先日、香港に行ったときにHSBC香港でMasterデビットカードを作った。
HSBC香港の口座はマルチカレンシーになっているので、デビットカードを利用した時、当該通貨の残高があれば、その通貨で引き落としされるらしい。
日本円で決済したら香港ドルじゃなく、日本円から引き落とされるのか試してみたい。
HSBC香港に日本円の残高を置くため日本円を送金することにした。
日本からの海外送金は長らくやってない。
これまで新生銀行とSMBC信託銀行プレスティアを使ったことがあって、SMBC信託銀行プレスティアのほうが使い勝手がいい。
でも、SBI新生銀行は「GoRemit」というスマホのアプリから送金するように変わっていたので、試してみることにした。
海外送金はマネーロンダリングのチェックが年々厳しくなっている。
送金の資金源(貯蓄とか給与とか)を選択しないといけない。
送金の目的も割と細かくて、旅行滞在費を選択したら、渡航者や渡航日、滞在期間を選択するようになっていた。
金額が大きいと、税務署から「国外送金に関するお尋ね」が届いたり、「国外財産調書」の申告対象者じゃないかと勘繰られたりするので、旅行費用として妥当な金額を送った。
送金手数料
ダイヤモンド会員は月一回送金手数料が無料。
SBI証券とSBI新生コネクトの設定をするだけでダイヤモンド会員になれる。
コルレス手数料
これは事前に知りようがなくて、送ってみないことにはわからない。
結果として、中継銀行手数料はかからなかった。
入金手数料
着金銀行側(HSBC香港)の手数料。
以前はプレミア口座だけが無料だったと思うが、今はプレミア口座じゃなくても無料っぽい。
どっちにしてもプレミア口座なので無料。
所用日数
早朝に処理したのに当日着金せず、1営業日かかった。
反対に、HSBC香港からSBI新生銀行に送金した場合は当日着金する。
ということで、手数料無料で送金した金額がまるまる着金できた。
海外送金は2025年11月から、日本もISO20022に移行する予定になってる。
今までMTフォーマットだったのが、国際標準規格のフォーマットに変わる。
たぶん、個人が送金する際の入力フォームも、受取人住所や送金人住所の入力項目が細分化されるんじゃないかと思う。