乗るバスの方向を間違えたせいで遅くなってしまったけど、当初の予定通り、大肚山万里長城歩道を歩くことにした。
「新興里」で下車してYAMAPの記録開始。
水が枯れた川沿いの道を登っていく。
ヨウテイボクの花(たぶん)。
登山口の前には、望高寮、瑞井古井、磺渓書院など台中市大肚区にある観光スポット(?)が描かれている。
果物か野菜を売る店も出ている。
萬里長城歩道と旗開得勝歩道の二つの道がある。
萬里長城歩道はなだらかな傾斜の歩道で歩きやすい。
でもなんで「万里の長城」と同じ名前なんだろう。
「加油!」と柵に書いてあるが、頑張らないといけないほどしんどくない。
木々越しに向こう側の山の尾根に旗開得勝歩道が見える。
大した坂はないけどそこそこ登ってきたみたい。
「享壽亭」という展望台があるが、木々に遮られて眺めはイマイチ。
石畳の本道を逸れて脇の道に進んでみる。
階段を上り下りしてどこを歩いているのかわからない。
本道に戻ることができた。
階段を登ると
長寿亭に到着。
ここは車でも来れる見たい。
大肚の街並みと烏渓、その対岸は彰化県だ。
少し車道を歩くと環保公園歩道という別の歩道があるが、旗開得勝歩道を下ることにする。
登ってきた道を下っていくと、「旗開得勝歩道」の標識があった
萬里長城歩道より道が狭くなった。
おんぼろな小屋があったが、「永寿亭」というらしい。
ここで道を間違えて、「永寿亭」の右の道を進んでしまう。
高速道路課と思ったが、「大肚藍色公路」という山を東西に走る道路みたい。
反対側を見ると歩こうと思った尾根が見えて、YAMAPで先達の歩いた道と比べてもコースを外れているようで、道を間違えたらしいことに気づく。
「永寿亭」の左側にも道があった。
さっきは間違えて、この尾根を下っていた。
旗開得勝歩道は展望が開けている。
日差しがきついと思ってちゃんと帽子を持ってきた😆
景観台のようなちょっとしたスペース。
萬里長城歩道から見えたのはこの道だろう。
ヨウテイボク。
登山口に戻ってトイレ。
ふと見るとYouBikeがたった1台停まっていた🤩
誰か坂道をひーこら言いながら乗ってきたのだろう。
ひょっとしたら帰りも乗って帰れるつもりでいたかもしれないが、ありがたく借りさせてもらう。
YAMAPの記録はここで終了して、自転車で坂道を一気に駆け降りる。
楽ちん、楽ちん!
せっかくYouBikeを借りれたので、近くの「磺渓書院」に行く。
17時にクローズするのでギリギリセーフ。
清朝末期に建てられ、「文昌廟」ともいい、学校と廟が一体となった閩南式四合院建築だが、日本統治時代は教育を禁じられたそうだ。
石の獅子。
管理人も誰もいなくてひっそり静まり返ってる。
拝殿の前には龍の彫刻。
学問や科挙を司る文昌帝君・孚佑帝君・文衡帝君・朱衣星君・魁斗星君の「五文昌」が祭られている。
筆を飾ってるから学問の神様だろうと思ったよ。
壺の形をした出入口は平安を象徴するらしい。
「連中三元」は、科挙の郷試(解元)、会試(会元)、殿試(状元)に連続して一番で合格することを願う言葉らしい。
でもなんで上に篭が飾ってあるのかわからず。
「行行出狀元」はどの職業にも優秀な人材は現われるという成語。
バス停の近くのステーションでYouBikeを返却、また高鉄台中駅でバスを乗り換えて帰る。
無性に50嵐の布丁奶茶が飲みたくなり、紅秋谷からYouBikeで買いに行った。
大肚山万里長城歩道(台中) / ちゃんらーさんの活動データ | YAMAP / ヤマップ