2018年にKKdayのバスツアーで来たとき、時間がなくて、終点の三間屋まであと少しのところで折り返したのが心残りになっていた。
それと、岩の表面に根を張ってへばりつくように生えていた小さな木があって、まだ残ってるか確かめたかった。
ところどころ岩を穿って道が造られている。
砂卡礑大橋の上から階段を下りてきた。
砂卡礑歩道は太魯閣峡谷の下流の方にあるが、下流の方の山は緑が多い気がする。
太魯閣峡谷の水というと灰色に濁った水を思い浮かべるが、砂卡礑歩道の水はきれいな青色だ。
ただ、今回は本流のほうの水も濁ってなくて青色だった。
オニワタリが群生している。
五間屋に到着。
5つの店があるから五間屋というのだろうか?
朝食を食べてなかったので、フランクフルトが食べたかったが、飲みもの主体だった。
五間屋で折り返す人が多いので、五間屋を過ぎると一気に人が少なくなる。
何を運んでいる菅だろうか?
また岩を穿った道が続く。
花壇みたいな場所があった。
道の両脇はところどころロープが張られてあって「原住民の私有地につき立入禁止」と書かれている。
水辺まで下りてみる。
目指す岩があった。
手前に木が生い茂って見えにくいが、岩の上にひょろっとした木が生えてる。
これが5年前に撮った写真。
台風なんかで倒されてしまうんじゃないかと思ったけどまだ健気に頑張ってた。
住居かなにかの跡。
小さな橋を渡ると終点までもう少し。
三間屋の終点に到着!
昔、ここに太魯閣族の家屋が3軒立っていたので「三間屋」というらしい。
太魯閣族は「柏拉燿」と読んでて「姑婆芋(クワズイモ)」の意味である。
クワズイモの名は「食わず芋」で、見た目はサトイモに似ているが、食べられないのでそう呼ばれている。シュウ酸カルシウムは皮膚の粘膜に対して刺激があり、食べるのはもちろん、切り口から出る汁にも手で触れないようにした方がいい。
中国では、腹痛や赤痢、ヘルニア、外的には膿瘍、ヘビ毒や虫刺症の治療薬として、ベトナムでは、風邪の治療薬としても利用される。(Wikipedia)
食べられないけど、葉っぱを利用してモノを包んだり、雨傘代わりにしたり、屋根を葺くのに使っていた。
また猪が根や実を食べるので、出没する場所の手掛かりとした。
写真を見ると、実は「マムシグサ」みたい。
まだ道が続いてるけど、ここで折り返すようにと書かれている。
少し先に進んでみると、「大禮部落」と「大同部落」に続くと書いてある。
但し、道は険しく滑りやすく、落石と野生動物に注意とのこと。
左手は私有地になってて、こんな場所まで原付が停めてあった。
鶏がいて、私が近付くと「コケコッコー」とけたたましく鳴いた。
確かに道は細くなって、こりゃ🐍やら変な🐛が出そう。
ここで大人しく折り返す。
ダムっぽいものがある。
カフェっぽいけど営業してない。
砂卡礑大橋に戻ってきた。
橋から歩道に下りる階段の入口。
橋のたもとに駐車場がある。
私の相棒の原チャリ。
終点までけっこう遠くて往復2時間弱ぐらいかかった。
終点は何もないので、時間がなければ五間屋で折り返すのがいい。
台湾 太魯閣 砂卡礑歩道 / ちゃんらーさんの活動データ | YAMAP / ヤマップ