波照間島行きをあきらめる
旅行の1ヶ月ぐらい前にGOTOトラベルを利用した波照間島行きの日帰りツアーを予約しておいた。
どうせ行くなら日本最南端の有人の島に行こうと思ったのだ。
ところが、前日夕方、西表島から帰ってくると、天候不順のためツアーが中止になったと連絡があった。
天気予報で午後から雨だったが、朝はまあまあ天気がよかった。
波照間島行きの高速艇は、第1便は出ていたが、2便と3便が未定になっていた。
10時半に決定すると書かれていたので、もし運行するのなら、GOTOトラベルは使えないし、滞在時間も短くなるが、11時45分の船で行って16時20分の船で帰ることにする。
ところが、10時半になって更新されたのは第2便だけ。
これでは、行ったはいいが、帰りの船が欠航になって帰れなくなる恐れがある。
翌日も欠航になったりしたら、大阪にも帰れなくなって、またバイトに穴を開けてしまうことになる。
今回は泣く泣くあきらめて、近くの竹富島に行くことにした。
竹富島観光
ファットバイク・レンタル 竹富島
11時半の高速艇で竹富島に行く(1,160円)。
天気予報どおり、次第に雲が出てきてどんよりした天気になってきた。
竹富港から集落までは10分ほど離れているが、運よく、ファットバイク・レンタル 竹富島の看板を持った人が立っていたので、車で店まで乗せてもらう。
Googleマップで竹富島の幾つかのレンタサイクルの店を調べたところ、ここの自転車はタイヤが太くて、竹富島の砂が敷かれた道を走るのに便利そうだったのだ。
1時間600円。
なごみの塔・あかやま展望台
西桟橋に向かう途中でなごみの塔があった。
集落内に連絡事項を伝えるために放送施設として用いられた塔らしいが、現在は、老朽化のため登れないようになっている。
なごみの塔には登れないが、その後ろにあるあかやま展望台に登る(100円)。
展望台といっても、普通の民家の屋上だが、他に高い建物がないので街が見渡せる。
西桟橋
黒島の伊古桟橋にそっくり。
あいにくのどんより曇り空なので写真映りがイマイチ。
昨日みたいな青空だったらもっと綺麗だっただろう。
桟橋の突端にいくと、青色のルリスズメダイが泳いでいた。
反対側には真っ黒と灰色のナマコがいた。
コンドイ浜
西桟橋から少し南のコンドイ浜へ。
はるかずーっと沖のほうまで砂地が広がっている。
ここにもナマコの大群!
ネットでググると、クロナマコ、もしくはニセクロナマコらしい。
ニセクロナマコはホロチュリンという毒を持っているそうだ。
カイジ浜
カイジ浜では、みんな星の砂を探していた。
自転車をコンドイ浜に置いてきたので、コンドイ浜に戻っていると小雨が降ってきた。
雨宿りをしようと東屋に入り、ついでに来る前に石垣島のファミマで買った沖縄限定のおにぎりを食べることにした。
ところがリュックサックを開けたとたん、大量の猫が群がってきて、膝の上にまでのってきた。
しかたないので、別の鮭のおにぎりをあげた。
猫に触ってしまったので、おにぎりを食べるのは諦める。
東屋の裏には猫の家があった。
道理でたくさんの猫が現れたわけだ。
一方、近くの木陰でお弁当を食べようとしていた女性のグループはカラスの集団に襲われていた w
逃げる女性の上空をカラスが飛び回っていて、悪いと思ったが少し笑えた。
アイヤル浜
持ってきていた雨合羽をかぶって、島の東側のアイヤル浜に行く。
後でレンタサイクルでもらったマップを見たら「極めて悪路のうえ、長距離の為、お薦めしません」と書かれていたが、まさしくその通り。
悪路だけあって、私の他には2人の観光客しかいなかった。
アイヤル浜から戻る途中、「ミーナ井戸」があった。
神の見つけた井戸という意味だそうだ。
自転車を返却(2時間1,200円)したあと、歩いて集落を少し回る。
紫色のつぼみみたいなのは、バナナの花らしい。
ブーゲンビレアがあちこちに植えられている。
今回は牛車は乗らず。
竹富島ゆがふ館
高速艇が出るまで時間があったので、港の近くの竹富島ゆがふ館に立ち寄る。
でも展示物がほとんどなくて見るものがなかった。
写真は竹富島ゆがふ館の前にある、かつて舟待ちをする小屋、フナヤー跡。
15時20分の高速艇で石垣島に戻る。
港は風が強くて、長袖のパーカーを着ていても肌寒かった。
A&W 石垣店
結局、持って行ったおにぎりを食べなかったので、A&Wによってハンバーガーを2個食べる(1,610円)。
波照間往きの高速艇がどうだったか見てみると、第3便は欠航していた。
用心して行かなくて正解だった。