せっかく台湾総統選の最中に台湾に留学しているので、誰のでもいいから候補者の集会を見てみたいと思ってた。
- 賴清德(民進党)
- 侯友宜(国民党)
- 柯文哲(民衆党)
国民党の侯友宜と民衆党の柯文哲が野党統一候補を擁立できるかと思ったが、土壇場までもつれて結局どちらも譲らず失敗。
でも、却って国民党は結束が強まったのか侯友宜の支持率は賴清德とほぼ肩を並べるまでに迫っている。
一方、若者に人気という柯文哲は反対に支持を落としている。
歳を取ったら人間は顔で判断してほぼ間違いないが、柯文哲は独善的で根性が悪そうな顔をしているので、できれば柯文哲の集会を見てみたかった。
フェイスブックなどで3人の動向を調べたら、賴清德が台中に来ることがわかった。
賴清德は時計回りに環島をしている。
新烏日駅の前にある日出停車場が会場だった。
集会の場所に入るには持ち物検査とボディチェックがあった。
見に来ただけなので、最後尾の椅子に座った。
参加者は圧倒的に老人が多い。
日本でこういった集会に参加したことがないから知らないけど、日本も似たような感じなんだろうか。
我聽我的台灣 挺台灣
不怕困難 挺台灣
自信勇敢信賴台灣 We are Team Taiwan!
って壇上で節をつけて歌いながら踊ってる。
緑色のボードが配られた。
ただのやじ馬で来ただけのつもりだったのに💦
ボードの片隅には賴清德と副総統候補の蕭美琴が書かれてる。
このボードは回収せず持ち帰っていいものだったが、記念にするにはあまりにも大きかったので置いて帰ってきた。
人文字の練習を何回か繰り返す。
だから椅子の並びが不規則だったのか。
今日は「WIN」の文字らしい。
翌日、写真でみると、私の場所は「I」の文字の左上のでっぱりだった。
なんかよくわからんが、皆に合わせてグーかVサインでこぶしを上げる。
台中だか中部地域の候補者が一人ずつ演説をしていった。
すぐに賴清德を見れるのかと思ったが、雑魚キャラの演説が終わらないと現れないようだ。
みんな台湾語(≠標準語)で話すので何を言ってるのかさっぱりわからない。
中南部は台湾語を話す人が多く、高齢者の参加者が多いことから台湾語で話すが、北部では台湾語を話せない人が多いので、北部の集会だと全部標準語で話すのではないだろうか。
モブキャラの演説がやっと終わった。
母親に連れられて小さな子供も来てたけど暇そう。
誰か知らんけど、候補者じゃないようだが、若い女性がやっと標準語で話してくれた。
するとみんなが右のほうを見てガヤガヤしだして、ようやく真打の賴清德が入場。
中央あたりに陣取って、まずはさっき練習した「WIN」の文字を作った。
その後、壇上に移って台中をいかに豊かにするか騙ってた語ってた。
ほとんどが台湾語で、ときどき標準語。
捷運を南進するとか、国家漫画博物館を作るとか言ってた。
「社宅大建設」台湾も日本同様、若者が家を買えないのが問題になっている。
最後はまた歌を歌う。
明るいのでわかりにくいが、スマホのライトをつけてみんなで振っている。
異分子が混じってると思われないよう私も周りに合わせて振った💦
右寄り日本人みたいに無条件に民進党を応援する気はないけど、とりあえず
打倒傲慢的柯文哲!傀儡的侯友宜!(開玩笑)😄
結局、11時50分から14時まで2時間あった。
先週、私が台湾の牛肉麺は麺が腰がないから嫌いと言ったら、先生が「三商巧福」というチェーン店がまあまあ人気があると教えてくれた。
牛肉麵(145元)。
麺は割と腰があってまあまあ、スープは美味しい。
麺以外に、台湾の牛肉って基本、筋っぽくてマズイと思う。
日本のラーメンなんかに入ってる焼き豚の肉のほうがずっと美味しい。