香港ドルに対して中国元が急落している。
2020年5月に1元=1.08香港ドルをつけたあと、ずっと元高傾向が続いていたが、4月中旬以降、急角度で元安になっている。
香港ドルは米ドルペッグ制をとっていて、米ドルと連動しているので、米ドルに対しても中国元が急落している。
上海封鎖などコロナの流行で中国経済が下押ししそうな一方で、アメリカは利上げをしようとしているせいかな。
昔、香港株をやっていたのでまだそこそこの香港ドルを持っている(約700万香港ドル)。
記録が正しければ、平均取得レートは13.92円(5/4現在16.58円)
外貨の大半を米ドルで持っているので、これ以上米ドルを増やすのではなく、元安が進んだら香港ドルを中国元に換えようと思う。
卵は一つの籠に盛るな
中国元に交換したら、簡単に日本円に戻せなくなってしまうけど、低金利の香港ドルで預けておくより利率がいいし。
アメリカがロシアをSWIFTから締め出す金融制裁をやったのを見て、中国は新興国などと中国元による決済をいっそう進めるだろう。
ドルの基軸通貨としての地位は揺らがなくても、中国元の国際化は拡大すると思う。
私がシンセンや香港に行きだした頃って、中国元より香港ドルの方が高かった。
100香港ドルが110中国元ぐらいの価値で今と逆だった。
週末にシンセンに遊びに来た香港人は香港ドルで支払をしていた。
香港ドルのほうが高かったのって2005年ぐらいまでだったんだな。
先週、オフラインの中国語の授業で、北京出身の先生が知人が北京市内の100㎡のマンションを900万元(今のレートで約1億8000万円)で売却したと話していた。
その後、オンラインの先生から、弟が楽山市まで車で1時間の郷鎮(ごうちん)で18階建ての13階、100㎡の部屋を内装込みで30万元足らず(約600万円)で購入した話を聞いた。
北京市の30分の1という価格差もすごいが、たった600万円(装飾込)で100㎡のマンションに住めるなんて!
今、中国に預けてある人民元だけで私もマンションが買えるな。
先生に600万円あげるかわりに、マンションを買ってもらって住まわせてもらおうか。