おまけの会社員生活

おまけの会社員生活《ハケンの品格》

五十而知天命、毎日定時退社&有給フル消化の正社員から週休5日、日給5.5万円、在宅勤務のハケン社員になりました

iDeCoの退職所得控除額シミュレーション

ある方のブログでiDeCoの退職所得控除について書かれていたので、私の退職所得控除がいくら使えるのか、iDeCoは60歳になるまで拠出予定としてシミュレーションしてみた。

<前提条件>

  • 1990年4月 入社
  • 2017年1月 確定拠出年金iDeCo)加入
  • 2020年5月 退職一時金受取
  • 2027年10月 iDeCo一時金受取(予定)

iDeCoの一金受取は退職所得になるが、私は退職時に会社からも退職一時金を受け取っている。

複数回退職金を受け取るときは、退職所得控除額に影響するのでややこしい。

ポイントは、加入期間が重複しているか否かと、前回受け取った退職一時金が退職所得控除を超えていたか否か。

私の場合、退職一時金の半額を企業年金に回したので退職所得控除を使い切ってない。

  退職所得控除(1570万円)>退職一時金(1052万円)

この場合、会社の退職一時金の期間は実勤続年数じゃなく、みなし勤続年数を用いる。

(1052万円-800万円)÷70万円+20年=23.6年⇒23年(1年未満切捨)

つまり、実勤続年数の30年1ヶ月ではなく、23年間を勤続年数とみなす。

2020年5月退職だけど、1990年+23年=2013年退職とみなすので、iDeCo(2017年~)との重複期間はなくなる。

したがって、iDeCoは単純に加入年数(11年)×40万円=440万円が退職所得控除として利用可能なはず。

現時点のiDeCo残高は約460万円、60歳まで拠出するともっと増えるので、退職所得控除を余裕でオーバーしてしまい、税金を納めないといけない。

退職所得控除を増やしたければ60歳じゃなく65歳まで拠出、受取に延長して、退職所得控除を200万円(5年×40万円)増やす手もあるが長生きする自信がないな。

退職所得控除は改悪される可能性高いし。

なお、現在はバイトの所得があるので最大限度額の67,000円*1をかけているが、バイトを辞めたら最低額の5,000円に減額する。

拠出金を所得控除できる収入がなくなったら最低額に減額しないと、受取時に税金だけ余分に払うことになるからである。

 

zhizuchangle.hatenablog.com

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*1:国民年金付加保険料をかけているので68,000円ではなく、67,000円が限度額になる