天気はイマイチだけど、大甲区にある大甲鎮瀾宮に参ってから、前回、高美湿地まででリタイアした海線自転車道をサイクリングすることにした。
こんなマイナーなサイクリングロードを旅行で来てまで走ることはないと思うので、滞在中にB級観光をすませてしまう。
前回、北上したらずっと向かい風でしんどかった上に膝痛になったので、北から南下することにした。
どれだけ乗っても台中市内は最高10元なのでバスで大甲駅まで行く。
小腹がへったので、小豆と芋頭の大判焼きを立ち食い(15元×2)。
大甲鎮瀾宮に近づくと参拝客が多くなってきた。
被り物をした人がいてなんかを道行く人に渡してるが有料?
大甲鎮瀾宮の狛犬。
ちょうど入口で若い女性がダンスをしていた。
神様への祈願の舞???
ここにも千里眼と順風耳の像があった。
でも、北港朝天宮では、千里眼が赤で、順風耳は緑だったけど・・・。
遠くを見てるからこの緑の像は千里眼だろう。
耳に手を当てているから赤い像は順風耳だろう。
真ん中には媽祖が祭られている。
媽祖って、モデルは北宋の時代(960年)に福建省で生まれた巫女らしい。
生まれたときに泣かなかったので「默娘」と呼ばれた。
神話の女神かと思っていたら、わずか千年前の人物を崇め奉っているとは思わなかった。
記事にしてないけど、去年11月6日(月)にも来てる。
大甲鎮瀾宮は、旧暦3月に9日間にわたって行われる新港奉天宮までの巡行が有名らしい。
駅と反対方向の道にはいっぱい店がいっぱい。
すごく長い行列ができているので何の行列かと思ったらこの屋台だった。
行列に並ぶのは嫌いなので、すいている「阿在筒仔米糕店」に入る。
日本統治時代から続く老舗の店らしい。
筒仔米糕(40元)と肉羹湯(45元)。
プリンの型の米糕は台湾北部の様式で、大学近くの台南米糕のように南部は普通の碗に盛るらしい。
肉羹湯が美味しかった。
YouBikeステーションに行く途中、「大甲文昌祠」があったので入ってみる。
光緒13年(1887)に建てられて、もともとは義塾だったそう。
左側に「志賀哲太郎記念室」なるものを発見。
誰それ?
日本統治時代に、台湾人の小学校である公学校の雇われ教師だった日本人で、「大甲の聖人」と呼ばれるほど大甲地区の人々に愛された人物だったらしい。
志贺哲太郎(1866年8月28日—1924年12月29日),日本熊本县人,台湾日治时期台中州大甲郡大甲街(今台中市大甲区)大甲公学校教师,被大甲人誉为“大甲的圣人”,在铁砧山立有纪念碑。
民族意識が高まる中で、台湾人と総督府の板挟みになり、最後は入水自殺をしたとのこと。
昔の人はえらかった 今ならどうだろう うーん 考えちゃうな 考えちゃうな♬
公学校の最初は「大甲文昌祠」の一室を公学校として使用したそう。
ここからYouBikeで移動。
「鎮瀾文化大楼」という立派な建物。
レンコン畑が広がる。
あひるの養殖。
海の近くからサイクリングロードがある。
風力発電の風車がいっぱいたっている。
曇っているので、暑くないけど、景色がイマイチ。
このさき、ところどころ途切れるも、高美湿地までサイクリング専用ロードが続いている。
沖合でカイトサーフィンをしている。
大安浜海旅客服務中心。
前の砂浜では「大安沙雕音樂季」が開催されていたが、どんどん砂浜が減ってきて開催できなくなったとか。
「大安港媽祖文化園区」はハコモノ行政で作られたものの使われずに閉鎖状態。
逆光なので、進行方向と反対に撮った(左側が海)。
高美湿地まで、サイクリング専用ロードが整備されているのに、最初から最後まで、週末だというのに、天気はあいにく曇りだけど、誰一人自転車に乗った人に出会わなかった。
希朵という花の妖精らしい🤔
1月なのにコスモスが咲いている。
そういえば12月に寒い日が一週間あったぐらいで、ずっと温暖な日が続いている。
大甲渓にかかっている大甲渓橋を渡る。
けっこう大きな橋で、車が行きかう中を通るのが心配だったが、バイクと自転車専用の道が分離されていた。
橋を渡り切ると、また自転車専用道路が続いている。
高美湿地が見えてきた。
こんな曇った日に来たって全然きれいでもなんでもないのに、けっこうな人が訪れている。
逆にいえば、ここぐらいしか台中市内のメジャー観光地ってない?
清水地区のほうまででてYouBikeを返却。
「50嵐」で布丁奶茶(65元)を飲む。
台湾に来てからいったい何杯飲んだろう。
大甲鎮瀾宮から濱海自行車道大安段 / ちゃんらーさんの活動データ | YAMAP / ヤマップ