知床半島の車で行ける先端まで行ってみたいと思っていた。
ウトロ側は「カムイワッカ湯の滝」までしか行けないが、羅臼側はもっと先端に近いところまで行ける。
羅臼側の方が昔から発展していたのかな。
知床峠
国後島の方向は靄がかかっていて全く見えない。
知床世界遺産ルサフィールドハウス
晴れていたら二階の望遠鏡から国後半島や海鳥、それに運がよければ鯨が見えるかも。
羅臼側から知床半島突端まで行く方法や装備が紹介されていて面白い。
海岸トレッキングで行く場合の危険個所や通行困難箇所が紹介されている。
最も困難なのは「剣岩」で高巻きができないので、干潮時に通過するよう時間設定しなければいけないそう。
知床半島最先端を目指す人は年間約100人もいるそうだ。
中にはスーパーの袋を下げた軽装で出かけようとしたアメリカ人もいたとか。
また羅臼はコンブ漁が盛んで、昆布の養殖もおこなわれているとのこと。
コンブはアイヌ語由来らしい。
これは何?クマ?イヌ?
熊岩
近くで見ると子熊を抱いて子守をしている母熊に見えるという。
どの角度から見たら母熊と子熊になるのかさっぱりわからない・・・。
セセキの滝
道路の脇にある落差30mの滝。
瀬石温泉
明治32年に発見され、源泉は岩礁から湧き出ていて、満潮時には海中に埋没してしまう。
テレビ「北の国から2002遺言」のロケ地になった。
2つ浴槽があって、左側のはかなりぬるい。
右側のはちょうどいい湯加減だった。
浴槽の外も、赤く変色しているところから熱い湯が湧き出していた。
相泊温泉
明治32年に発見され、日本最北東端に位置している。
とのことだが、こんな張り紙が・・・。
海岸に下りていくと、土砂で埋まってた💧
いちおう、温かかった。
日本最北東突端地(相泊)
車で行けるのはこの相泊橋まで。
看板の向こうに見える小屋は「知床入林箱」。
知床半島先端に向かう人が記帳する。
どうせそんな先まで続いていないだろうと、手ぶらで歩いていってみる。
すぐに行き止まりになるのかと思ったらずっと道が続いてる。
コンブ干しをする海岸がずっと続いている。
途中でコンブを干している漁師の人がいたので、この先どこまで行けるか尋ねたら、「前に人が遭難したところまでいける」って💧
番屋がどこまでも続いていて、いい加減先に進むのが嫌になって来た。
でも、この先で番屋が終わってそう。
カモイウンベ川の川幅が広くて渡れず。
向こうからカメラを抱えた若者が歩いてきたがちゃんと長靴を履いてた。
真ん中の岩に飛び移れるかと思ったが落ちたら悲惨。
少しで終わると思ったのにもうだいぶ歩いてきたし、川のせいで先に進めないと理由をつけて引き返すことにした。
帰りに子ぎつねがいた。
大人の狐は目つきが悪いけど、子狐はかわいい。
こりゃあエサもやりたくなるわ(持ってないけど)。
海から霧が山に吹きあげている。
結局、国後島は全く見えず。
知床半島に来るとき、曇っていて斜里岳が見れなかったので、国道244号線を車を飛ばして斜里町の方に戻る。
ちょっと曇っているけど、綺麗な斜里岳が見えた。
さらに車を飛ばして阿寒湖に向かう。