おまけの会社員生活

おまけの会社員生活《ハケンの品格》

五十而知天命、毎日定時退社&有給フル消化の正社員から週休5日、日給5.5万円、在宅勤務のハケン社員になりました

媽祖廟の総本山、北港朝天宮

今までだらだら過ごしてきたのに、留学の残り日数が少なくなってきたら、どこかにでかけないともったいないような気がしてきた😅

土曜日に台北故宮博物館に行って歩き疲れてたけど、日曜日は雲林県北港の朝天宮に行くことにした。

紅秋谷(朝馬)に台中客運のバス停があって、北港往きのバス(9015番)が出ている。

終点が北港で、途中、虎尾などによる。

バスの便数は1時間に1本程度。

窓口で番号が書かれた乗車引換券をもらう。

バスが来たら番号が呼ばれる。

台中駅9時35分発のバスに乗れた。

虎尾の「雲林布袋戯館」。

終点の北港まで2時間ちょっとかかった。

「阿豊油飯面線糊」という麵綫の店に行く。

麵綫糊加蛋(30元)と瘦肉湯(30元)を食べる。

麵綫は他の店みたいに茶色じゃない。

バスターミナルから10分ぐらい歩いて北港朝天宮に到着。

廟はロータリーのど真ん中にある。

1694年に創建された北港の朝天宮は、290年余りの長い歳月を経ています。古くは「天妃廟」、「天后宮」と呼ばれていました。大陸湄洲にある媽祖を奉る廟、朝天閣の勘請を記念して建てられ、のちに朝天宮と改称されました。霊験あらたかな廟で、全国三百余りにわたる媽祖廟の総本山です。建物の外観は広壮華麗です。廟には天土聖母をはじめ、観音菩薩千里眼将軍、順風耳将軍などの神像が奉られています。欄干の柱頭部につけられた四海龍王の石刻など、廟内の梁や木刻はいずれも名匠の手によって造られたものです。神像ひとつひとつの姿は異なり、気勢は雄健そのものです。米字型の枡組構造からなる天井板など、小さいものでは窓飾りに施されている人物の表情やしぐさの彫刻から、大きいものに至っては気勢壮大な盤騰龍の柱まで、その緻密な細工には目を見張るものがあります。これはまさに宗教と芸術を結合させた古典作品と言えるでしょう。

北港朝天宮 > 観光スポット > 交通部観光署

爆竹が鳴らされて廟の前を千里眼と順風耳の像が通り過ぎて行った。

腰のあたりに人の顔がのぞいてる。

これもご神体かなにか?

境内に入ってみる。

国定古蹟-北港朝天宮 - Insta360

門にも千里眼と順風耳の像が立っている。

お参りの順番が書かれている。

いったん一回りして様子を眺めてから、お賽銭をして線香をとって、他の人を真似て参拝する。

番号が書かれた順番に回って、それぞれの場所に線香を立てる(というより熱くて投げ入れる)香炉がある。

一番目は媽祖正殿。

媽祖の両横には、ここにも千里眼と順風耳。

二番目は媽祖正殿の奥の観音佛祖殿。

三番目は右に出て三宮殿。

四番目は、聖父母殿。

一番奥にある光明殿。

五番目は左手に回って文昌殿。

六番目は福徳正神殿。

参拝者は手前の黄金の帽子みたいなのを撫でていた。

「金元寶」といってお金持ちになれるとか。

最後に媽祖正殿を横切って右側の註生娘娘殿。

廟の前ではひっきりなしに音楽が鳴り響いて、獅子舞をやってたり。

ものすごい爆竹が鳴らされたり。

神輿が担がれたり。

ようやく祭りが静まったので神輿の写真を撮った。

北港朝天宮から南に参道が続いていて、突き当りは北港観光大橋。

鳳凰が舞い上がるさまをイメージした赤いアーチ型の歩行者専用橋。

参道の両横にはいっぱい店が並んでいる。

鴨肉が名物らしい。

また新港飴という飴も売られてて、素朴で美味しそうだったので買おうかと思ったが、サンプルを一個食べたらイマイチだったのでやめた。

また北港朝天宮のほうから行列がやってきた。

今度は龍舞。

長身の像が出てきた。

北港朝天宮の裏手にビジターセンターがあって、そばに日本家屋があった。

1908年(明治41年)に設置された「北港地政事務所(登記所)旧宿舎」を復元したものらしい。

北港にはもう一ヶ所、「北港武徳宮」という有名な廟がある。

武財神廟とも呼ばれ、台湾では最も規模の大きい五路財神廟で、武財神の趙公明を祭っている。

ただ、北港朝天宮から徒歩片道30分弱 😩

真夏じゃないだけましか。

巨大な門。

門の奥にも巨大な廟が聳えてる。

北港武徳宮 - Insta360

灯篭をモチーフにした通天庫金炉は世界最大の金炉と言われている。

誰も観客のいない人形劇をここでもやっていた。

人間に見せているんじゃなくて神様に見せてるのか。

しかも人形劇が3つも出ていた。

ここでも線香をとって、今度は順番は適当に回る。

招き猫?

一番奥にある廟。

巨大な空間が広がっている。

再び歩いてバスが到着した場所の近くにある「台西客運北港站」に行く。

ここでも乗車引換券をもらう。

16時のバスに乗れることになった。

あとから来た人は16時40分のバスと言われていたが、バスに乗り込むと空席がいっぱいのまま出発した。

どうして空席があるのに16時40分に回されたのかと思ったら、途中の虎尾などでいっぱい乗り込んできて満席になった。

帰りも2時間かかって6時過ぎに台中に帰った。