さすがにこんな道なき道になるとおかしいと思ったが、もう後戻りするのも大変な状況に。
富士山でライブ配信中に滑落した男性も大したことはないとか自分は大丈夫と思って進んでいって、引き返すことができなくなったのかなと思った。
最後は排水路に出て、排水路横の階段を下りた。
そして、また歩いて振りだしのバス停の入口に戻ったのであった (-_-;)
改めてドラゴンズバックへ
さきほどの道を左に曲がると、ちゃんとした道が続いている。
なだらかな尾根伝いに道が続いているので、ドラゴンズバックと呼ぶようだ。
打燗埕頂山(284m)に到着。
石澳村のゴルフコースが見える。
さらにドラゴンズバックを歩いていく。
東屋のところで分かれていた道と合流したあとは延々と平坦な道が続く。
こんな所を同じ日に歩いている日本人はいないだろうと思ったら、私より少し年配の日本人二人連れが歩いていた。
歩いているのは圧倒的に白人が多かった。
過猶不及・・・。
大浪湾へ
コンクリートの道に出たら大浪湾の方向に進む。
柴湾やその向こうに九龍半島が見える。
大きな広場があって
その先に大浪湾に下りていく階段がある。
ひたすら下り坂が続く。
大浪湾村の集落に到着。
地面に日本語でも「香港トレイル」と書かれている。
帰り方
帰り方はちゃんと調べてなかったが、何とかなるだろうと思っていた。
Googleマップで調べると、石澳まで歩いて9番バスに乗ればいいと表示されたが、途中の大浪湾停車場を通ると、筲箕湾站往きのミニバス(現金/10元)が出ていたのでミニバスで帰る。
もっと時間がかかると思っていたのに昼前に終わってしまった。
しかも、道が平坦すぎて、かなり物足りない。
そこで、昼からはビクトリアピークのハイキングコースを歩くことにした。
平坦といいつつ汗をかいてシャツは湿っているし、帽子をかぶって髪がぺちゃんこなので、いったんホテルに戻る。