台中に来た目的はランタン祭ではなくサイクリングをすること。
日月譚と后豊鉄馬道のどちらに行こうか前日まで迷っていたのだが、結局、后豊鉄馬道に行くことにした。
というのが后豊鉄馬道にすることにした理由だ。
后豊鉄馬道は、台中線の旧線廃線跡沿いに設置されたサイクリングロードだ。
后里駅前でレンタサイクル
9時過ぎの普通列車に乗って台中駅から后里駅に行った。
駅前には何人もの若い女の子が客引きをしていて、すぐに声をかけてきてくれる。
連れて行かれたのがすぐ近くのこのお店。
どの自転車がいいのかわからないので、「お尻が痛くないのにして」と言うとジャイアントの1日150元の自転車を勧めてくれた。
サドルに触ってみると柔らかくて痛くならなさそう。
身分証かデポジットを預けるように言われたが、パスポートを出すとパスポート番号と台湾の携帯番号だけ控えて、パスポートは返してくれた。
デポジットも要求されず。
でも、返却する時、借りた時とは別のバイトに「パスポート番号を記録しただけで何も預けていないよ」と言うと、どのバイトと話をしたのかと聞かれたので、人によるのかもしれない。
終点まで往復どれくらいかかるのかと尋ねると4時間くらいと言われた。
片道15キロくらいしかないはずだから、そこまでかかるはずもないと思ったが、行きは急いでいくことにする。
サイクリングに出発
后豊鉄馬道
駅前から一般道路を通って后豊鉄馬道に行くのだが、早速道に迷う w
本当は、下の場所が入口なのだが、私は看板の矢印が一般道路の方向を指していると思い、そのまま直進してしまった。
今見て分かったが、この矢印は后豊鉄馬道の入口じゃなくて、レンタルサイクルショップの方向を指していたのか (´ω`)
その後、下の入口も通り過ぎてしまって、いよいよ分からなくなった。
近くにいたレンタルサイクルのバイトに尋ねようかと思った時、運よく数台のチャリンコが横切って入っていくのを見かけて入口がわかった。
九號隧道
少し走るとすぐに后豊鉄馬道の一番のハイライトである「九號隧道」に到着。
このトンネルは1,273mもあるそうだ。
なかなかいい感じのトンネル。
大甲渓花梁鉄橋
そしてトンネルを抜けるとすぐに第二のハイライトの「大甲渓花梁鉄橋」がある。
後ろを振り返ってトンネルの入り口を撮ったところ。
東豊自行車緑廊
しばらく走ると東豊自行車緑廊という別のサイクリングロードと交差している。
后豊鉄馬道だけだと5キロしかなく、片道30分もかからないので、当然、東豊自行車緑廊の終点を目指す。
その前に屋台で焼き芋を売っていたので、腹ごしらえをした。
甘くてねっとりしててすごく美味しい。
ずっとこういった並木道が続いている。
自転車だけでなく、ウォーキングしている人も多い。
昔使われていた列車なのだろうか、道路沿いに置かれていた。
東勢客家文化園區
終点は 東勢客家文化園區。
到着したのが11時前だったので、后豊鉄馬道と東豊自行車緑廊を合わせて片道1時間半もかからない。
広場では原住民の音楽だろうか、イベントが行われており、屋台がいっぱい出ていた。
昼ごはんに葱油餅と人形焼きを買って食べた。
蒸気機関車も走っている。
来た道を帰る途中で、行く時に寄らなかった「情人木橋」というスポットに行ってみたが、ちっぽけな木橋があるだけだった。
台湾って、探偵ナイトスクープで小枝がやっていたようなちゃちなしょーもない「パラダイス」が多くない?
レンタルサイクルショップに戻るとちょうど12時半だった。
私は汗をかくほど割と速くこいだので3時間だったが、景色を楽しみながらゆっくり走れば店員が4時間かかると言っていたのは妥当なところか。
ジャイアントの自転車はとても乗り心地がよかった。
帰り道で、チェーンが外れて焦ったけれど、それくらいなら自分で直せた。
パンクしたとか困ったときは、自転車の前のプレートに書かれた店の電話番号に電話をしてと言われたが、助けに来てくれるのかどうかは定かではない。
次回は、平日の金曜日に日月潭一周に挑戦しよう ('ω')ノ
そのためには木曜日に到着して桃園空港からそのまま台中へ移動だな。