昨年、日月潭を一周したが、あいにくの曇り空で風景がイマイチだったのが少し心残りだった。
機会があれば天気がいい日にまた訪れたいと思っていた。
台東に行かなくなったので、思いがけずこんなにも早く再訪する機会が訪れた。
しかも朝起きると文句なしの秋晴れ!
日月潭へ悠遊カードで半額!
日月潭に行くバスは、台中駅から少し離れた干城站から南投客運バスが出ている。
時刻表はこちら⇨南投客運 NANTOU BUS
始発は7時45分だが、台湾も中秋節で3連休のため混むと思ったので5時半に起きて早めにバス停に行った。
去年は現金で片道175元だったのに、片道195元、往復360元に値上がりしていた。
カウンターで切符を買おうとすると「悠遊カードがあったら半額になる」と言われた。
7月から9月末までの限定らしいが、悠遊カードなら本来片道175元の半額、たったの88元になるのだ (-ω-)/
なんかすっごい得した気分。
悠遊カードの中にギリギリの残高しかなかったはずなので、日月潭に着いたらコンビニで帰りの運賃分をチャージすることにする。
乗車時と下車時にタッチするのをお忘れなく。
7時45分が始発のはずだが、バスは7時15分に発車した。
早くバス停に行っててよかった。
乗客は5、6人しかいないのにどうしてかと思ったら、高鐡台中駅で大量に乗り込んできて満席になった。
早く発車したおかげで定刻より40分も早い9時前に日月潭の水社に到着した。
ジャイアントでレンタサイクル
バス停の向かいの水社ビジターセンターの地階にジャイアントのレンタサイクルがある。
最初の1時間が200元、それ以降は1時間毎に100元に値下がりしていた。
でも今ブログを書きながら、パンフレットやフェイスブックを見たら去年と同じ1時間200元と書かれている・・・。
デポジットしてパスポートを預け、記入用紙に署名、電話番号を記入して控えを受け取る。
初めての時はパスポートを預けるのは不安だったけど今はあまり気にならない。
中国と台湾なら何かあっても自力で何とかできるかなというのもある。
前回借りたのと同じ型の自転車を借りた。
ミネラルウォーターのペットボトルを1本くれる。
時計回りのコース説明があるが、去年聞いたので問題なし。
サイクリングコースが書かれたマップもくれたので一層完璧。
ハイハイと聞いてて、あやうくチェーンロックを借りるのを忘れるところだった。
万が一、停めている間に盗まれたら大変だ。
ヘルメットも貸してくれるが、私はそこまでガチじゃないので遠慮した。
去年と全く同じコースなのに天気が違うだけで、こんなにも違うのかというほどの美しい景色!
しばらく一般道を走ると右手にサイクリングコースに下りる道がある。
文武廟
最初の観光スポット文武廟に到着。
今日は台北に帰らないといけないので、時間重視で急いで回ることにする。
法輪功の集団と思われるが、女性の祈祷者がしきりにげっぷをしながら奇声をあげる変な祈祷を行っていた。
なんか体の悪いものを出す意味でもあるのだろうか?
この美しさと言ったら、マジで再訪してよかった!
今年の運勢は?
10元を入れてお神籤をひく。
日本語も選べるように進化していた。
去年は50歳以降に大成功するという年齢にピッタリのお神籤をひいた。
今年のお神籤の内容は以下の通り。
耕耘只可在鄉邦(田を耕すはただ故郷のみ)
何用求謀向外方(なんすれぞ異郷へ求めんや)
只見今年新運好(聞くならく、今年は運巡り来る)
門闌喜氣是雙雙(家族に喜び満ち満ちる)
このお神籤を読んだとき、ドキッとした。
というのは、高い授業料を払わなくても、失業したら日本語教師の職業訓練を受けられることを昨日知ったところで、どうせ中国に留学するなら日本語教師の資格も取ろうかと考えたところだったからだ。
お神籤の内容だと、今までのことを守るのがよく、わざわざ日本語教師になって中国で働くのはよくないらしい。
ただ、去年の50歳以降で大成功するっていうのもまだ当たってないけど ('ω')
松柏崙歩道
しばらく車道を走ると再びサイクリングコースがある。
後から見ると、去年とほとんど同じスポットで写真を撮っている。
伊達邵
遊覧船の港がある伊達邵地区に到着。
たくさんの土産物店や食堂が並んでいる。
食事にはまだ早いので、913奶茶(70元)を買って飲む。
玄奘寺
慈恩塔
玄奘寺から少しいくと左手に慈恩塔に行く坂道がある。
高い塔に登るのは好きなので慈恩塔は外せない。
塔のてっぺんからの眺めは最高。
日月潭の「日」の方。
これから走る「月」の方。
月潭サイクリングロード
慈恩塔からは一般道の長い下り坂がずっと続く。
対向車や後ろから来る車に要注意。
この看板が見えたら右側サイクリングコースに入る。
先週末の大型台風22号のせいだろうか、竹が倒れて道を塞いでいた。
昨年はこの急こう配を自転車に乗ったまま下りたのだが、今年は落ち葉がいっぱい落ちている上に、地面が湿っていて、ブレーキをかけたら後輪が思いっきり横滑りしたので、素直に下りて押した。
坂を下り切ると日月潭の「月」の部分の湖畔を走るサイクリングコースに出る。
向山サイクリングロード
しばらく湖に沿って走らせると向山ビジターセンターがある。
3時間以内に自転車を返そうと思っていたのでここもパス。
時間がない人は水社から向山ビジネスセンターまでの向山サイクリングロードを往復するといい。
この区間のサイクリングコースがインスタ映えするスポットが多くて人気がある。
向山ビズネスセンターまでほとんど自転車に出会わなかったが、この区間はたくさんの人がレンタサイクルに乗っている。
日月潭一周認定書
9時20分に出発して、ギリギリ12時30分に帰ってきたので、3時間で400元で済んだ。
去年はあちこち寄ったので4時間で(1時間200元だったので)800元だった。
一周した認定書をまた作ってもらった。
再びこんな天気のいい日に回ることができて大満足 (-ω-)/
帰りのバス
自転車を返して急いでバス停に行ったら、12時25分発のバスがちょうど出発したところだった (´ω`)
帰りのバス代を悠遊カードで払うため、コンビニに行って300元チャージした。
次の台中往きのバスは1時25分で時間があったので、安そうな食堂に入って滷肉飯(50元)と竹筍湯(80元)を食べた。
少数民族のご飯セットとかあったけど、ゲテモノには興味がない。
食べ終わって早めにバス停に行って正解、全員乗り切れず、積み残しの人が出た。
次のバス停でも10人近く待っていたが、高速道路をを走るので立ち席では乗せられない。
高速前の埔里で下車する人だけが立ち席で乗せてもらえた。
風景が見たいので窓際に座っていたのだが、しきりに「前に座りたいよう~」と叫ぶ男の子の母親に席を替わってと頼まれた。
向こうも外国人とわかっていたら他の人に頼んだのだろうが、生半可に言ってることが理解できてしまったので仕方なく席を替わってあげた。
運よく埔里で他の乗客が下りた時にまた窓際に移った。
高鐡台中駅周辺が混雑していて、帰りも2時間少々かかって3時半頃台中駅に到着。