4日目 雨天の暇つぶし
朝から雨が降りそうな曇り。
念のために波照間島行きの高速艇の発着状況を調べるが、今日も午後便、夕方便は未定になっていた。
快晴だった1日目に行かなかったことが悔やまれる。
雨の日の石垣島観光でググって、石垣島鍾乳洞に行くことにした。
運動を兼ねて歩いていくことにした。
八重山博物館
昨日は閉館していたのに、今日は空いていた。
時間はたっぷりあるので、見学をすることにした(200円)。
波照間島の獅子。
本土の獅子と顔も胴体も違っている。
前回訪れた唐人墓はこれらの中国人の墓をまとめて合祀したものだろう。
ニライカナイから島々に五穀豊穣をもたらす農耕の神様のミルク(弥勒)。
「ミロク」が転じて「ミルク」になったらしい。
桃林寺 権現堂の鬼面。
八重山では故人の骨を3年、5年、7年の奇数年に掘り出して洗う洗骨の習慣が、火葬が普及する昭和初期まであったそうだ。
骨を掘り出すなんて気持ち悪いな。
近代化に伴って、古来より伝えられていた技術や技法が消失しており、そういった技術を復活する試みを紹介していた。
一休食堂でやぎ汁
石垣島鍾乳洞の近くに一休食堂というやぎ汁を提供する食堂がある。
台南名物の牛肉湯と同じようなものだと思ったので、久しぶりに台湾風味の料理を食べられると楽しみにしていた。
やぎ汁はライス付きで1,400円と結構な値段がする。
出てきたのがこちら。
台南の牛肉湯とスープは似ているが、具材が全然違う。
台南の牛肉湯は瘦肉(赤身)しか入ってないのに、やぎ汁は皮っぽいのや、脂肉、ホルモンなんかも入ってる。
脂とか皮とか超苦手 (´ω`)
これはどこの部位だろう。
気持ち悪いけど、無理やり食べる。
何とか完食。
石垣島鍾乳洞
入場料1,200円。
アソビューで買っても割引はないけど、記念ハガキがもらえた。
要らないけど。
こんなところにきんさんぎんさんの記念植樹が。
沖縄は長寿でも有名なので、てっきりきんさんぎんさんは石垣島の人だったのかと思ったが、愛知県の人だった。
沖縄の県蝶「オオゴマダラ」。
黄金色の蛹が有名らしい。
鍾乳洞って、どこも似たり寄ったりだな。
ただ、石垣島鍾乳洞は、あまり水がしたたり落ちていなくて、もうあまり成長していないのかなと思った。
赤色や青色にライトアップされている。
ここの鍾乳洞の「ウリ」のトトロの形をした鍾乳石。
鍾乳洞が昔は海底だったことを示すシャコガイの化石。
紛らわしいので調べてみたら、八重山鍾乳洞はネガティブな口コミしかなかった。
バンナ公園
鍾乳洞を出るとまだ1時前。
前回、電動バイクで回ったが、今度は歩いてバンナ公園に登ることにした。
バンナ公園に歩いて登る人はいないのか、歩道はロクに整備されておらず、雑草に覆われていたり、歩道がない場所もある。
クソ暑い夏に歩いて登る奇特な人はいないと思われるが、12月に歩いて登っているのも私一人だった 💦
うすら寒い日だったが、山道を登っていると汗をかいてきてTシャツ1枚になる。
「エメラルドの海を見る展望台」から離島ターミナルの方向。
「渡り鳥観察所」に到着して写真をとったが、なぜか上が切れてる。
川平湾とか北側の景色。
前回は行かなかったバンナ公園北口の「カンムリワシ展望台」に到着。
眼下に石垣ダムが見える。
吊り橋はどこに繋がっているのだろう。
吊り橋のところで地図を見ると、来た時のバンナ公園南口に通じていた。
こちらの道は、完全に歩行者専用の遊歩道になっている。
但し、山の麓に沿って敷かれているので、「エメラルドの海を見る展望台」や「渡り鳥観察所」には行けない。
とうとう小雨が降りだした。
南口までは歩かず、途中で道をそれてホテルに帰る。
米為御嶽(イヤナスオン)
マックスバリューによって晩ご飯を購入(1,154円)
どの手巻き寿司も納豆巻きがセットになっていた。
5日目 帰阪
10時過ぎにホテルをチェックアウト。
離島ターミナルからバスで石垣島空港へ。
来るときに往復チケット(1,000円)を買っておいた。
時間があったので、鉄火丼(1,100円)を食べる。
帰りの飛行機は、自粛期間中の平日水曜日ということもあってガラガラ。
座席指定していないのに、前方の1桁台の座席、横3席とも一人独占状態だった。
今度はいつ行くかまだ予定を立ててないが、次回こそは波照間島に行きたい。
でもって、与那国島には台湾基隆から豪華客船で行ってみたい。
なんか台湾花蓮から高速船で結ぶ事業計画もあるらしい。