おまけの会社員生活

おまけの会社員生活《ハケンの品格》

五十而知天命、毎日定時退社&有給フル消化の正社員から週休5日、日給5.5万円、在宅勤務のハケン社員になりました

彰化日帰り旅行(彰化扇形庫・八卦山・南天宮)

授業中、KTVの話から志恩(オランダ人)が周傑倫(ジェイチョウ)の「等你下課」を歌った。

教室のスクリーンにYouTubeのカラオケを流しながらマイクで歌っていると、秀媛(ポーランド人)がスマホのライトを点けて振り出したので、他の生徒も見習って、さながらコンサートみたいになった😄

昼から彰化に観光にいく。

二回目の「豊登逢甲台南米糕」。

米糕(50元)と豬肝湯(40元)。

もち米がおいしい。

彰化扇形庫

悠遊カードで新自強号に乗ってペナルティーで1.5倍の料金を払って彰化に到着😓

日差しがつよいので日傘をさして歩く。

彰化扇形庫は金曜日は13時開園。

入口でノートに名前と電話番号を記帳して入る。

1922年(大正11年)に建てられ、転車台を中心に12本の車庫線が放射状に配置され、それに半円形弧状の車庫がある[1]。台湾の日本統治時代の産業遺産の一つである。
元々台湾には彰化と台北・新竹・高雄港・嘉義の5箇所に扇形庫があったが、彰化を除く他の4箇所は1994年までに解体された。本施設も1995年に台鉄が中部電聯車維修基地を建設する為に撤去する方針を示したが、地元民や鉄道ファン達が保存運動を行った結果、本施設を残す事となり電聯車維修基地は彰化駅南側に移る事になった。
彰化扇形庫は台湾で唯一の保存された扇形庫であり、彰化県の県定古蹟であり、現在も車庫として現役で使用されている。(Wikipedia

戸羽機関車園区(彰化) - Insta360

金曜日だけど意外と日本人観光客が多くて日本語が聞こえてきた。

鉄オタはこういうの好きなんだろう。

私は時間つぶしに来てるだけである😙

「R157」、「R115」、「R22」。

鉄オタじゃないので、どれも同じに見える。

「CK124」と「DT668」。

蒸気機関車ということぐらいはわかる。

「R156」と「E329」。

現役の転車台。

みんなどこが面白いのかじっくり見て回ってるけど、私には面白さがわからないので、写真を撮り終わったらさっさと次の目的地に行く。

彰化孔子廟

八卦山に行く途中にあったので立ち寄る。

1726年創建で、主殿「大成殿」の彫刻が美しいことで有名。

櫺星門。

二番目の戟門。

大成殿と東西兩廡。

蒋経国前総統の言葉「道貫古今」、清朝乾隆帝の言葉「與天地参」が掛けられた孔子の像と孔子やその弟子たちの位牌が奉られているとあるが、孔子の像はどこ?

後殿崇聖祠。

八卦山大仏寺

山道を登っていく。

「銀橋飛瀑」とあるが、水は流れてない。

彰化出身の作家、詩人、医師の賴和の詩が書かれた「賴和詩牆」。

もちろん知らないけど。

円形の展望台があって彰化市街が眺められる。

夜に来たら夜景が綺麗だろうな。

八卦山大仏風景区(彰化) - Insta360

展望台の後ろに彰化大仏。

二頭の獅子がいるが左右対称。

日本だと、向かって右側に配置され口を開けたものが「獅子」、向かって左に配置され口を閉じたものが「狛犬」とされると初めて知った。

彰化大仏は高さ21.6mで中に入れる。

日陰でちょっと映りが悪いけど、ちょっとユニークな表情の動物の像が周りを囲んでいる。

大仏の中(1階)。

二階から仏陀の一生が描かれている。

これは仏陀が生まれたところ。

3階は仏陀が魔女に誘惑されるところ。

4階は信徒を集めて説法してるところ。

5階は上がれないようになってた。

市街地の方角は全然見えない。

大仏の目から外がのぞけるようになってたらいいのに。

大仏の後ろに寺院がある。

1階は孔子を祭ってる。

左側には、孟子と曾參(曾子)。

孟子は聞いたことがあるけど、曾子孔子の主要な弟子のひとりらしい。

顔回と子思(孔子の孫)。

二階は関羽を祭ってる。

青龍刀が置いてあって、重さ106台斤。

1台斤は約600gなので約64kg。

64kgだったら持ち上げられそうだが、全然無理だった。

もち上げられたら願いが叶うらしいけど、願いはそんな簡単には叶わないのである。

3階はお釈迦様(たぶん)。

髪の毛は青色だし、表情や造りもおもちゃっぽくてあんま有難味が感じられない。

背後に2つの塔が立ってる。

塔の向こうには高速道路がみえた。

遊歩道じゃなく、広い道をあがってきてたら、ちゃんと門がある。

お寺までの階段の両脇にはいろんな像が置かれてる。

南天宮十八層地獄

八卦山からわき道を降りると「南天宮」がある。

ここは地獄寺で2階から4階まで地獄めぐりができる(50元)。

いちおう電動(しょぼいけど)。

全体的に相当しょぼいけど、一ヶ所だけびっくりして思わず声を上げてしまった箇所があった。

第二殿楚江王厲の活大地獄は詐欺や強盗を裁く。

※台湾のWikipediaで十殿閻羅を見て書いたので食い違ってる可能性あり。

第三殿宋帝王余の黑繩大地獄は年長者を敬わなかったり、義理を欠いたら裁かれる。

第四殿五官王呂の合大地獄は税金を納めなかった人や戒律を破った僧が裁かれる。

第五殿閻羅天子(森羅王)包の叫喚大地獄。

裁いているのは北宋合肥の包公。

第六殿卞城王畢の大叫喚大地獄。

神仏を敬わないとここに落ちるらしいが、仏教徒じゃないから大丈夫😙

第七殿泰山王董の焦熱大地獄。

第八殿都市王黃の大焦熱大地獄は親孝行じゃない人が裁かれる。

第九殿平等王陸の阿鼻大地獄は殺人、放火、姦淫を犯した人を裁く。

第十殿轉輪王薛。

孟婆は転生前の人にスープを飲ませて、前世での記憶を消し去る。

輪廻転生してまた一生を送るのも一種の地獄だな・・・。

ダライラマは前世の記憶の一部を残してて、それを元に生まれ変わりを探し当てるそうだから、飲むふりをしてこっそり捨ててるってことか。

イカサマにきまってるけど😎

祭られている神様も不気味。

4階はガラクタ人形大集合。

3階にも西遊記関連の展示があった。

唐の太宗李世民が地獄に落ちるけど、地獄の沙汰も金次第で生き返る話。

これも何かのエピソードと思われる。

「梁祝」の祝英台が梁山伯の墓に飲み込まれるシーン。

墓が割れるけど、蝶々は出てこなかった。

猪八戒が美女に誘惑されるシーン。

ところで、「道教廟の世界」という台湾各地の廟について書かれたサイトがあった。

これだけ博識なら、いろんな廟や神様の違いがわかって楽しいだろうな。

miao.xuan-tong.com

彰化駅に向かう途中にあった「節孝祠」。

日本風の「武徳殿」があって、中を覗くと剣道で使われているみたい。

隣には「三時之聚」というレストラン。

彰化県立美術館。

台中に帰って阿知焢肉に行く。

となりの「Tea-Top」の招牌高山青(35元)安い!