先々週、ランタオ島の昂坪桟道を登ったが、体調不良で挫折した。
気温と湿気が高かったせいもあるので、冬に来る機会があれば再チャレンジするつもりだったが、また香港に来たのでリベンジすることにした。
前回リタイアした昂坪桟道だけじゃなく、鳳凰山(ランタオピーク)にも登った。
昂坪桟道
美孚の駅前にある「大家楽」で朝食。
タッチパネルでセルフオーダーできてオクトパスカードとクレカが使える。
カウンターもあって、ほとんど老人はカウンターで注文している。
タッチパネルで注文してて後ろに並ばれないので気が楽。
「大家楽」っていつ来ても若者が少なく、高齢者の溜まり場と化している。
トンカツが挟んであるハンバーガーとオートミールのセット(HKD32)。
美孚から地下鉄で東涌に行って、E21AだったかE21Bのバスで登山口最寄りのバス停で下車。
E21路線は美孚を通るので、最初からバスで行ったほうが安上がりだった。
バス停からYAMAP記録スタート。
蒸し暑いので、水分補給にポカリ(900㎖)を二本持ってきた。
東涌遊楽場の横を通り過ぎる。
旧正月の行事が描かれているのだろうか。
橋を渡る。
昂坪桟道の登り口。
坂道を振り返ると東涌の街並み。
最初のロープウェイの鉄塔。
先々週はここに来るだけでも何回も休憩したが、今日は一回も休まず登れた。
ロープウェイが昂坪まで伸びている。
先々週は、この登りの階段を見て、挫折して引き返した。
香港空港が見渡せる。
飛行機がおもちゃみたい。
広くて立派な空港で日本と大違い。
二番目の鉄塔。
まだまだ終点は見えない。
下りて登ってしんどい。
さすがに疲れて腰かけて休んでしまった。
「この先の階段は急」と書かれていたけど、実際には、ここまでの階段の方がずっとしんどかった。
三番目の鉄塔の向こうに構造物が見えるので終点かと期待した。
終点じゃなくて、無人の中継駅だった。
でも、遠くに昂坪の天壇大仏が見えた!
高さ的には同じぐらいの高さなのでもう登りはない😍
こっからはゴールの昂坪まであまり起伏のない楽な道。
左手に見えた「弥勒山」への分岐。
鳳凰径(ランタオトレイル)の分岐。
香港には四大トレイルと呼ばれるハイキングコースがある。
機会があれば歩きたいなー。
天人花があちこちに咲いている。
途中に景観台があったので立ち寄る。
港珠澳大橋が見える。
一部、船が通れるように海中トンネルになっている。
瀬戸大橋なんかと比べ物にならない巨大な橋を作ってしまうのだから中国の経済力はすごい。
昂坪の集落。
天壇大仏と宝蓮禅寺、そしてその背後には鳳凰山(ランタオピーク)。
この時点では登るかどうかは半々。
なんせここまで登ってくるので汗びっしょりで疲れまくり。
当初のゴールのロープウェイ頂上駅に到着!
ここまで2時間弱だった。
普段の体力的には全然歩ける距離。
ただかなーり蒸し暑い!
昂坪
ロープウェイ頂上駅にはレストランや土産店が並んでいる。
昂坪桟道では数人のハイカーとすれ違っただけだけど、昂坪はロープウェイやバスで来た参拝客がいっぱい。
なんか縁起がよくなる木?
セブンイレブンがあった。
登ってくるとき、ポカリ一本を飲み干したので、コーラーとポカリもどきを購入。
ポカリもどきを買ったってことは、鳳凰山(ランタオピーク)に登ろうかなと思い始めた。
セブンイレブンの隣は日本風のお土産店。
宝蓮禅寺への参道。
宝蓮禅寺にお参りしたことがなかったので立ち寄る。
大雄宝殿にお参り。
釋迦牟尼佛、藥師如來佛、阿彌陀佛が祭られている。
大雄宝殿の背後にはさらにデカい五層の萬佛寶殿が建っていて参拝はできるけど中の撮影は禁止。
天壇大仏は観光客がいっぱい。
香港の民主化暴動(あれは運動じゃなくて暴動)のときに参拝したことがあるので今回はパス。
バイクがいっぱい。
ナンバープレートが”LOVE💓”になってる。
緋桐(ひぎり)という花らしい。
「心経簡林」という御経が書かれた柱が建ち並んでいる。
”色即是空 空即是色”とか書かれてる
鳳凰山(ランタオピーク)
「心経簡林」のそばに鳳凰山(ランタオピーク)の登山口がある。
天気が悪いのでどうしようかと迷ってたけど、他にハイカーがいるのを見て登ることにした。
以前に昂坪までロープウェイでショートカットして鳳凰山に登ったことがあるが、まだYAMAPを使ってなかった。
途中、見晴らしのいい場所から「心経簡林」の全景が見えた。
香港大沙葉(Pavetta hongkongensis)という花っぽい。
前方に中国人(≠香港人)の若者の一団がいた。
都会育ちの軟弱な若者になら負けない😛
林を抜けた地点で一番先頭の中国人が休んでいたので抜き去る。
あと少しで頂上だが、ニセの頂上が2回ぐらい現れる。
休みたかったが、振り返ると、さっき抜き去った中国人が登ってきてたので、抜かれまいと休まず登る💦
これが本当の頂上。
両側はこんな感じでなーんも見えない。
頂上の三角点に到着!
鳳凰山(ランタオピーク)の頂上(934m)!
退避所がある。
前回同様、伯公坳に下る。
台湾でいっぱい繁殖してた赤い蟻みたいな紅姬緣椿象がいた。
コメツキムシ、玉虫の一種らしい。
羽の色がとても綺麗。
あとはずっと下り。
昂坪桟道では二人ぐらいしかハイカーに会わなかったけど、鳳凰山は何人ものハイカーにすれ違った。
在住者か旅行者かわからないが欧米人のハイカーが多かった。
下るのは遅いので、前を歩く香港人になかなか追いつけない。
霧の向こうに道路が見えた!
途中の東屋。
東涌が見えるが眺望いまいち。
車道が見えてゴール!
YAMAPの記録終了。
伯公坳からバスで東涌に戻る。
シャツも短パンも汗でビショビショだったので入口付近で立っとく。
途中、バス停で止まらなかったのか、運転手と乗客の罵り合いの喧嘩があった。
東涌でE21のバスに乗り換え。
こんなタワーマンションの高層階に一回住んでみたい。
ホテルにいったん帰って、シャワーを浴びて、服を着替えて、休憩。
夕飯は、以前に食べておいしかった深水埗にある「喀什米爾咖哩」。
ポテトカレー(HKD50)とナンを頼んだのにライスが来た😭
カレーは美味しいけど、ライスが多すぎ。
前回は現金で払ったけど、オクトパスカードが使えた。
お腹いっぱいになったので、深水埗から美孚まで歩く。
途中、「手作功夫茶」で布丁🍮奶茶(HKD28)を買う。
せっかくYAMAPで記録したのに高低がおかしくなってる😭
実際は登り1000m+αぐらい?
時間は4時間半、距離12㎞だから、二上山から大和葛城山に登るのに比べたら楽なはずなのに、高温多湿なのできつかった。
やっぱ香港でハイキングするなら冬がよさそう。
【香港】昂坪〜鳳凰山(ランタオピーク) / ちゃんらーさんの活動データ | YAMAP / ヤマップ