先日、台北駅から桃園駅まで悠遊カードを使って自強號に乗ったところ、改札で普通車料金しか引かれなかった。
キセル乗車をしてしまったのではないかという罪悪感から食事も喉を通らないほどだったということはないが、気になったので台湾鉄道のホームページで調べてみた。
悠遊カードを使うと自強号に格安で乗れる
人のブログに書かれた内容は古かったりするので鵜呑みにせず、原文に当たるべし。
「多卡通電子票證乘車營運規則」なる規則を発見した (-ω-)/
五、票價計算
電子票證票價計算方式與本局現行乘車票計算方式相同,依搭乘車種對應之票價計算方式計價,成人(全票)按下列票價全額計收;兒童、敬老及愛心票按下列票價半價計收: | ||||||||||||||||||||||||||
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上記によると、自強號に乗っても、悠遊カード利用時は70キロまで普通車料金の90%の料金でOKということ(赤字部分)。
台北駅から桃園駅までは29.1キロなのでこの範囲内。
従って、切符を買って自強號に乗ったら66元だけど、悠遊カードなら普通車料金の42元×90%=38元で正解だったというわけ。
70キロを超えた場合も、70キロまで普通料金の90%、70キロを超えた距離分だけ、自強號の料率で計算するということ。
立ちっぱなしでいいなら、悠遊カードで自強號に乗る方が切符を買うより安くすむということだ。
私は座りたいから、遠距離なら基本的に座席予約してチケットを買うけど。
じゃあ、悠遊カードで70キロ以上をずっと普通車で移動した場合でも、70キロを超えた部分は特急料金を取られてしまうのかという疑問が生じるが、私はそんなことをしないので、これ以上の追求はしない (-ω-)/
下車駅構内に長くいると自強号の料金が取られる
台湾鉄路管理局(台鉄)は、目的地の駅に到着してから改札を出るまでの時間を10分以内に制限する。来年1月1日から施行される。改札内の停留時間が10分を超えた場合、15台湾元(約56円)が追加徴収される。
乗客の支払い逃れやICカード乗車券利用者の過払いを防止するのがねらい。台鉄は列車の種別によって異なる運賃を採用しており、ICカード利用者に対しては列車の到着時間を基に適用する運賃を決めている。だが台鉄の担当者によれば、自強号(特急)の運賃を払わないようにするために、あえてプラットホームに留まり、より安い運賃の区間車(各駅停車)の到着を待つ乗客がいたほか、区間車に乗車したにも関わらず改札を出るのが遅かったために、自強号の運賃を徴収されたケースもあったという。
(12/04 Yahooニュースより抜粋)
Yahooニュースに出ていたのは、下記の部分が下車駅に着いて10分以内に改正されるということではないかと思われる。
原文のニュースを見てないから確実じゃないけど。
十、不同站進出
不同站進出依據實際搭乘區間,按本局票價計價方式扣款。若旅客逾越出站時限且非歸責於本局事由,則依起程站至到達站里程範圍所對應之時間條件,收取實際搭乘區間之自強號票價。逾時扣款規則如下:
里程 | 進出站時限 | 備註 |
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70(含)公里以內 | 3小時內有效 | |
70-200(含)公里間 | 8小時內有效 | |
200(含)公里以上 | 12小時內有效 |
てか、実施中止になっとるやん。
てか、当局が発表もしてないのに、台湾メディアが勝手に書いたのか。
世の中、フェイクニュースが氾濫してるな (-_-)
旅客出站時限規定不實施(2017/12/07)
臺鐵局旅客運送契約中有關出站時限規定部分,於公告期間內聽取多方意見反映建議後,考量站場環境不同、尖峰時段出站速度,及員工執行上易與旅客產生爭執等原因不實施。臺鐵局表示為減少到站旅客逗留於月臺,進而影響車站秩序及旅客安全,旅客乘車完畢後仍請儘速出站,對於無故逗留在月台旅客持續進行勸導。