天気予報通り、火曜日になってようやく晴れた。
最高気温は23度ぐらいと、暑くも寒くもない登山日和!
「西貢東郊野公園」に行きたかったが、バスの便が極めて少ないことがわかり、帰れなくなったら困るので、香港で一番高い大帽山に登ることにした。
香港最高峰といっても957mである。
一昨日行ったお粥の店に行くと閉まっていたので「坤記粥店」という店に行く。
猪肝粥(30香港ドル)は生から煮込む。
広東粥って米がドロドロになるまで煮込んであってとても美味しい。
地下鉄で荃灣に出る。
51番のバス停が駅の近くにあるはずだが場所が分からない。
ふと上を見上げると、駅の上を横切る高架道路上にバス停らしきものが!
駅の上にまさかバス停があるとは思わなかった。
やってきたバスはぎゅうぎゅう詰めの満員で、2人ぐらい無理やり乗れただけ。
乗るのを諦めて、次のバスまで30分あるので、また乗れなかったら嫌なので、始発のバス停がある「如心広場」まで歩いた。
左奥に止まってる少し大きめのマイクロバスが51番のバス。
「大帽山郊野公園」で下車。
ほとんどの乗客もここで下りる。
バス停から少し後戻りすると、「大帽山郊野公園」の看板。
バス停の近くにもビジターセンターに通じる登山道がある。
「大帽山郊野公園茶水亭」というキオスク。
さらに進むとビジターセンターがあったが閉まっていた。
トイレがあるので用を足しておく。
そうそう、9時(日本時間10時)からプロジェクトのミートがあった。
海外旅行に行くから「不参加」にしてたけど、欠席裁判にならないようずっと参加者の発言を聞きながら山を登ってた。
参加者が多いから私が参加してるのに気付かず、「今日は出席していないのですが、ベテランの派遣の人に依存していて云々」と言ってるのが聞こえた🤭
少し歩くと大帽山の頂上が見えてきた。
山頂に電波塔や中国人民解放軍の通信傍受施設などがある。
荃灣やその向こうの青衣の町並みがみえる。
車道が頂上まで続いている。
広場があって車道に出る。
もう使われてない廃屋。
車道じゃなく山道を歩いていたので気付かなかったが、この手前に「大帽山観景台」があって帰りに気付いた。
このときは前方に見えている景色がどこなのか全然わかってない。
許可された車両しか通行できないようで、ゲートがある。
登山者はそのまま通過できる。
頂上まで車道を歩く。
大陸からのハイカーも多いようで、広東語でなく、標準語が聞こえる。
飲めるか疑問だけど水場があった。
青馬大橋があって、その先にランタオ島と香港空港が見える。
手前は荃灣。
昨日、一昨日の天気と打って変わって雲一つない快晴。
拡大すると、奥に見えてるのは香港島。
そして左手の方には、夕方、登ることになる「SKY100」や対岸の「国際金融中心」がうっすらと見える。
姿は見えなかったけど、馬か牛がいるのか。
頂上の電波塔や中国人民解放軍の通信傍受施設は立ち入り禁止だった。
写真撮ったうえにブログにアップしたから、今度、入国したら逮捕されるか💧
三角点も施設内にあるので頂上にはいけない(知らずに登った)。
他のハイカーが電波塔ほうから斜面をここへ下りてきたので登ってみる。
たくさんのハイカーが登ってるのだろう、草むらに道ができてる。
ランタオ島の方向。
荃湾の方角。
巨大な電波塔。
登ってきたのと反対側を見ると、草むらに細い道が続いてる。
ひょっとして施設の周囲を一周できる?
さっきも見えたどこかわからない地区。
草が生い茂っててこれ以上は無理か。
と思ったら、後からやってきた大陸人夫婦(標準語で話しかけられたから)がガシガシと草をかき分けて進んでいった。
一人なら心細くて引き返してるところだけど、大陸人のあとに続く。
背丈より高い草のなかを進んでいく😨
大陸人(女)は少々の草むらをものともせず先頭を切って進んでく。
さすが大陸人はタフ!
無事、施設入口付近に出られた!
別の道を進んでるハイカーがいたけど、どこに出るのかわからないので、大人しく来た道を引き返す。
途中、見過ごした「大帽山観景台」はちょっとした広場になっていた。
どこだかわからなかったが、石崗とか元朗という地区だった。
そして遠くに見えているのは深圳だった😲
山の向こうの町並みはシンセン。
肉眼ではわからなかったが、写真を拡大すると地王大廈(384m)や京基100(442m)が見える。
この禿山は「鶏公嶺」という山だった。
今度、登ってみたい!
滑走路は「石崗機場」というイギリスが建設して、今は人民解放軍が利用している空港だった。
湾の向こうもシンセン。
鶏公嶺の向こうにニョッキリ頭を出しているのは、平安国際金融中心(600m)に間違いない。
キオスクがあったところまで下山。
桜の木があるということだったが、ほんの少し開花してるだけだった。
再び、バスに乗って荃灣に戻る。
バス停から頂上まで往復3時間ちょっとだった。
赤い花が咲いているのは木綿花(ゆうはな)という木みたい。
地下鉄で深水埗に帰ってきた。
昨日、カレーを食べにいくときに目についた「袁記雲餃」という餃子と雲吞の店。
中国だと「馄饨」なのに、香港だと日本と同じ「雲吞」と発見!
いろんな餡がある。
雲吞套餐(78香港ドル)を注文。
廣式鮮湯、紫菜鮮肉雲吞、蒜汁西蘭花、豆漿を選ぶ。
オクトパスカードで決済するとき、残高がなくてエラーになったけど、別の機器だと自動チャージされて決済できた。
蒜汁西蘭花といったとき、なんか言われたけど、たぶん無いから代わりのってことだったんだろう。
ブロッコリーじゃなくて、たぶん菜の花だと思う。
紫菜は海苔だった。
菜の花の和え物がめっちゃ美味しかった。
大帽山(香港最高峰) / ちゃんらーさんの活動データ | YAMAP / ヤマップ