昨日の天気予報では今日は雨だった。
自転車を借りて市内を回ろうと思っていたのだが、雨が降るんじゃ何もできないと思って目覚ましもかけずにゆっくり眠ろうと思った。
ところが6時過ぎにカーテンの隙間から明るい日差しが差し込んでいたので、外を見ると晴れていた!
昨日の太魯閣ツアーの時に晴れていたらよかったのにと思いながら、バスで太魯閣に行く方法をググってみた。
すると駅前から1133A路線で行けることがわかった。➡ 台湾好行
これはもう一度行くしかないねってことで、急いでシャワーを浴びて出かける用意をした。
チケット購入
チケット売り場は花蓮駅東側出口を出て左手のオレンジ色の派手な建物だ。
行ったのが7時15分頃だったが、あと少し早く行っていたら始発の7時のバスに間に合っていたよ (´ω`)
次の8時半のバスまで時間があるので、近くのセブンイレブンで皮蛋瘦肉粥(55元)を食べる。
一日乗り放題チケットは250元、当日中なら任意のバス停で下車、乗車が可能。
昨日のKKdayの一日ツアーが600元だったので半額以下だ。
二日間乗り放題チケットは400元。
悠遊カードで払う場合、花蓮駅から天祥まで131元かかる。
往きは布洛灣に寄るが、長春祠には寄らず、帰りはその反対。
建物を出て右手の一番乗り場から乗車する。
私は早く行って一番先頭で待っていたが、日曜日だったせいか長い行列ができていて、立って乗る人もいた。
早起的鸟儿有虫吃、早起的我有位坐!
立って乗ったりしたら景色が見れないので、早めにチケットを買って並ぼう。
緑水歩道からの眺めは絶景!
昨日ツアーで行った場所以外で気になったのが、天祥で見えた寺院と、緑水歩道。
天祥まで行ってその後で緑水歩道に戻るか、先に緑水歩道で下りて天祥に行くか迷ったが、帰りに確実に座って帰れるよう先に緑水で下りることにした。
乗客は燕子口や砂卡礑で下りて半分ほどに減っていたが、緑水で下りたのは私一人だけだった (゚д゚)!
歩道の入口が分からないから誰かに付いていこうと思ってたのに。
展示館の地階に売店が合って、売店のおばさんに歩道の入口を尋ねたらわざわざ上まで上がってきて道を教えてくれた。
歩道の入口は展示館の対面にある緑水地質景観展示館の脇にあった。
最初はこんな木立の中を歩いていくので、全然峡谷っぽくなくて、だから昨日のツアーでは来なかったんだなと思う。
あんまり大したことのない吊り橋があったりする。
洞窟の中を通るのだが、この洞窟の中が本当に真っ暗!
スマホのライトを点けて歩いた。
洞窟を抜けると切り立った崖伝いの道に変わる。
崖からの景色がとても素晴らしかった!
写真中央がバスを降りたところにある緑水展示館で、その右に写真に撮った紅葉した樹が見える。
やっぱ、天気がいい日だと誰が撮っても綺麗な写真が撮れる。
さらに先に進むと、石碑があった。
日本統治時代に橋の建築中に地震による落石で亡くなった2名の日本人警官等、4名の日本人の慰霊碑らしい。
さらに先に進むと広い道になって、この道を下りていくと合流露営地に出る。
私はもう一度、さきほどの景色を見たかったのでここで元来た道を戻ったが、今から思うと同じ道を戻るより岳王亭の方まで行った方がよかったなと少し後悔している。
再び先ほどの道を戻る。
ここまで全く誰にも出会わなかったが、帰りは団体ツアーの中国人が上がってきていた。
302路線バスでも太魯閣巡りができる
バス停に行くと、次のバスは11時13分に来ることになっている。
と、もう一つ302路線のバス停の標識もあることに気付いた。
調べてみると、新城駅から天祥までの路線バスで、太魯閣に入ってからの停車駅は1133A路線とほぼ同じ ➡太魯閣客運
最低23元からで、新城駅から天祥までは69元。
また一日乗り放題チケットは150元!
花蓮から新城までは鈍行で24元なので、新城まで電車で行って、302路線バスの周遊券を買えば198元と1133A路線よりも安くすることも可能。
ただし、私の経験上、周遊券を買わず悠遊カードを使って、302路線か1133A路線の早く来た方に乗ることを勧める。
というのも、どちらのバスも1時間に1本程度しかない上に、定刻通りに来ないからだ。
緑水でも、11時13分の1133A路線の方が先に来るはずなのに、302路線が先にやってきた。
時間を無駄にしたくないので悠遊カードで23元を払って302路線に乗った。
車内はガラガラだったので、1133A路線よりマイナーな302路線の方がいいかもしれない。
天祥観光
祥徳寺
昨日、ツアーで横を通った祥徳寺に行く。
昔、海外旅行に行ったときの外国のコインが残っていて、ヤフオクに出しても売れないし、捨てることもできないで困っていた。
そこで、お寺に行ったときに、お賽銭にすることにした (-ω-)/
たぶん、この像のことだと思うが、世界最高36尺地蔵菩薩だそう。
お寺から天祥の街並みが見下ろせる。
左手の山の中腹に何か階段が見えるので行ってみることにした。
文天祥公園
山の中腹は文天祥公園という公園になっていた。
正氣歌は南宋末期の宰相文天祥の詩で、元の獄中に囚われている時に書いたそうだ。
地名の天祥はこの文天祥の人名に由来する。
さきほど行った祥徳寺が見える。
バスの出発時間まで時間があったのでカレーチャーハン(70元)を食べた。
なお、セブンイレブンの2階が展示館になっていて、机もあるので、セブンイレブンでお弁当を買って2階で食べたら安上がりだ。
帰りは12時50分発の1133A路線バスに乗って帰った。
ツアーとの比較
バスで行く長所は自分の好きなだけ観光ができること。
緑水歩道からの眺めはとてもよかったし、天祥をゆっくり見て回れたのもよかった。
短所は、バスが一時間に一本程度しかなくて、しかも定刻通りに来ないのは、かなり時間のロスになる。
往路は布洛灣に回り道をするし、往復とも七星潭に寄るのも時間のロスだ。
上にも書いたが、敢えてバスで行くなら、周遊券を買わず、悠遊カードで1133A路線と320路線の先に来た方に乗る方が効率がいいんじゃないかと思う。
一方、KKdayのツアーは見どころをちゃんと押さえていて、よくできたツアーだと思った。
平坦で年寄りや子供でも歩ける砂卡礑歩道や燕子口歩道を選んでいる。
効率よく回れるし、各スポットでは30分から1時間程度の自由時間がある。
色んな説明が聞けるのも団体ツアーのいいところだ。
下の写真は大きな落石があったところで、専門家が現在の道路を使用し続けることは危険といったので、現在は新しい橋とトンネルと作って最終検査をしているところだ、ということも運転手の説明を聞いて知った。
そういった意味では、一日目にツアーに参加して、二日目にフリーで行ったのはとてもよかったと思う。