おまけの会社員生活

おまけの会社員生活《ハケンの品格》

五十而知天命、毎日定時退社&有給フル消化の正社員から週休5日、日給5.5万円、在宅勤務のハケン社員になりました

会社の社会保険に再加入するのは得か損か?

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失業手当の受給が完了したので、再度、社会保険に加入した方が得なのかどうかを検討する。

加入しない場合は、現状通り、健保は任意継続、年金は国民年金である。

任意継続と国民年金は、どちらも収入に関わらず定額だが、会社の社会保険は収入に比例する。

通常のケースであれば、時給は変わらないので、会社の社保に加入したほうが、下表のように、保険料が労使折半になって手取りが増えるし、厚生年金に加入して将来の年金も増えるので、検討するまでもなく会社の社保に加入した方が得である。

(単位:万円) 不加入 加入 差異  
給与所得 480 480 0
  健康保険 43 17 ▲26 (3.6)
  介護保険 8 4 ▲4 (0.8)
  年金*1 19 44 25 (9.1)
  雇用保険 0 1 1 (0.3)
社保計(被保険者) 70 66 ▲4
手取金額 410 414 4 ①-③

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でも・・・私の場合、社保の事業主負担相当を時給に加算してもらっている。

内訳を知ってるのは時給を算定した私だけかもしれないけど・・・。

だから、会社の社保に加入するなら、時給から社保事業主相当分を返上して、会社の人件費負担が現状と変わらないようにしないといけない。

会社の人件費負担が不加入の場合と同額になるまで時給を下げ(約14%ダウン)、社保は労使折半にする。

(単位:万円) 不加入 加入 差異  
給与所得 480 414 ▲66
  健康保険 0 22 22 (5.4)
  介護保険 0 4 4 (0.8)
  厚生年金 0 38 38 (9.1)
  雇用保険 0 2 2 (0.6)
社保計(事業主) 0 66 66
人件費計 480 480 0 ①+②
  健康保険 43 15 ▲28 (3.6)
  介護保険 8 4 4 (0.8)
  年金*2 19 38 19 (9.1)
  雇用保険 0 1 1 (0.3)
社保計(被保険者) 70 58 12
手取金額 410 356 54 ①-③

【労使計】

  健康保険 43 37 ▲6
  介護保険 8 8 0
  年金 19 76 57
  雇用保険 0 3 3
70 124 54

結果、会社の社保に加入すると手取りが年間54万円も減少

もともと、会社の社保に再び加入することを思い立ったのは、来年からバカ高い大阪市国保に入りたくないからだが、こんなに手取りが減るとは思わなかった。

労使合計で見た場合、健保はほとんど変わらないが、年金は会社員の厚生年金とフリーの国民年金の違いで負担額に大きな開きが出る。

掛け捨ての健保に対して、年金は払った金額に応じて戻ってくるとは言え、受給開始は65歳になってからのことで、しかも保険料の元をとるのに20年近くかかったはず。

これなら、現状通り、働く日数を抑えて会社の社保には加入しないでおこう。

健保(国保)の削減は、別の手段、実家に住民票を戻す方向で検討する。

*1:加入の時は厚生年金、不加入の場合は国民年金

*2:加入の時は厚生年金、不加入の場合は国民年金