昨年4月2日の日経新聞の記事です。
換金性の高い返礼品が問題となり、商品券や高額電化製品がなくなりました。
総務省は好きな自治体に寄付する「ふるさと納税」の見直しに着手した。商品券やパソコンなどお金に換えやすいものや豪華すぎるものをお礼としてあまり送らないよう、総務相名で全国の自治体に1日付で通知した。寄付という本来の趣旨に反していると判断した。通知に強制力はないため、各自治体の対応が次の焦点となる。
通知では自粛してほしいお礼の品を具体的に示した。(1)商品券や電子マネーなどお金と同じような使い方をする(2)電子機器や貴金属、ゴルフ用品、自転車など資産としての価値が高い(3)寄付額に対して高すぎる――ものなどを挙げた。
けれどもまだ不十分だったようです。
2月17日の日経新聞にまた見直しを検討するという記事が掲載されていました。
急拡大するふるさと納税を巡り、総務省が行きすぎた地方自治体の対応に神経をとがらせている。高額の返礼品や地域と無関係な品を贈るケースが目に付くため、今春に自治体に是正を促す方針だ。16日は2016年分所得税の確定申告受け付けがスタート。ふるさと納税本来の趣旨を踏まえ、適切な納税意識と地域活性化への貢献のバランスが問われている。
「課題を網羅的に洗い出し、どう改善できるかを検討する」。高市早苗総務相は16日の衆議院総務委員会でこう述べた。今春までに見直しを検討する意向を示した。
よく読むと「見直す」じゃなくて政治家得意の「見直しを検討する」です。
見方によっては、やる気があるふりだけして何もやらないってことですね w
ただ、返礼率の上限を設定されたり、私がよくもらっているピーチポイントが排除されると困ります。
特に、ピーチポイントはオークションに大量に出されていて、換金性が高いと指摘される可能性があります。
万一の改悪に備えて今年は早めに寄付することにしました。
取り急ぎ、以下の寄付をしました。
静岡県小山町 | 10,000 | リンガーハットグループ共通商品券8枚 |
千葉県睦沢町 | 10,000 | むつざわ米20kg |
岡山県総社市 | 10,000 | そうじゃのお米20kg〔11月〕 |
茨城県境町 | 10,000 | 茨城県のお米食べくらべ20kgセット |
大阪府泉佐野市 | 100,000 | 泉佐野市ポイント |
お米は去年もらったものがまだ30kg以上あるし、改悪もされないとは思うのですが、睦沢町と総社市は今年の新米なので、今から申し込んでおいても届くのは秋以降です。
ピーチポイントは、直接もらうと6ヶ月の有効期限があるので、いったん無期限の泉佐野市ポイントに交換しておきます。
チケット発券の都度、または改悪されると判明したら泉佐野市ポイントからピーチポイントに交換です (-ω-)/
願わくば、総務省がやる気があるふりだけして何もやらないことを望みます w