先々週に台湾に来たばかりだが、再び台湾へ。
今回のチケットは1年近くも前の2018年12月に発券していた(20,596円)。
10/19 IT211 KIX-TPE 11:15-13:10
10/22 IT220 TPE-KIX 18:30-22:15
飛行機が遅れるかもしれないことを見越して、16:25台北発、18:35花蓮着の汽車のチケットを予約しておいた(440元)。
石石香拌(台北駅)
台北駅の2階のレストラン街で鮮美蒜香胡椒蝦暖鍋拌(296元)を食べる。
エビの皮を剥くのに手がゲチョゲチョになるし、イマイチだった。
仟台大飯店(Chantai Hotel)
今回も駅前の仟台大飯店(Chantai Hotel)に宿泊(6,238円/2泊)。
イオンカードの20%キャッシュバック期間に決済したので、20%キャッシュバックされるはず。
今回は角部屋で部屋が広かったし、服を掛けるスタンドもあった。
とても殺風景だし、髪の毛が落ちてたりするけれど、一度泊まれば慣れた。
角部屋でやたらに浴室が広い。
夜はモスバーガーを食べたので写真は撮ってない。
翌朝はセブンイレブンで茶葉蛋と皮蛋瘦肉粥を食べる。
朝食後、花蓮客運で萬榮に行ってパラグライダーをする(別記事)
花蓮港製糖所大和工場
パラグライダーが終わった後、南の玉里へ行くのに、まずはバスで光復に行く。
光復から玉里にいく電車は12時59分発で1時間ほど時間があるので、日本統治時代の製糖工場に行くことにした。
製糖工場と何の関係があるのかわからないが、Googleマップの口コミではアイスクリームが美味しいと書かれている。
写真に「招牌」だか「推薦」と書かれていた木瓜(パパイヤ)のアイスクリームを食べる(確か50元)。
やっぱ早く書かないと記憶がどんどん薄れていく・・・。
と思ったら、台北ナビで紹介されていて人気No2の木瓜風味冰淇淋(50元)だった。
気付かなかったが、工場の反対側にはコテージ風の和風家屋のホテルがあるようだ。
工場の方に行くと、花糖文物館があったので入ってみる。
観光客は、みんな売店付近でくつろいでいて、工場の方には誰もいない。
ほんの一室だけの展示だが、工場の生い立ち、製糖の行程が展示されていた。
新渡戸稲造は台湾の製糖産業の発展に尽力したそうで、最盛期には全台湾で46ヵ所の製糖工場があり、年間100万トンの生産量があったらしい。
日本統治時代、「壽工場」と「大和工場」があったが、第二次大戦で両工場とも空襲の被害を受けた。
被害の大きい「壽工場」は解体され、「大和工場」は修復をして花蓮糖廠になったなど年表形式で書かれていた。
今では花蓮糖廠も操業していない。
汽車の時間に間に合わなくなるので、ざっと工場の周りを一周して、光復駅に向かう。
光復から玉里に行く汽車の中で、左手(東側)にポツンと赤い屋根の建物があった。
あんなところに何があるのかと気になってGoogleマップで調べると「法務部矯正署自強外役監獄」とあった。
道理で人里離れた場所にあるわけだ。
玉富自行車道
13時37分に玉里駅に到着。
自転車レンタル
Googleマップで調べておいた玉里機車出租(洄瀾山水租車)で自転車をレンタル。
4時間まで100元。
身分証明書としてパスポートを預けた。
借りたのはこの自転車。
駅南側の線路沿いに玉富自行車道の起点がある。
玉富自行車道は全長約10km。
世界唯一の二つの大陸プレートを跨ぐ自転車道だ。
昔の鉄道を利用して作られた自転車道で、玉里を出発して、東里鐵馬驛(Yì)站が終点。
鉄道跡を利用して自転車道を作ったといえば、台中の后豊鉄馬道と同じだ。
大陸プレートの境の橋
橋のたもとに説明書きがあった。
秀姑巒溪に架かるこの橋は元々は昭和5年(1930年)に作られたが、ユーラシアプレートとフィリピン海プレートの断層の上にあるので、長年の地殻変動により橋のズレがひどくなり、汽車の安全運行にも支障が生じるようになった。
民国78年(1989年)に路線を変更する計画をたて、民国96年(2007年)3月に新しい路線が開通した。
その後、旧鉄道は2009年1月から自転車道に生まれ変わった。
玉里大橋はアジア唯一、世界唯二(もう一つはアイスランド)の二つのプレートを跨ぐ橋梁である。
日本語だと「唯一」しかないけど、中国語だと「唯二」もあるのかな。
橋の中央あたりにユーラシアプレートとフィリピン海プレートの境を表す標識がある。
ここが 玉富自行車道の一番の見どころらしい。
だから何って感じがしないでもない。
起点から終点までずっと2車線の自転車専用道路になっている。
安通鐵馬站
6kmほど進んだところに安通鐵馬站があった。
当時のプラットフォーム。
自転車道沿いに稲田が広がっている。
花蓮県の玉里鎮、冨里郷は東部最大の米作地帯で、日本にも輸出されていると道路沿いの立て札に書かれていた。
台湾から日本に米が輸出されてるってホントかな?
東里鐵馬站
起点から所要時間40分ほどで終点の東里鐵馬站に到着。
邱家古厝
近くに何か観光スポットがないか調べて出てきたのが邱家古厝。
古厝といってもそんなに古くはなく、建てられたのは昭和3年(1928年)。
再び東里鐵馬站に戻る。
お腹が空いたが軽食しかなく、トーストと茶葉蛋、百香果汁を食べる。
売店の女性が自分で植えている黃金果という果物をくれた。
初めて食べたが、味はなんとなくメロンや瓜の味に似ている。
でも、別の客は柿の味に似ていると言っていた。
お店の人と話していたら3時45分になっていた。
帰るのが遅くなってしまうので、急いで玉里に戻る。
玉里神社遺址
もう一ヶ所行っておきたかったのが、日本統治時代の玉里神社跡。
板の階段が敷かれて綺麗に整備されている。
以前はこんな神社があったらしい。
今は取り壊されてコンクリートの跡が残っているだけだ。
自転車を返した後、電車の時刻を調べるて、17:08玉里始発、18:55花蓮着の各停に乗ることにした(109元)。
悠遊カードでタッチしてプラットフォームに入ろうとしたら、入口の但し書きを指しながら(英語で)15分前になってからと駅員に止められた。
構内で座って待っていると、別の駅員に変わっていた。
15分前になってプラットフォームに行こうと悠遊カードをタッチしたら2回目だから案の定エラー音がなった。
鳴るだろうと思ったよ。
1回目にタッチしたのを見ていた駅員じゃないので、入るのにひと悶着あり。
これもそうなるだろうと思ったよ。
牛排先生 花商店
いったんホテルに戻ってシャワーを浴びた後、夕食にでかける。
昨日、見つけた牛排先生というステーキハウスに行く。
店の外にあるタッチパネル式の自動販売機で注文するようになっている。
里昂增量莎朗(250元)を注文(里昂はリヨン?)。
サラダと勘違いして、さらに莎朗(100元)を追加してしまう。
莎朗はサーロインステーキ。
黒コショウの味付け、ウェルダンと、味付けと焼き加減も選択する。
パンは1個ついていた。
ドリンクとスープはセルフで飲み放題。
これで350元(約1,200円)なので、とても安い。
ステーキの味付けはあまり私の好みじゃなかったけどお腹いっぱいになった。
帰りに、奈里の茶で90度金真奶茶(55元)を買って帰る。