私は車と原チャリの免許を持ってる。
車の免許を取ったら原チャリは付いてくるのかな?
私は坂の多い大学に通ってたので、1回生の秋に先に原チャリの免許を取って、後から夏休みに車の免許を取った。
台湾で車や原チャリを運転するには、国際免許証じゃなく、JAFが発行した免許証の中国語翻訳文が必要らしい。
留学したときに原チャリが運転できたら便利だと思って翻訳文を取得したが、その前に、花蓮で太魯閣峡谷に行くのに借りたいと思ってた。
これまでも、台湾では2回原チャリを借りたことがある。
1回目は1990年3月に台湾最南端の墾丁、2回目は1998年8月に花蓮、どちらも日本の免許証だけで借りられた。
20年以上昔の話なので、いまでも免許証だけで借りれるのか?
先月、タイのアユタヤでパスポートだけでOkって言われたけど、台湾の田舎もまだまだ緩いのか。
朝はほとんどどこの店も9時開店。
行く前からちょっと気になってのは、台湾の原チャリって大きくね?ってこと。
ホテルに近いレンタルバイクの店に行って、免許証と翻訳文を見せて、「原チャリ借りたいけど、この免許(50ccので)借りれるのってある?」と聞いたら「50ccの原付はない」と言われた。
二軒目では、日本の免許証と翻訳文じゃ車しか貸してないと言われた。
駅前まで行くとレンタルバイクの店がいっぱいあるので、その中の一軒に入って尋ねると、「いまどき50ccの原チャリなんて台湾にはもうない」と言われた😱
日本の原チャリは50cc(軽型というらしい)だけど、台湾の主流は100cc以上(重型)で軽型はあるとしたらもう古董(骨とう品)らしい・・・。
どうしようかなーと思って店を出ると、隣の店主が声をかけてきた。
免許と翻訳文を見せると、ちょっと高くていいなら貸すよとのこと。
コンプラ意識が高めなのは仕事中のことであって、プライベートでは低いので迷わず同意する🤭
アユタヤで借りなかったのは、タイだと捕まったときに賄賂をぼったくられる気がしたからである。
閉店の夜8時まで、一日500元。
あとで調べたら近所の別の店は事前ネット予約で1日300元とあったので、そんなにぼられてないと思う。
知らぬが仏ということもあるのでそれ以上は調べない🐽
ぼられてても、まる1日借りて、日本円で2,000円強なんて格安じゃん!
パスポートを預けて、申込書に記入していざ発進!
ガソリン満タン返しは不要。
借りた原チャリはほとんどガソリンが入ってなくて、近くのガソリンスタンドで入れる必要があった。
ガソリンの種類は「95」を指定するように言われた。
満タンにしても90元(約400円)。
太魯閣に往復しても全然減ってなくて満タン入れる必要なかった。
私の次に借りた人はラッキー!
慣れてなくて、最初、右折したとき、1車線道路の左側に寄ってしまった 💧
また、太魯閣で最初のトンネルに入った時、原チャリ専用車線がないから、後ろから車が来ないかとめっちゃ怖かった。
借りるときに「赤線」のところに駐停車するなって言われた。
赤線は駐禁エリアらしい。
すっかり忘れてて、天祥でパーキングエリアに停めず、横着して祥徳寺の橋の前の赤線のところに停めてしまって、観光してる最中に思い出した💦
やっぱ原チャリあるとどこでも行けて便利だわ。
太魯閣峡谷に入るまでは、車道の横に二輪車専用の車線があった。
往きは安全運転で時速40キロで運転してたけど、帰りはガンガンスピード出した。
石垣島でコケて頭を打ったのに懲りてない💧
ということで、日本の50ccの原付免許で台湾の原付が借りれるかというと、田舎へ行けばまだ可能っぽい。
翻訳文がなくても行けそうな気もする。
免許証と翻訳文を見せるときに、「50cc限定なんだけど」と馬鹿正直に自分から話しちゃうのがダメなんだと思う。
今度借りるときは、50ccの件には触れず、自信を持って「ほら、免許あるよ、翻訳文もあるよ、だから原チャリ貸して」って言ってみよう。
コンプラ重視の大手じゃなくて個人でやってるところが狙い目か。