土曜日の夜にブログを見ていて、昔の知り合いがHIVの検査を受けたことを書いていた。
HIVに感染すると病気に対する免疫力が低下すると聞いたことがあるが、私の風邪がなかなか治らないのも免疫力が低下しているのではないだろうかと少し気になった。
自分は大丈夫と思いつつも、100%絶対大丈夫と言い切る自信はない。
ネットでググると、無料で受けられて、しかも当日に結果を教えてもらえるらしい。
有料なら思案するところだが、無料でしかもすぐにわかるなら試しに受けてみようと思い立ち、日曜日に行くことにした。
日曜日、検査場に行くと、番号が書かれたIDが渡された。
HIVに対する偏見があるので、プライバシー保護のため氏名など個人情報は一切明かさず、以降のやり取りは渡されたID番号で行う。
被検者は若者が多く、女性もいた。
想像と違って、全然暗鬱な雰囲気ではない。
採血の前にHIVの検査について説明を受ける。
当日中に結果を出すため、HIVに似た抗体がある場合でも陽性と判断され、これを「偽陽性」というらしい。
このため陽性と出た場合であっても、今度は採血した血液でより精度の高い検査を行い、一週間後に通知するとのこと。
最終的に陽性とわかっても、今は薬を飲めば発症を抑えて普通の人と同じように生活できるらしい。
また採血した血液で併せてB型肝炎の検査も行ってくれる。
HIV及びB型肝炎の検査を受けることに同意したら採血を行う。
採血をしてから約1時間後に結果を聞くことができる。
待ち時間に薬局に肩凝りの湿布を買いに行った。
どれがいいかわからず見比べていると中国人らしき店員に「Are you Chinese or Korean?」と声をかけられた。
適当に選んでレジに持って行くと今度は日本人の店員に「passport」と言われた。
春節だし、まとめ買いをしたから爆買い中国人と間違われたのか (-_-;)
1時間して検査場に戻り、ID番号が呼ばれるまで待つ。
検査結果を持った係と一緒に個室に入り結果を見せてもらう。
可能性は低いと思っていても緊張の瞬間だ。
思い当たる節がある人より、大丈夫と思っている人が陽性とわかったときのほうがショックは大きいと思う。
大丈夫とは思っていたけれど、結果を聞いてやはりホッとした。
一昨年はがん検診を受けて異常がなかったし、HIVもB型肝炎もクリアした。